カテゴリー: なわとびコラム

  • ゆるい繋がりの独学が広がって欲しいからこそ、あえてリスクと弱点について考えておきました

    ゆるい繋がりの独学が広がって欲しいからこそ、あえてリスクと弱点について考えておきました

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    最近ではパフォーマンスをする時間と同じかそれ以上の時間を、なわとび指導の方に割いています。次世代の選手たちに競技を教えるのは、本当に楽しいですからね。

    とくに最近ではInstagramでも全国的に独学でなわとびを練習する子ども達が増えていて、時代の変化を感じています。

    オンライン上でつながる縄跳び仲間

    昔では考えられないことですが、今はSNSだけで縄跳び仲間とつながることが出来る時代です。

    とくに縄跳びはInstagramでの交流が活発で、自分の知っているだけでも何人もの上手な選手がInstagram上でやり取りをしながら切磋琢磨しています。

    コレといってコメントしたりはしないのですが、一人の縄跳び好きとして子ども達同士のやり取りや練習風景の動画などを楽しく見させてもらっています。

    本当に上手な子が多いんですよ。

    ただ子どもゆえの部分もあり、少しだけ周囲の大人が気をつけておいたほうがいいなぁという部分もあります。

    ネットリテラシーを学ぶ必要がある

    小学生や中学生でも自分のスマホからSNSに投稿できる時代です。この、自分スマホというのはちょっと怖いなぁと。

    スマホやSNSに関しては、大人よりも使い方や操作に慣れている小中学生は多いです。でもいわゆるネットリテラシーという観点からは、危うさを感じるアカウントがあるのも事実。

    個人情報を漏洩してしまったり、ネット上での正しい防衛方法を知らずにアカウントを乗っ取られてしまったり。はたまた肖像権や著作権、その他社会通念上NGな行為やコメントを載せてしまったり…

    心配をしたらキリがないのですが、ここ1年以内でこうしたトラブルになっているケースを縄跳び関係者のアカウントだけでも数件見てきました。

    上手に使えば便利な道具ですが、上手に使わないと間違った不利益を被る凶器になることもあると、周囲の大人がちょこっとだけ気を回してあげてもいいかなと感じています。

    誤った情報が氾濫してしまうリスク

    これはネット全般にも言えることで、確証のない情報があたかも正しいかのように流通してしまいます。

    よく見かけるのは、技のレベルについての情報。上手な選手ほどハイレベルな技を練習して動画公開していますが、実はレベル判定が微妙だったり間違っているものもチラホラ。

    縄のまっちゃんは世界大会やAll Japanのジャッジもしているので、おや?と思う投稿も正直目に付きます。

    本人たちも確認する術がないので仕方ない部分はありますが、新しく入ってきた何も知らない選手が誤った知識に触れてしまうリスクは、以前よりも増しているのは事実かなぁと思うのです。

    独学の限界値

    誰にも教えてもらわずに練習しています!無所属!独学!というのが流行っているんですかね。自力で情報を得てきて、さらに分析、実践しているのはすごいことだと思います。

    しかも、きちんと高いレベルで技を習得して、楽しいコミュニティを形成しているので、これ以上でも以下でもない。

    ただ大会で勝ちたいとなると、すこし話が違うかなぁと。

    独学の限界値は、情報量なんです。自分一人で得られる情報量なんて案外限られていて、ライバルや詳しい人と繋がって初めて情報の量や質が高まると考えてます。

    しかも全国大会で勝ちたいとなれば、全国のライバルがしのぎを削ってるわけですから、そう簡単なものじゃないんですよ。あとよく情報って言うと文字情報に限る人がいるんですが、言語化できない雰囲気や緊迫感、圧倒的な技術を見せつけられるオーラなんかも情報ですからね。

    周囲で3重跳びが跳べる人が多ければ、なんとなく自分も跳べるようになる。同じように、ライバルと同じ空間を共有することで、言葉にできない情報交換のやりとりがされているんです。

    独学はすごいことではありますが、弱点もあるのは知っておいて損はないかと思います。

    まとめ

    ネットで情報を獲得していくのが容易になった時代だからこそ、上手に活用して便利さを思う存分享受してほしいです。Instagramがなければ、ここまで縄跳び競技が広がっていなかったと行っても過言じゃありませんからね。

    一方で、上手に「活かす」という視点は大切で注意も必要。炎上やバカッターなんて言葉が一時期流行りましたが、リテラシーは自己防衛として子どもでも大人でも関係なく知っておかないとまずい。

    発信しない側も、受け取る情報が誤っているリスクと踏まえた上で、上手に付き合っていく必要あります。

    情報戦という言葉がありますが、スポーツに必要な情報は文字情報だけじゃありません。ネットで得られる情報が増えてきたからこそ、リアルでしか得られない情報の価値が相対的に上がっているような気もしています。

  • 強豪国JAPANのコーチから見えたIJRU2023(なわとび世界大会)と、スポーツマンシップ

    強豪国JAPANのコーチから見えたIJRU2023(なわとび世界大会)と、スポーツマンシップ

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    2023年7月16日~23日で、アメリカ/コロラド州で縄跳びの世界大会が開催されました。

    今回も、ありがたいことに日本なわとびアカデミーから教え子がたくさん出場しまして、世界チャンピオンになった生徒もいます。

    縄のまっちゃんも生徒のコーチと引率、ジャッジとして参加してきましたので、大会を経て感じたことや、今後の指導の指針になりそうな世界の動向などを、備忘録としてブログで残しておこうと思います。

    [box06 title=”あわせて読みたい”]新たな世界チャンピオン誕生!/IJRU2023世界選手権大会出場と結果のご報告[/box06]

    IJRU2023/なわとびの世界大会とは?

    コロナ禍でオンライン開催や大会の延期などを経て、ようやく現地開催になったIJRU2023/なわとびの世界大会です。

    とくにジュニアの選手にとっては初の現地開催の国際大会になった人が多く、保護者も含めて初海外だった人も多かった様子。

    世界大会では、ざっくり以下の分類で競われます。

    シングルロープ※普通の縄跳び

    • 個人戦
    • 団体戦

    ダブルダッチ※2本のロープの長縄

    • 団体戦
    • ダブルダッチコンテスト

    チームショー※縄跳びなら何でもあり

    さらに、それぞれには年齢/性別でカテゴリー分けがされて、さらに種目があれこれあって…なのですが、今回はこの辺の説明は省略しますね。

    詳しく知りたい人は、こちらのページを参考にしてください。

    [box06 title=”あわせて読みたい”]なわとび競技/ジャンプロープってどんな大会?種目やルール、日本代表になる方法をざっくり解説  日本なわとびアカデミー [/box06]

    世界トップレベルのアジア健在

    2020年代に入ってからのオンライン大会でも見てきましたが、アジア各国は想像通りの強豪国ばかりでした。

    中国、韓国、香港、日本、今回は参加していなかったけどマカオ。これらの国は本当に上手な選手が多いです。

    圧倒的な多重系がアジアの強み

    アジア各国の特徴はなんといっても多重系の強さ。多重系は本当に欧米諸国からしたら、圧倒的にアジアが強かったです。そのまま1回転ずつぐらい回転数が多いレベルですね。

    日本も含め、レベル7や8といった技を跳ぶために4重跳びや5重跳びを跳びこなす選手が増えている現状。欧米諸国は残念ながらここについてこれている国はごく一部でした。

    今回で言えばベルギーやアメリカのシニア選手の一部は多重のレベル7をやっていましたが、レベル8をガツガツ跳びこなしている選手はほぼいませんでした。

    一方でアジアはジュニア選手ですら、レベル7-8をゴリゴリ跳んでいたので、そりゃもう雲泥の差になっています。

    スピードの考え方が根本的に違う

    世界大会の練習体育館でこんなシーンがありました。

    教え子たちが練習を兼ねてスピードトレーニングをしていた横で、別の欧米の国が同じようにスピードの練習をしていました。すると練習しながらふと、選手の一人が「なんで彼らはアップをしないんですか?」と訪ねてきました。

    教え子たちにはスピードのアップやトレーニングのイロハを叩き込んでいるので、どうやって準備をして練習をするかを理解しています。しかし隣で練習していた国をよく見てみると、ほぼアップ無しでいきなり30秒を跳び始め、数本跳んだ後に別の練習に入っていきました。

    もちろん何か別の意図があったかもしれませんが、スピードの練習をすることに対しての根本的な考え方が、アジアと欧米では異なっているのかも?を感じたエピソードです。

    日本は真似されている

    IJRU2023の段階では、まだアジアや日本はトップにいました。しかし、日本は諸外国から相当真似されていて、かなりの注目を浴びています。

    たとえば、前回のオンライン大会では欧米諸国のほぼ誰もやっていなかった「SEBOCL」や「EBTJCL」などの多重系の技を、上位選手は取り入れていました。

    さらにスピードのフォームの作り方や、縄の長さなど、日本やアジアを意識して取り入れているだろうなぁと思えるシーンが何度もありました。

    今でこそ世界トップレベルにいますが、ウカウカしていたら一気に他の国が追いついてくる。そんな危機感を感じます。

    スポーツマンシップと勝負偏重への危惧

    上記でも書いたように、日本を始めアジアは本当に強くなりました。IJRU2023では、表彰台をアジアで独占することもしばしばでした。

    一方で少し懸念しているのが「勝負偏重」の風潮です。

    大会なのだから、勝つか負けるかの真剣勝負なのは、まさにそのとおりです。ただ勝負にあまり気持ちが飲まれすぎてしまうのは、今後の選手達にとってマイナスだなぁと感じています。

    勝負偏重の行き着く先

    勝負にこだわりすぎると、最終的に勝つことだけに価値感を持つようになってしまいます。逆に言えば、1位以外に価値はないと…これって非常に苦しいです。

    トップレベルの選手なんて、技術レベルはほぼ僅差です。勝つか負けるかは、時の運によって変化することだってあります。なのに1位以外に価値がないになると、負けた時に心がポキっと折れてしまうんですよ。

    負けたら悔しいですし、そりゃ勝ったほうが嬉しいです。でも負けた方が学べることが多いのもまた事実です。

    スポーツマンシップの意味をいま一度

    日本ではない別の国の選手との会話の中で、こんなエピソードもありました。

    ある種目の試合が終わった後、とある国の選手に突然話しかけられました。誰もが知る有名選手だったので、びっくりして話を聞くと、

    「いま出ている結果が間違えているから、しっかりアピールした方がいい。このまま(話しかけてきた選手の)自分の国の選手が表彰されているのはアンフェアだから、ちゃんと頑張った選手を評価してあげてほしい」

    この話を聞いた時に、さらに驚きました。なにしろ自国の選手の表彰台が間違っていて、ライバルの選手が乗るべきだと教えてくれたのです。気付かなければ誰もわからない、なんなら自分にとって不利益になるようなことのはず。

    彼は国やチームを超えて、選手としてフェアに競技を戦ったことを評価して欲しいとしきりに伝えてきたんです。

    最終的には、ここには書けない事情で結果は覆らなかったのですが、本当に彼の人間的な素晴らしさとスポーツマンシップの心に感動しました。

    このエピソードは、選手だけでなく自分を含めた周囲の大人がしっかり受け止める必要があるなぁと感じています。選手たちはお互いに大変な努力をしてきているので、認め合うことがしやすい。しかし周囲で見ている大人たちは、努力を見ているからこそ報われて欲しいと強く願ってしまう。

    むしろ、シューッと視野が狭くなりがちな我々こそ、肝に銘じておくべきかもです。

    エンタメと競技の融合

    IJRU2023では、ジャッジの結果についても色んな意見がありました。ここではジャッジについて細かく議論はしませんが、とくに気になったのがプレゼンテーションの考え方です。

    アジアでも最大規模の選手数を派遣している香港が、今回の大会では軒並みプレゼンテーションでマイナスを食らってしまう現象が起こりました。

    どんなジャッジ結果になっても誰かしらが文句を言う、という名言(迷言?)も大会期間中に聞きましたが、とはいえ香港選手のマイナス具合は気の毒なレベルでした。

    ただ、色々自分なりに分析をしてみると、プレゼンテーションで高いプラスをもらっている国やチームにはある程度共通点が見えています。香港はこの観点からいけば、かなり厳しい評価を受けても仕方ないのかなと。

    高い技術で盛り上がるか、エンタメを見るか

    細かく書くと長くなるので、ざっくり言えば香港は技術で盛り上がるお国柄なんですよ。スゴ技や超絶技をやったら盛り上がる。でも世界の基準は少しズレていて、エンタメ性を見ている印象でした。

    超絶技をやっても、単なる技の羅列ではエンタメ性は低い。しかも、見た目も決して美しいものではありません。

    一方で多少難易度は落ちたとして、観客や音楽を意識した演技は評価が高い。この点で日本のプレゼンテーション評価が高かったことも合点がいきます。

    まとめと今後の予想

    久しぶりの現地開催の世界大会は、学ぶことが本当に多い時間でした。ここに書き切れないぐらいのエピソードや刺激、不条理なことまで、たくさんの経験をしてきました。

    やはり、世界大会はできるだけ多くの人に経験してほしいですね。あの場所は勝負事だけでない特別な空間です。同世代の選手同士の国際交流、英語でのコミュニケーション、異文化とのカルチャーショック。

    今回の記事はこのぐらいにしておきますが、機会を見てまた備忘録を出していこうと思います。

     

  • なわとびは「競技普及」で旗を振っていきたい話

    なわとびは「競技普及」で旗を振っていきたい話

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    2020年に国内のなわとび組織が統一されて、日本ジャンプロープ連合が発足してから、単縄とダブルダッチの距離が一気に近くなりました。

    さらに組織が統一される以前から、あちこちで聞かれていたのが普及に関する言葉です。

    • なわとび初心者も楽しめるイベントを
    • 競技じゃない縄跳びの楽しさを広げたい
    • フュージョンの単縄を発掘、普及したい

     

    大前提としてどれも自分は反対じゃありません。なわとびの楽しさを広げていきたい気持ちは同じです。でもずっと違和感があったことの答えらしきモノに、この前気づいてしまいました。

    [toc]

    競技普及の視点

    縄のまっちゃんが続けてきたことを一言で表すならば「競技普及」です。

    過去の日本ロープスキッピング連盟時代からやっていた「Rope Skipping」を広めて、競技の楽しさを伝えていきたい。競技参加選手を増やして、競技を盛り上げていきたい。

    でも意外と、耳に入る意見や言葉には競技を普及したい!というのが少ないんです。

    競技選手は放っておいても増えるのか?

    まぁ、、、増えないでしょうね笑

    当たり前ですが、まだまだ縄跳び競技(ジャンプロープ)はマイナーな競技ですし、そもそも競技として世間に認知されていません。

    ネット社会で情報を仕入れてきた人でも、自力で学んでAll Japanまで出場できる人は本当に一握りだと思います。

    だって、フリースタイル(自由演技)を作るのって難しいですから。

    そもそも技の練習方法もわからない。演技の作り方もわからない。しかもルールは知らない人には難解ときたら、もう自力でやりきるのって至難の業です。

    興味がある人を見つけて、ノウハウを教えて、自走できるまで育てていく。このプロセスがなければ確実に競技人口は減っていく一方です。

    競技者を増やすために考えたこと

    競技選手を増やすのに一番の近道は「憧れのヒーロー」「活躍の場」「仲間」この3つが必要だと考えてます。

    これは名古屋をなわとびの町にする!計画で考えた作戦でもあります。

    たとえば名古屋には、既にヒーローになった日比創選手がいます。名古屋周辺の選手は、ほぼ全員が彼の背中を追いかけて競技にのめり込んだと言っても過言ではないでしょう。

    他にも全国には憧れの対象となったトップ選手が数名います。こうしたヒーローの存在こそが、次世代のキッカケになるんです。

    さらに競技を始めた人が活躍できる場=大会も必須です。自身の力を発揮できる場がなければ、モチベーションが上がりませんからね。勝負をつけるのが避けられる風潮も一部ではありますが、勝ち負けほど選手たちのモチベーションを揺さぶるものはないと思っています。

    そして共に戦うライバルの存在。同世代で切磋琢磨できる仲間がいてこそ、お互いに高めあうことができます。

    競技でない縄跳びも否定はしない

    何度も言いますが、パフォーマンスやフュージョンの縄跳びを否定する気持ちは、さらさらありません。だって自分、縄跳びパフォーマーですから!笑

    否定するわけじゃありませんが、今の縄のまっちゃんがやりたいことの優先順位としては低いなぁというのが本音です。

    競技の普及に、いまは一番のモチベーションがあるんです。

    違和感の正体

    きっと違和感の正体はこれだったんです。競技じゃない縄跳びも普及したい!は、自分のる優先順位とはちと違うんです。

    否定はしないけど、縄のまっちゃん的に旗を振って引っ張るほどのモチベーションが沸かなかった。

    初心者や入門者という点でも、競技に興味のあるという前提で話をしてしまっていたので、どこか食い違うというか、チグハグというか。

    そもそもの立っている視点や見据えているモノが違ったんです。

    これからも競技普及の旗を振っていく

    縄のまっちゃんを育ててくれたのは、紛れもなく縄跳び競技でした。この競技に恩返しがしたい。何より自身が競技に専念できた時代に、頑張ってくださった先輩たちのバトンを引き継ぎたいんですよね。

    2003年当時、まだ全日本大会もない状況で海外から必死に情報を取り入れて発信していた師匠。2004年頃に大会や日本ロープスキッピング連盟(JRSF)を作ってくれた先輩方。

    こうした皆さんの想いを継いて、競技を次の世代に広めていきたい。

    そして、ぜひ競技を広めよう!と一緒に旗を振ってくれる後輩が増えていくことを夢見ています。

    いつの日かそんな後輩に、しっかりとバトンを渡せるように頑張ります。

     

  • ライバルを育てたい理由と本音

    ライバルを育てたい理由と本音

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    自分は他団体やチームに指導をすることも多いのですが、これが他のスポーツだと意外とタブーだったりするようです。

    他団体を教えてライバルを強くして、自分たちに不利になってしまうじゃないか!というのが理由なんだとか。

    競技の普及具合とかによっても変わると思いますが、自分としては積極的にライバルを育てる方が、いまの縄跳び業界には良いんじゃないかと考えています。

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    ライバルは最高のモチベーション

    ライバルは憧れの存在とは少し異なります。

    憧れの存在は雲の上の人。自分には到達できないようなレベルで、いつかあぁなりたい!という感情を持つのが憧れです。今日明日、ちょっと頑張ったぐらいじゃ到達できないのがポイントですね。

    一方でライバルは憧れほど遠くなく、手を伸ばせばお互いに触れるぐらいの距離感の実力差。○○では勝てるけど、〇〇では負ける。実力が拮抗していて、切磋琢磨したくなる間柄がライバルなんです。

    憧れが持つモチベーション

    憧れの存在は雲の上なので、簡単には到達できません。かっこいい!すごい!という感情が全面に出て、あんな風にいつかなりたいなぁという対象です。

    もちろん時の流れで憧れの存在を追い抜くこともありますが、数ヶ月や数年単位で時間を掛けて追いかける存在です。

    また競技力や成績だけでなく、その人の生き方に感化されていることも多く、いわゆる背中を追いかける対象になるのが「憧れの存在」ですね。

    ライバルが持つモチベーション

    ライバルはいわば伴走者のようなもの。自分の隣にいつも居て、気付けば一歩前に進んでいるような相手です。

    お互いが敵視しているという訳でなくとも、相手に負けたくない!や相手も頑張っているんだから!と自分自身の位置を強く意識させてくれる対象です。

    さらに縄跳びにおいては、勝ち負け以上に一緒に練習して楽しい!というのも、ライバルが居ることの非常に重要なポイントですね。

    ライバルが居ないと弱い

    物事に挑戦するには目標やゴール設定が有効です。なわとび競技でも同じことで、何回跳ぶとか○○の技や跳びたいとかって、目標がある方が上達が早まります。

    でもこの目標が、独りでやり続けていると見失いやすいんです。

    誰に言われるわけでもない。自分ひとりで目標を設定して、目標を目指して練習をしていく。言葉で言うのは簡単ですけど、行動で続けるのはこれほど難しいことはありません。

    これまでも多くの選手が目標やモチベーションが続かなくなって辞めていきました。

    それぞれの事情はあったにしろ、ライバルになる存在が身近にいれば、もう少し状況が変わっていたのでは?と思うのです。

    独り占めの虚しさ

    できることなら、指導者は自由に競技の楽しさを伝えられる立場に居てほしいと考えています。

    もちろん競技特性や普及具合、ビジネスとの絡みがあるので一概に言い切れないのは理解できるんです。でも全体のレベルが上っていくことは、そんなに悪いことじゃないと思うのです。

    たとえば日本なわとびアカデミーでは、オンラインレッスンや定期レッスンで指導をしていますが、自分はそれ以外の場でも選手や子供たちに指導をしています。

    というより、自分が伝えられる指導方法やコツの情報なんて、どんどん価値がゼロに近づくと思ってるんですよ。※もちろん反論は認めます!

    情報の価値はいずれゼロになる

    インターネットがこれだけ発展してる時代です。

    日本中はおろか世界中のどこにいても、無料でなわとび競技のノウハウや練習方法に関する情報を手に入れることができます。たまに地方でビックリするぐらい上手な子供がいて話を聞くと、往々にしてYouTubeを観て勉強してる!とのこと。

    そう、いずれ情報そのものの価値はゼロに近づいていくんです。

    そんな情報の価値を独り占めしてても、あんまり意味ないと感じてるんですよね。

    ライバルや仲間にこそ価値がある

    いずれ情報の価値はなくなる前提であれば、今ある情報をフルに提供していきたい。そのうえでライバルや仲間をどんどん増やしたほうが、何百倍も価値があります。

    ライバルが1人増えれば、お互いに切磋琢磨することでより新しい次元に進むことができます。さらに仲間がいれば、ともに高め合うことができます。

    情報を独り占めして仲間やライバルを作らないより、長い目で見てジャンジャン提供していったほうが確実に全体のレベルが上がるし、目に入る周囲の生徒たちのレベルも上がると思うのです。

    まとめ

    ありがたいことに、日本なわとびアカデミーで指導している生徒たちからは全国大会で優勝したり、国際大会で優勝したりする選手が続々と出ています。

    よくよく見てると、彼らには必ずライバルがいるんですよ。

    ライバルであり仲間であり、一緒に縄跳びを楽しめる間柄。そんな選手たちの姿を見てると、こっちが嬉しくなります。

    まだまだ発展途上の縄跳び競技ですが、このまま指導者が自由に他のクラブや団体に教えられる風潮がづついてくれることを祈りたいです。

  • オンライン指導だけで全国大会に行ける!初の試みで感じた可能性

    オンライン指導だけで全国大会に行ける!初の試みで感じた可能性

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    新型コロナウィルス感染症拡大の影響もあり、日本なわとびアカデミーではオンラインなわとび教室「なわとびカレッジ」というオンライン限定の指導を行っています。

    今回、このなわとびカレッジの生徒が全国大会に出場し、見事で入賞する快挙を果たしました。

    これはオンライン指導の可能性と将来性を大きく感じさせる結果でした。

     

    [jin_icon_arrowdouble color=”#e9546b” size=”18px”]なわとびカレッジ

    https://douga.nawatobi-academy.com/

    [toc]

    オンライン指導でやってきたこと

    オンライン指導では主に以下の4つをやってきました。

     

    1. 教材動画を150本ほどが見放題
    2. LINEで365日の個別アドバイス
    3. 週1回程度のLINEからの課題提案
    4. 月数回のZoom一斉レッスン

     

    教材動画を150本ほどが見放題

    なわとびカレッジに入ると、約150本の動画で技術を学ぶことができます。ここには演技の作り方から技個別の練習方法、競技ルールの説明やアクロバット練習法まで多岐にわたっています。

    これらの動画は会員になると24時間いつでも見放題になります。

    動画を見て自分で練習するだけで、十分になわとび競技のノウハウを学ぶことができます。

    LINEで365日の個別アドバイス

    オンラインレッスンで一番の売りがここですね。

    LINEを通じていつでも個別のアドバイスを受けることができます。細かい技術のことや練習メニューのこと、中には個人的な悩み相談をしている人もいます。

    LINEはオンラインレッスンのなかでも、直接講師がコミュニケーションを取れる大切な場所です。

    動画を送ったり写真で添削したりなど、LINEでやり取りをするのは手軽で便利です。

    週1回程度のLINEからの課題提案

    定期的に選手向けの課題を提出しています。

    課題の中身は各月で決めており、不定期で動画提出やメニュー提示をしています。この課題を一つずつこなしていくと、それだけでも十分に上達できる内容です。

    なにしろ、名古屋の定期レッスンで組んでいる練習カリキュラムと同じ内容を提示していますからね。定期レッスンの子たちと同じペースとタイミングで練習に取り組めるんです。

    月数回のZoom一斉レッスン

    Zoomレッスンは毎月数回程度で実施しています。

    物理的な距離があっても、同じ時間で同じ練習を共有している感覚はとても大切です。さらにLINEでは文面だけのコミュニケーションですが、Zoomであれば直接しゃべることができるんです。

    講師に聞きたいことを話をしながら質問できるのは、オンライン生徒にとって貴重な時間でもあります。

    オンライン指導の将来性

    オンラインレッスンの生徒がすごいのは、なによりモチベーションです。

    基本的にオンラインレッスンを受けている生徒はほとんどのケースで、周囲に同じ競技をしている選手がいません。

    一人で練習をし続けていくのは本当にすごいことです。

    どうしても先輩後輩やライバル、切磋琢磨する仲間が身近にいるほうがモチベーションを保ちやすい。縄のまっちゃんも経験していますが、1人で競技を続けるのは並大抵なことじゃありません。

    この状況でもなお、競技にひたむきに取り組んでいける選手に、これ以上の強みはありません。

    物理的な距離が関係なくなった

    当たり前ですが、オンラインであれば物理的な距離は関係ありません。事実レッスン生には東北や四国、九州などの生徒も遠方の人も多数います。

    以前ではこうした遠方の人は近くに縄跳びクラブも教室もなく、自分ひとりで手探りのまま情報を集めて練習するしかなかった。

    しかし、オンラインなわとび教室に参加すれば、最新の情報と一緒に学べる講師と仲間がいるんです。

    オンラインだけでも高い競技力を身につけられる

    競技は、直接誰かに教えてもらわないと無理。この常識は崩れてきてます。

    リアルレッスンで教えている生徒と遜色ないか、むしろそれ以上にオンラインの生徒が技術的に向上する可能性を秘めているんです。

    なにしろ1人でも練習をつづけられるモチベーションを持ってますからね。この点ではリアルレッスンの生徒よりも凄いかもしれません。

    遠く離れた場所でも正しい練習方法とノウハウを身に着け、オンラインで仲間と講師とつながって競技力を高めていく。そして全国大会で上位を席巻する。

    ついにこんな時代に突入してきました。

    まとめ

    コロナの影響でオンラインになることを余儀なくされた部分もたくさんありました。ただなわとび教室に関してだけ言えば、オンラインになったことで別の進化を遂げたと言えるでしょう。

    オンラインのみで完結する競技指導が、シングルロープは可能である。

    レッスン生がAll Japan 2022でこの事実を存分に証明してくれました。これからのオンライン生の活躍が楽しみでなりません。

    [box06 title=”オンラインなわとび教室“]

     

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  • 基礎が疎かだと技はグラつく:All Japan2022総評より

    基礎が疎かだと技はグラつく:All Japan2022総評より

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    2022年12月に開催されたAll Japan 2022”Single Rope”の2日目、競技の側面からの総評を述べさせてもらいました。

    個人的に思うこともあり、この総評は記録に残しておきたいなぁと思ったのでブログで書き留めておきます。

    ぜひ競技なわとびを今後頑張っていく選手やコーチに読んでほしいです。

    [toc]

    上昇志向の落とし穴

    総評で述べさせてもらったポイントは大きく以下の3つでした。

    1. 無理にレベルの高い技をやるのやめよう
    2. 基礎をしっかり練習しよう
    3. スピードを練習しよう

    1つずつについて語りだしたら一晩ぐらい掛かりそうでしたが、ここでは要点だけまとめておきます。

    無理にレベルの高い技をやるのやめよう

    今回のAll Japanは予選を通過してからの本戦とのことで、非常にレベルの高いものでした。

    とくにフューチャー、ジュニアの上昇具合は本当にすごくて、シニア選手と同じような技をビシバシ跳ぶ選手が多くなってきています。

    でも、

    ギリギリでレベル7やレベル8を跳ぶ演技が増えていたのも事実です。

    競技ルール的に高いレベルの技を跳んだほうが勝ちやすいのは仕方ありません。ただ演技に入れられるクオリティまで引き上げられていた選手は一部だけでした。

    一か八かでチャレンジするのも一つの戦略ではありますが、やはりこれはリスクが高い。個人的には演技全体を通じてミスがなく完成度の高いモノを目指してほしいと感じています。

    練習での成功と、本番の演技に組み込めることは別なのです。

    基礎をしっかり練習しよう

    これは縄のまっちゃん自身が競技をしている頃から意識していることです。基礎をしっかり練習している選手はどれだけいたでしょうか。

    レベルの高い技にチャレンジするなら、その土台になる技術を磨く必要があります。逆に言えば土台の部分がしっかりしてくれば、自ずと高いレベルの技も跳べるようになります。

    今回の大会では高いレベルの技習得を焦るあまり、土台となる基礎がグラグラだなぁという選手が散見されました。

    たとえばMicリリースから制限キャッチのOCLは、今回の大会で多用されていたレベル8です。

    しかし実際にジャッジ目線で見ると、リリースのタイミングがほとんどジャンプできていなかったり、回転力が足りなくてキャッチミスになっていたり、基礎が不十分な状態で演技に組み込んでいる人が多かったです。

    シニアで取り入れている選手はしっかりと回し込みができるので、ミスをする人も少なかった。さらに言えば技に余裕があるんです。

    上昇志向でチャレンジするのは素晴らしいと思います。

    でも、土台がグラグラのまま焦って上昇させるのは、オススメできないです。

    スピードを練習しよう

    選手によってはフリースタイル、スピードどちらかが得意な人もがいると思います。

    ただフリースタイルに偏って練習している人には、ぜひスピードをしっかり練習してほしいなぁと感じました。

    記録を目指すだけでなく、スピードはフリースタイルと深い関係があるんですよ。

    レベルの高い技は4重とびや5重とぶになります。すると高い回旋力(ブン回す力)が必須になります。

    30秒スピードや3分スピードでは長い時間とんだり、最高速度を上げる練習をやります。これらはフリースタイルでのブン回す力にも密接に関わってくるんです。

    個人的な指標として、30秒スピードで95回以上を跳べる選手は余裕を持って5重系のレベル8の技が跳べてますね。※EBTJOCLとか

    逆に言えば、スピードで95回以上跳べる選手はフリースタイルでもいろんな技が跳べる可能性が高いってこと。

    ぜひフリースタイル/スピードで偏らず、両方を一緒に練習してほしいと感じています。

    なわとび競技の基礎とは何か?

    ここからは総評では触れなかったことですが、余談として基礎についても書き留めておきます。

    縄跳びにおける基礎を自分は以下の3つで考えています。

    1. フォーム/バランス
    2. 回す力
    3. 縄の流れ

    フォーム/バランス

    ルールでいうところのアスリートプレゼンに当たる部分ですね。縄を回すフォームや体のバランスが正しく取れているか?は大切な基礎です。

    とくにTJやCLなどの発展形では、空中での左右非対称の動きをするのでバランスを崩しやすい。バランスが崩れるとフォームが崩れて、結果的に縄が回らなくなります。

    たとえば縄無しのエアーの状態で跳べるか?は良い練習になりますよ。

    エアーの状態で跳べない、着地が上手にできないというのは、空中でのバランスやフォームが崩れている証拠。まずは空中での動きをしっかり練習するのがオススメですね。

    回す力

    もう純粋に回す練習です。具体的に言えばスピードや3重跳びの練習ですね。たとえばTJやSEBOができる人は、ストレートの3重跳びは連続で跳べますか?

    フリースタイルに入る技のほとんどが、S(サイドスイング)から入るので、実際には3重系の技であっても体の下を通過するのが2回転以下。

    すると回す力が2重跳びのレベルであっても、意外とできてしまうんです。ただ、このままで4重跳びの技に発展させるのは無理なんです。

    縄のまっちゃんもレッスンでしばしば3重跳びの連続をします。最初は2重跳びの連続でもいいです。しっかりと3重跳び、4重跳びといった技がストレートで跳べることは基礎として非常に大切です。

    縄の流れ

    縄の流れは、縄のまっちゃんが個人的に使っている造語です(笑)

    3重とび以上の技を練習するときに、1回転ずつまわして縄がどんな流れで動いていくかを確認することです。

    縄の流れをしっかり練習しておくと、空中でのバランスが取りやすくなります。さらに失敗する原因を突き止めやすくなるんです。

    たとえばSEBOCLの縄の流れを練習してるとき、いつもEBからOで引っかかる場合。これはEBからOに回す流れが間違っている証拠です。背中にある腕を確認しながら練習すると改善していきます。

    このように、細かく1つの技を分解して練習するのも大切な基礎練習になります。

    ぶっつけでいきなりチャレンジするよりも、確実に上達が早まりますよ!

    まとめ

    後半は、総評では触れれなかった基礎についての考え方も書いてます。

    古くから競技に携わる元選手の1人として、後輩や次世代には「ノーミス」の演技や完成度の高い演技を目指してほしい。

    この思いから、年々レベルアップの速度が上がっている競技に対して、1人でも多くの選手の役に立てばと思い記事としてまとめておきました。

    参考になりましたらSNSなどでシェアしてもらえると嬉しいです。

  • パフォーマンスは、アイディアと人に見せる意識とのせめぎ合い。

    パフォーマンスは、アイディアと人に見せる意識とのせめぎ合い。

    こんにちは!

    縄跳びパフォーマーのまっちゃんです。先日開催されたオンライン単縄パフォーマンス大会「Jumping1」をライブ配信で見ました。

    教え子も数名出場していたので、こちらの応援も含めてオンライン大会の可能性や単縄パフォーマンスの方向性みたいなものをボンヤリ考えていました。

    [toc]

    Jumping1(The Skills hack)とは?

    Jumping1とは、単縄(=1本の縄跳び)のオンラインパフォーマンス大会です。事前にエントリーされた動画をYouTubeライブ配信で視聴しながら、その場で審査が行われるという新しい形の大会です。

    【 新イベント「JUMPING-1」とは? 】
    海外では”SINGLE ROPE”も”DOUBLE DUTCH”も、実は”JUMP ROPE”という一つの括りなのだそうです。
    ​ダブルダッチを、単縄を、そして日本のなわとびをもっともっと広げ、世界へ伝えたい。
    ​かつてない”融合”を目指し世界基準のJUMP ROPEを発信するために。

    その第一歩であるイベント『JUMPING-1』が今夏スタートします。

    引用:Jumping1 YouTubeチャンネル

     

    これまでの大会との違い

    これまで全国オンラインなわとび大会をはじめ、多くのオンラインでの縄跳び大会が開催されてきました。多くのオンライン大会との大きな違いは、YouTubeライブ配信とパフォーマンス中心の大会だったことかなと感じています。

    他のオンライン大会も事前にエントリーされた動画を審査して採点されるのですが、ライブ配信で一緒に動画を視聴する体験まで踏み込んだイベントは有りませんでした。

    ライブ配信ゆえに視聴者とのコミュニケーションがインタラクティブに行われるので、オンライン大会の中でもよりリアルに近いイベントだったのかなと感じています。

    また単縄=計測のイメージが強く、実際の審査もやりやすいことから、過去のオンライン大会の多くが計測種目がほとんどでした。そこをパフォーマンスに特化したのは新しいチャレンジだったと思います。

    大きな話題を呼んだジャッジ

    これは自分も見ていてスゴイなぁと思いました。ジャッジの中に「にゃんこスター」のアンゴラ村長さんが入っていたんです。

    なわとびの大会にまさかタレント(芸人)が来るというのは、正直誰も想像していなかったのかなと。

     

    単縄パフォーマンスの方向性

    大会の企画やイベントのコンセプトは、話題性や趣旨など大きな影響を単縄の人たちに呼んでいたのがSNSでもよくわかりました。

    一方で単縄のパフォーマンス「そのもの」については色々と考えさせられるなぁと感じています。

    単縄パフォーマンスには下地(カルチャー)がない

    ダブルダッチと単縄は頻繁に比較されます。ダブルダッチはストリートカルチャーが下地にあり、とくにブレイクダンスとの関係が強いと聞いたことがあります。

    衣装や音楽、振り付け、演技構成の方法などもスタート地点の下地があるのがダブルダッチです。一方で単縄にはこれがないんです。

    海外の場合は体操と強く結びついている事が多く、競技ルールや服装なども体操競技に寄っている傾向があります。

    ただこれは競技としての縄跳びの話で、パフォーマンスに関しては下地になるものが存在しない。つまり、単縄パフォーマンスをやろう!と言われても、競技の下地しかない単縄は、どうしても競技の下地に依存しながらパフォーマンスを作る人が多くなってしまうのです。

    競技のカルチャーからの転換期

    いまの単縄パフォーマンスは、転換期にあるのかなぁ?と個人的に感じています。色んな種類のパフォーマンスが登場してきて、パフォーマンスの目指すものはなにか?を各人が模索している状況なのかなという印象です。

    何でもありって、実はいちばん難しいんです。

    競技なら点数や順位が客観的につくのでわかりやすいです。でもパフォーマンスっていうのは正解がないゆえに、どうしたらいいか?の一歩目を進めるのがすごい大変。

    でもこの混沌とした状況を経験してこそ、薄ぼんやりと単縄パフォーマンスのカルチャーみたいなものが生み出されていくのかなと感じています。

    一般大衆に広がるパフォーマンスとは

    またこれを書くと老害だって言われそうなんですが、個人的願望として「人に見てもらう意識のあるパフォーマンス」を作る人が増えると嬉しいなぁと感じています。

    このアイディア面白いよね!!だけで披露するのも内部向けの発表会としてはアリだと思います。でもそれってコアな玄人好みというか、一般大衆にウケにくい。違う表現で言えば内輪受けになる可能性があるんです。

    アイディアは素材です。素材をどう活かすか?の部分が単縄パフォーマンスにもほしい。

    一般の人達は単縄の技も知らないし、これまでの変遷とか知識もない。それでも一般の人が一見しただけで「おぉーー!」と感情を動かすような単縄パフォーマンスが増えたら嬉しいですね。

    ここにはアイディアはもちろん、全体がパフォーマンスとしてコーディネートしていく必要があるのかなと思っています。

    パフォーマンスの価値観

    自由な発想とアイディアなんだから、こっちは楽しんでやってるんだから、人様のパフォーマンスにとやかく言うな!!!という種類の人がたまにいるんですが、それって少し違うなぁと思うんです。

    パフォーマンスって他者に評価されてナンボだと自分は考えていて、プラスの評価は受け取るけどマイナスの評価は受け付けないという状況ってマズイなぁと感じます。

    一般大衆に広がっていくようなパフォーマンスを目指すなら、人に見られて評価される道は避けて通れません。どれだけオブラートに包んだとしても、好き、嫌いの評価は付いてしまう。

    評価を受けたくないなら、それこそ小さな井戸の中で披露しあってお互いにポジティブな意見を言い合えば良いだけのこと。ただこれは今回の意図するパフォーマンスとはスタート地点の価値観と方向性が違うんです。

    お笑い芸人や他のジャンルのパフォーマー、サーカスの世界だって同じです。何やったって良いけど、面白けれが評価されるし、ツマラなければそこまで。評価をするのはあくまで観客や世間なんです。

    これやってみたい!は1つのゴール

    このパフォーマンスすごい!自分もやってみたい!!!と思わせるのは、1つのゴールの形じゃないかなぁと考えてます。

    次世代が憧れるモノを創っていくこと。これはシンプルにやジャンルの広がりを作っていくんです。今回のJumping1の中だと、Toaくん(@toa0624)の演技はまさに1つのゴールの形だったのかなと感じてます。

     

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    まとめ

     

    Jumping1は過去のオンライン大会とは一線を画するイベントだったのは間違いありません。このイベントを通じて多くの人が単縄パフォーマンスに触れて、ダブルダッチ・単縄の垣根を越えて交流が広がったのだろうなぁと感じてます。

    運営の方は大変だったとは思うのですが、第2回が開催される予定?とのことだったので期待したいですね。

    また、単縄パフォーマンスはこれからも模索の期間がしばらく続くと思います。

    次世代が憧れるようなアクトがたくさん生まれ、より多くの人が単縄パフォーマンスを楽しむ日が来るのを楽しみにしています。

  • 縄跳びを変えたら二重跳びを跳んだ。道具を選ばないのは大人のミス

    縄跳びを変えたら二重跳びを跳んだ。道具を選ばないのは大人のミス

    ほぼ毎日なわとびを教えています。

    こんにちは!なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    子供には跳び方のコツや練習方法を伝えるんですが・・・前提として跳びにくい縄跳びを持っている子が未だに多いんです。

    なわとびの選び方はマジで大切です。上達が大きく変わるだけでなく、場合によっては本人のせいじゃないのに上達できない状態が続いてしまうんです。

    [toc]

    30人中1/3は紐の縄跳び

    先日訪問したとある小学生対象のなわとび教室で戦慄しました。

    参加者の1/3にあたる子どもたちが紐の縄跳びを使っているんです。幼稚園じゃないですよ?小学生の高学年ですら布製の縄跳びを使っているんです。

    なわとび教室に参加する子たちは「縄跳びが苦手」「二重跳びをやってみたい」という子たちばかりです。苦手だからなわとびを教えてもらいに来てるんです。

    でも、、、

    紐製の縄跳びを使っている段階で上手にならないので、悲しさと絶望感が襲ってきました。

    道具選びで差がついてしまう

    縄跳びは道具選びの段階で上達に差が生まれます。

    幼稚園や保育園で使う紐製の縄跳びは、縄遊びが目的で作られています。軽くで引っ張っても切れませんが、縄をまわすのには全く向いていません。

    二重跳びや交差跳びにはビニール製の縄跳びが適しています。上手な子はほぼ100%がビニール製を使っています。

    1. 道具選びを誤っている
    2. 練習しても上手にならない(or 速度が遅い)
    3. 練習に意欲を持てなくなる
    4. 練習しなくなる・・・・

    この負の連鎖を何度となく見てきました。本人は頑張っているのにできないのは、本当に見ていて苦しいです。

    本人のせいじゃない

    30人中1/3が紐製の縄跳びを使っていた教室では、貸出用に持参したビニール製の縄跳びを渡しました。スタートの段階で紐製の縄跳びを全て没収です。

    親御さんの中には「え・・・?」という顔をしていた人もいましたが、関係ありません。跳ぶのは子供ですし、せっかく上手になる方法がそこにあるからには試さない理由がありません。

    結果として、

    紐の縄跳びからビニール製に交換した子の半数以上が新しい跳び方(二重跳び・交差跳びなど)ができるようになり、なかには二重跳びを連続で跳べるようになった子もいました。

    この結果からも、子供のせいじゃないんです。道具選びをする大人の責任なのです。

    縄跳びの正しい情報を知ってほしい

    教室が始まる前、紐の縄跳びを使って練習していた女の子がいました。パット見た瞬間にいけると感じ、すぐにビニール製の貸出用の縄跳びに交換してもらいました。

    すると、縄跳びを持ち替えた途端に二重跳び1回に成功したんです。

    まだ教室が始まる前ですよ?そこから彼女は満面の笑みで教室を受けて、さらに終了後も最後の最後まで残って縄跳びをしていました。

    上手になる練習方法やコツはあります。でも道具が不十分では、コツは活かしきれません。

    ぜひ子供の縄跳びは正しい情報で跳びやすいものを選んであげてください。

    [box06 title=”あわせて読みたい”]縄跳びのオススメはこれ!飛びやすいロープの選び方を素材・目的で比較|なわとび1本で何でもできるのだ[/box06]

  • 練習に大切なのは、効率化や合理化だけではない

    練習に大切なのは、効率化や合理化だけではない

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃんです。

    縄跳びが上手になる方法を日夜研究していまして、毎日のように子どもに指導をしています。他人の子供に教えることが多いんですが、我が子も2019年で6歳になり、なわとびに興味を持つようになりました。

    親心もあって、本気で縄跳びを教えれば上手にさせることもできます。でも、あえて子供には無理に上達する方法を教えないようにしているんです。

    [toc]

    効率のいい練習の弊害

    当然ながら練習には効率のいい練習と悪い練習があります。上達のための近道は効率よく、合理的に行われる練習のはずです。

    でもよく考えてみると、効率のいい練習って周りの大人が導き出した答えをなぞらせてるだけなんですよ。多くの実証や研究のもと、この練習が最も効率が良い!!と結論を出して、その方法を実践する。

    ここに、子供はおろか指導者の意思も存在してないんです。

    自主性を奪ってしまう合理化

    効率化・合理化した練習は上達を早めることでしょう。しかし同時に「自主性」を奪うリスクがあります。

    過去の実証や研究の結果で成り立つ方法なので、常に後追いの状態で練習を進めざるを得ません。すると、自ら問題を発見する必要はありませんよね。なんなら、問題を解決する必要すらないんです。

    子供が問題を解決するぐらいなら、過去の実証と研究で解決したほうが効率的です。

    こうして効率化の行く先は自主性を奪う結果になるのです。

    絶対量をこなす必要性

    縄跳びに限らず、技術を磨くには絶対量をこなす必要があります。回数をこなし身体に染み込ませる過程は、どれだけ効率化しても逃れることはできません。

    しかし、効率化や合理化を大きい声で叫ぶ人ほど、愚直な反復練習を否定してしまうんです。

    無意味な練習ならやる必要ありません。でも、反復練習は無意味じゃありません。

    当たり前ですが、運動を覚えるには言葉で説明されただけじゃできるようにならないんですよ。失敗して、成功して、また失敗して・・・こんなふうに試行錯誤を繰り返しながら、徐々に正しい身体の動かし方を身に着けていきます。

    考えれば当たり前のことなのに、なぜか反復練習をすっ飛ばして上達したがる人が多いんですよ。

    目標や目的はあとから付いてくる

    目的や目標を持つのは大切だと言われてますが、これって反対じゃね?と思っています。

    我が子は今、音楽に合わせてひたすらに縄跳びを跳ぶのにハマっています。5分や10分じゃ飽き足らず、好きな音楽に合わせて1時間でも2時間でも跳び続けてるんです。

    上達の目的なんてありません。だって、跳ぶこと自体が楽しくて目的になってるんですから。目的を持って練習をするのは後から考えればいい。目標だってやりながら見つければいいんです

    音楽に合わせて跳ぶのが楽しい!を続けているうちに、新しい技がどんどんできるようになりました。つい先日も3重跳びを跳びまして、本人も親がビックリしています。

    練習の効率化や合理化を急いでいたら、我が子の上達は早まっていたかも知れません。でも、いまのように自発的に縄跳びをするモチベーションがあったかは分かりません。

    運動が楽しい!!=運動そのものが目的になる。

    非効率的なやり方に思えますが、一周まわって合理的で効率がいいのかも知れません。

    [box06 title=”あわせて読みたい”]二重跳びのコツ決定版!小学生10万人へ指導した練習法を公開|なわとび1本で何でもできるのだ[/box06]

  • 8重跳びに挑戦する森口明利さん:挑戦結果と現地リポート

    8重跳びに挑戦する森口明利さん:挑戦結果と現地リポート

    こんにちは!

    なわとびパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

    2019年8月10日(土)に、もりぞーくんこと森口明利さんが人類初の8重跳びに挑戦しました。もりぞーくんは2017年に7重跳びを成功させてなわとび業界を震撼させました。

    さらに今回、自身の持つ7重跳びの記録を超える8重跳びに挑戦しました。

    [toc]

    8重跳びがいかに難しいか?

    8重跳びなんて、超人的すぎてもはやイメージが湧きませんよね。

    これまで、縄跳び業界では6重跳びというのが限界だと思われてきました。縄のまっちゃん自身も大学生の頃に6重跳びに成功し、一時期メデイアに取り上げてもらう機会が増えました。

    その後は徐々に成功者が増えて、今ではトップ選手の多くが成功させています。

    しかし6重跳びを跳ぶといっても、1回だけをしゃがみ込んで跳び切るだけ。連続で跳ぶとかさらに回転数を増やすとか夢にも考えていませんでした。

    8重跳びの挑戦結果

    モリゾーくんの8重跳びの挑戦ですが、今回は惜しくも成功することができませんでした。

    本人による分析では7.95重跳びまで回っていたとのこと、目の前で見ていた人にはほとんど跳んでいたようにすら見えました。

    実際の動画は本人のInstagramから見ることができます。

     

    この投稿をInstagramで見る

     

    8重跳び挑戦結果のご報告(report of 8under challenge) 前人未到の8重跳びに挑戦しました! 結果は、7.94重跳び あとほんの少し足りませんでした。 I tried 8 under and its result was 7.94 under. For 8 under , l needed a little more skill and power! 当日来てくださった皆様、 8重跳び挑戦に協力してくださったスポンサーの皆様、 いつも応援してくださる皆様方には感謝の気持ちしかありません。 昨日は、本当にたくさんのパワーを皆様方から頂き、過去最高のパフォーマンスで跳ぶことが出来ました。 本当にありがとうございました。 Thank you for everyone! I got a lot of power! 自分の実力不足で8重跳びに失敗しましたが、みなさまのおかげで遂に8重跳びを射程圏内に捉えることが出来ました! I failed, but It’s a little more for 8under 近いうちに、必ず、また、8重跳びに挑戦し、8重跳び跳びます🔥 引き続きどうぞもりぞーをよろしくお願いします。 I will try 8under again in near future. Next l will succeed 🔥 thank you! 取り急ぎ自分の携帯に入っている8重跳びに近かった2つのチャレンジを添付します。 挑戦5回目くらい 7.94重跳び 挑戦20回目くらい 7.89重跳び もりぞー Akitoshi #8重跳び #なわとび #縄跳び @rakudo_inc #東京製綱 #jumprope #縄跳道場 #ジャンプ #jump #トレーニング #training #マタドール #パーソナルトレーニング #jjra #エーアイきっずくらぶ #グリップ #ワイヤ #ロープ #ギネス世界記録 #アスリート #athlete #doubledutch #entrenar #7重跳び #六感デザイン @jumpropevideos @jumpnrope

    森口明利(もりぞー)さん(@akitoshijump)がシェアした投稿 –

    森口明利さんの見せてくれた挑戦する勇気

    もりぞーくんの挑戦は、見ている大人も子供もみんなに勇気をくれるものでした。

    8重跳びの挑戦も1回や2回じゃありません。合計で20回以上もチャレンジし続けたんです。

    1回の挑戦でも体に掛かる負担は計り知れません。バスケットのリング(300cm)に悠々と届くという森口くんです。彼の身長は約170cmですのでジャンプ力はおよそ90cm。

    普通のジャンプでも体重の何倍もの負荷が身体にかかるといいます。8重跳びの挑戦におけるもりぞーくんの身体への負担は想像以上だと言えます。

    最後まで諦めることなく挑戦を続けた森口くんの強い思いは、その場にいる全員に伝わりました。また無謀とも思える挑戦にも、諦めずチャレンジする勇気とその気迫を目の前で見せてくれました。

    8重跳びは成功こそしませんでしたが、森口くんが見せてくれた勇姿に多くの人が勇気づけられ、強いモチベーションと元気をもらったことでしょう。

    これらからの挑戦はまだわかりません。

    身体が心配ではあるものの、きっと人類初の8重跳びを成功させてくれると信じています。

  • 二重跳びの正式名称ってなに?地域による差と競技名を解説

    二重跳びの正式名称ってなに?地域による差と競技名を解説

    こんにちは!

    縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

    二重跳びといえば縄跳びの中で最も有名な技の1つですよね。でも二重跳びっていくつかの呼び名があるのを知っていますか?

    この記事では二重跳びの俗称や呼び方、英語名をまとめて解説しています。

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    二重跳びの正式名称は?

    二重跳びに正式名称はありません。というか、団体間で共通する統一の名称が無いというのが正確ですね。

    国内でいうとJNF(日本なわとび連盟)という団体が競技で使う場合は、「前方二回旋跳び」が二重跳びのことです。後ろの場合は「後方二回旋跳び」です。

    また日本ロープスキッピング連盟のルールには二重跳びと表記がありますが、とくに二重跳びに関して正式名称という表現をしていません。

    地域ごとに見る別名と漢字の違い

    国内でも地域によって微妙に表記や俗称が異なる場所もあります。

    たとえば関東の一部では「二段跳び」と呼んでいる地域がありますし、関西では「二重まわし」と呼ぶ場所もあります。

    また意外と多いのが「跳び」と「飛び」の違いですね。ここは正確には「跳び」を使うのが正しいんですが、こだわってる人は少ないですね。

    跳ぶ:ジャンプのこと

    飛ぶ:空中を移動すること

    また海外で使う英語名は「Double Unders」になりますが、これもたまに「Double Spins」と呼ぶ人も居ますし、2回転してる!というザックリしたイメージなのかもですね。

    [box06 title=”あわせて読みたい”]「二重跳び」や「縄跳び」は英語でなんて言う?技名の英訳と海外での使い方[/box06]

  • 「二重跳び」や「縄跳び」は英語でなんて言う?技名の英訳と海外での使い方

    「二重跳び」や「縄跳び」は英語でなんて言う?技名の英訳と海外での使い方

    こんにちは!

    縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

    自分は毎年開催される国際大会にジャッジ・通訳として参加しています。シルク・ド・ソレイユにいた経験もあり、英語で海外のコーチや選手とコミュニケーションするのも苦にはなりません。

    こんなに身近な縄跳びですが、英語でなんて言うか?はあまり知られてないですよね。そこで国際大会で使う表現を含め、英語で縄跳びの跳び方をなんて言うか?を紹介します。

    [toc]

    「縄跳び」の英語訳は2つある!?

    縄跳びの英語訳は大きく分けて2つの種類があります。

    Jump Rope:アメリカ英語
    Rope Skipping:ヨーロッパ英語

    どちらも通じますが、使ってる国が微妙に違う感じですね。

    また細かい違いですが、サーカスやパフォーマンスの演目名で使う場合は「Skipping Ropes」となります。そして縄跳びのロープ自体を表すのは「Jumping Rope」となります。

    ingと語順だけでこれだけ表現が分かれるので、ちょっとややこしいですよね。

    二重跳びや三重跳びの英語表現

    二重跳びは海外でも一般的な跳び方で「Double Unders」と言います。Underの最後にsが付いてるのは、1回のジャンプで2回まわしてるからですね。

    さらに三重跳びは「Triple Unders」で、四重跳びは「Quadruple Unders」となります。

    ここからは回数が増えるたびに最初の単語が変化するだけです。

    まぁ縄跳びの大会であれば、Undersを省略してDoubleやTripleとだけ言っても通じますけどね。

    縄跳びの技の英語訳一覧

    二重跳び以外にも代表的な技の英語訳を紹介しておきますね。

    まえとび: Basic bounceもしくはOpen後ろ跳び: Backward

    交差跳び: Cross

    あやとび: Cris Cross

    はやぶさ: Cross-OpenもしくはOpen-Cross

    交差二重跳び: Cross-Double Unders

    サイドクロス: Side-Cross

    ちなみに前とびは1回だけ跳ぶのは「Basic bounce」と言いますが、二重跳び以上の中で前とびを入れる場合は「Open」と表現します。

    はやぶさが「Cross-Open」なのは、最初に交差をして2回転目に前とびを跳ぶという意味です。

    縄跳び技の英語名は通称ばっかり

    二重跳びや交差跳びはもちろん、他になわとび競技では沢山の英語名がついています。でもほとんどの技が通称になっていて、知らない人が聞いてもさっぱりわかりません・・・。

    (例)T.J. E.K. オウサムアニー

    これらの技は競技をしている人なら絶対知っているすべて有名な技ですが、どれも名前だけでは意味不明ですよね。

    これらの技名称は1980年代に有名だったアメリカのクラブチームで付けられたと言われています。その当時のメンバーの得意技を、敬意を込めてイニシャルで技の名前にしたそうです。

    いかがでしたか?

    もし海外の人とコミュニケーションする機会があれば、ぜひ英語で「Jump Rope」に関連する単語を使ってみてくださいね!