カテゴリー: なわとび

あなたは縄跳びを教えてもらったことがありますか?身近すぎるゆえに、誰でもできると思われがちな縄跳び。でも本当は教えるのが難しい運動なんです。

ここでは、小学校で扱う跳び方の練習方法から、競技レベルで本気で世界を目指す人まで、縄跳びの情報を網羅的に扱っています。

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なわとびの基本
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縄跳び競技のはじめ方

指導理論
縄跳びの雑学

① まずは知っておきたい縄跳びの基本
縄の長さは?目線の作り方は?跳びやすいロープはどんなもの?

基本を知らずに練習しても、上達は限られたものになってしまいます。ここでは見落とされがちな縄跳びの基本を紹介しています。

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② なわとびカード
縄跳びが上達するためには、段階を追った練習が必要です。闇雲に練習を重ねても上達は限定亭になってしまいます。そこで「まっちゃん式なわとびカード」として、自然な上達を促すためのなわとびカードを作成しました。

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③ なわとび技の練習方法
前とびや二重跳びなど、学校で扱うなわとび練習方法を丁寧に解説しています。

早く回して、高く跳べ!!だけでは、子どもに伝わりません。きちんと段階を踏んで練習すれば、誰でも上手に跳べるようになります。

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【保存版】ゼロから縄跳び競技をはじめて全日本大会に出場するまでの練習法と流れ
指導歴15年の粕尾将一が紹介する、縄跳びの教え方を解説してる動画&記事

なわとび競技のはじめ方

世界でのなわとびはスポーツとして認識されています。

どうやって演技を創るの?
どんな練習をすればい?
なわとびを習うにはどこに行けばいいの?

上記のような「なわとび競技のはじめ方」を紹介しています。

新着の記事一覧

  • ダブルダッチ国際大会が2015年11月「インド」で開催される?「IDDC」というフュージョンの大会のようです。

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    こんな動画を見つけたので紹介します。インドでダブルダッチの国際大会が開催される模様です。

    インドでは爆発的に競技人口が増えていて、ダブルダッチ・単縄の両方で盛んに競技が行われています。そんなインドで初めて、「InternationalDouble Dutch Competition(IDDC)」が開催されるようです。

    Double Dutch Contest Indiaではない

    まずはじめに明確に分けておかなきゃなんですが、IDDCはDouble Dutch Contest系列の大会ではありません。インドでの初開催のコンテストは2015年1月に開催されましたよね。それぞれに関与してる団体も別のようです。

    ◆参考ページ:

    DDC INDIA:
    DDC India & World
    RSFI – Rope Skipping Federation of India | Official Website

    IDDC:
    Welcome To Jump Rope India

    IDDCとはどんな大会なのか?

    日本のダブルダッチャーにとってIDDCはあまり馴染のない大会ですよね。この大会はFISAC系のヨーロッパ縄跳び協会の「ERSO」が主催しているダブルダッチの国際大会です。

    ◆参考ページ:ERSO – Double Dutch competitions

    過去二回開催され、二年に一度のペースで実施されている様子。このページによると2013年は大会をしなかったようですが、2011年には日本でも有名なHot DogやEbeneも出場しています。

    ◆参考ページ:International Double Dutch Competition | RopeTube

    IDDCのルールは?

    ザックリとした出場概要が以下の感じです。

    【フュージョン部門】

    • 出場人数:1チーム4-8人、出場チーム数の制限はなし
    • 制限時間:30秒以上3分以内
    • 申込み方法:2015年11月20日までにフォームを記入しメールで送信jumprope@ymail.com
    • カテゴリー:男女年齢、全て無差別

    【バトル部門】

    • フュージョン部門の上位4チームがバトル部門へ出場できる。
    • 3ラウンドのバトルで勝敗を決める
    • 音楽はランダムで選曲

    【その他】

    • 小道具の使用は可能。ただし選手や観客に怪我を負わせないモノに限る必要な場合は直接問い合わせること

    しかし、これ以外の詳細ルールは見つかりませんでした。おそらく、詳細は随時フェイスブックのページにアップされるのだと思われます。

    ◆参考ページ:India’s Double Dutch Challenge-2015 | Facebook

    未知数の大会かも…

    自分もIDDCは映像でしか見たことがありません。雰囲気としてはDouble Dutch Contestを意識して大会運営しているようです。

    とはいっても、出場者や大会のレベルは未知数。2011年では世界トップレベルのチームも出場していますが、インドの大会まで足を運ぶかは分かりません。

    今のところ予選なしで出場できる様子です。国外大会経験を積むという意味では価値があると思うので、興味のある人は情報収集してみてはどうでしょうか?

  • ダブルダッチ初心者にオススメ!これだけは押さえたい演技動画10選

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    ダブルダッチの競技シーズンが始まりましたね!単縄人の自分も、毎年この時期を楽しみにしています。まぁYoutube越しでしか演技を見れないのですが。。。

    いまのダブルダッチは、めまぐるしく高度化してます。正直ちょっと見ただけじゃ何をやってるか判別できません。しかもアクロバット、縄技、面ハリーなどなど、どんどん新しい概念やアイディアが登場してて、もはや追い付くので精一杯。

    なにで勝負したらいいのか分らない…、オリジナリティって言われても…、というダブルダッチ初心者のみなさん。いま現役のライバルチームの演技を研究するのも大切です。でも同じぐらい過去からどのような系譜で今の演技が生まれたかを知ることは大切です。なぜなら、流れが見えれば、どこが未開拓かが浮かび上がってくるんですよ。

    そこで今回は、自分の考える「ダブルダッチ界に影響を及ぼしたチーム演技動画」を10個選びました。これからダブルダッチで名を挙げよう!!という情熱のある人は、ぜひ参考にしてください。

    J-TRAP

    言わずもがなの日本初のダブルダッチプロチーム。みなさんが使ってる技名、シャーとかエーメンとか、ほとんどがこのチームで生まれたんですよ!彼らが日本でダブルダッチをやっていなければ、今の発展はなかったことでしょう。

    Run-D-Crew

    NDDLの日本人初優勝、1999年には「Amateur night」で年間チャンピオン。輝かしい経歴でダブルダッチ界を牽引してきた伝説のチームです。Double Dutch Contestを創設したのも彼ら。世界中にダブルダッチが広がるキッカケを作ったチームです。

    Style-D

    Double Dutch Contest vol.1優勝、日本体育大学ダブルダッチサークル「乱縄」の初代メンバーで構成されたチームです。ブレイクダンスの要素を多く取り入れたこのスタイルが、この後の乱縄全盛期のキッカケを作りました。

    ASGRM

    NDDL二連覇の世界チャンピオン。アクロバット、洗練されたダンス、音へのこだわり、そして独創的な振付、同時代のダブルダッチャー全員に衝撃と影響を与えたと言っても過言じゃありません。コンテストのゲストパフォーマンスでは、イントロが流れただけで大歓声だったほど。

    カプリオール

    世界初、ダブルダッチのシルクドソレイユアーティスト。名実ともに日本でトップに君臨するプロチームです。世界初の技や振付を生み出す演技はもちろん、こうした彼らの試みや挑戦がダブルダッチ界に大きな影響を与えています。

    真華(マカ)

    Run-d-Crewの系譜をたどり、より洗練されたダンスとダブルダッチを融合させたチームです。今では当たり前にやっている「スピードの左右でダンス」も、真華がやり始めました。またハイテンポな曲が主流だった時代に、あえてスローペースの曲を挟み込んで緩急をつける演技も特徴的でした。

    Kurui

    史上初、3人でダブルダッチデライトで優勝したチームです。当時は3人で優勝は不可能だという風潮。しかしKuruiの演技がその常識をぶち壊し、3人で魅せる演技の可能性を押し広げました。またメンバーのShowtaさんのアクロバットと構成力は時代の数歩先を行き、この後のDSP全盛期の礎を築きました。

    太陽(ラー)

    正面を向いてステップを跳ぶ、通称「面ハリー」で衝撃を与えたチーム。今でこそ必修科目のようにやられていますが、太陽が出るまでは正面を向く人なんて居ませんでした。

    超三流

    アクロでもない、ダンスでもない。超三流が披露した「コンセプト」と「ストーリー性」を前面に押した演技は、画期的でした。その後、たくさんのチームがアイディア勝負やストリート性のある演技に取り組み、新しいダブルダッチのスタイルとして認識されました。

    Royal double dutch

    そもそも、ロープがあってこそのダブルダッチ。ロープの魅せ方を極限まで研究したスタイルです。これまでは「いかに動くか?」ばかりに焦点が当てられ、ロープは脇役でしかありませんでした。しかしRoyal Double Dutchのスタイルは全く正反対。「ロープを魅せる」という概念が、パフォーマンスの可能性を押し広げました。

    おわりに

    いかがでしたか?

    過去の系譜を見ると、ライバルがどのチームから影響を受けて構成をしているかが分かります。地域差、サークル差もあるでしょう。でもそれだけでなく、脈々と受け継がれている「必修科目」がどこで生まれたのか。そしてどう発展してきたか。はたまた、未来の必修科目はどこにあるか。こうした「流れ」を考えてみましょう。

    新しい発見があるかもしれません。たまには過去の動画とにらめっこして、今みなさんの立っている場所を確認してみましょう。

  • 縄跳びの限界はどこ?トランポリンで高いジャンプをすれば「何重跳び」までできるか?

    縄跳びの限界はどこ?トランポリンで高いジャンプをすれば「何重跳び」までできるか?

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    よく縄跳びに必要なのは「回す力」と「ジャンプ力」のどちらですか?という質問を受けます。

    もちろん両方あるに越したことはないです。でも圧倒的に大切なのは「回す力」です。というより、実は四重跳び以降のジャンプ力には「五重跳び」も「六重跳び」も大きな違いは無いんです。

    これはどういうことなのでしょうか?

    垂直飛びが高くても滞空時間に差はない

    ここで垂直跳びが50cmのAさんと、80cmのBさんがいたとしましょう。その差は30cmです。これだけ差があれば、ひと目でジャンプ力の違いが見て取れますよね。

    では、このジャンプ力の違いで縄跳びの差に繋がるか。残念ながらほとんど関係ありません。なぜなら縄跳びに必要なのは「最高到達点」ではなくて「滞空時間」だからです。

    たとえばこのページで計算してみましょう。二人の体重を50kgとして、一体どのぐらいの差が生まれるでしょうか。

    ■参考ページ:空気抵抗有する自由落下(距離から計算) – 高精度計算サイト

    Aさん:垂直跳び50cm

    自由落下の経過時間(t)=0.32(小数点第二位を四捨五入)
    滞空時間=0.32 x 2 = 0.64秒

    Bさん:垂直跳び70cm

    自由落下の経過時間(t)=0.4(小数点第二位を四捨五入)
    滞空時間=0.4 x 2 = 0.8秒

    計算上、この二人には0.16秒しか差がありません。ちなみに垂直跳びで「200cm」を跳ぶことが出来れば、滞空時間はAさんの倍の「1.28秒」になります。つまり、地球上の人間では滞空時間に殆ど差は生まれないんです。

    トランポリンで高いジャンプをしたら?

    http://www.flickr.com/photos/7900943@N06/2937337584
    photo by lintmachine

    では「トランポリン」を使ったらどうでしょうか。これなら200cmを跳べる人もたくさん居ます。トップ選手なら400cmは跳ぶので、「1.8秒」ほど滞空時間があります。

    しかし実際にやってみると、簡単には行きません。初めての人だと「三重跳び」すらおぼつかないことでしょう。なぜなら、いくら滞空時間が長くてもロープを回せないからです。

    高くジャンプをすると「空中バランス」が難しくなります。慣れないうちはまっすぐ跳ぶだけでも大変。更にロープを回すとなれば、しっかりとした練習と時間が必要です。

    またロープを早く回す感覚は非常に独特。柔らかいロープを正確に回し切る技術は、一朝一夕で身に付くものじゃありません。

    で、十重跳びはできるのか?

    以前、宇宙飛行士の若田さんが「12重跳び」を成功させたという話がありました。では重力のある地球上ではどうか。自分が知る限りだと、八重跳びが限界のようです。それもトランポリンを使ってギリギリ1回だけ。着地後はバランスを崩して吹っ飛んでしまうという…。
    (※)すみません、動画は既に削除されていました。

    自分も挑戦しましたが、地上と同じ六重跳びまでしかできませんでした。それ以上になるとバランスを崩してしまい、うまくロープが操作できないんです。つまりは、ジャンプ力を鍛えるよりも「回し方」や「ロープ」の研究をしたほうが夢の十重跳びに近づけるってこと。

    まだ誰も手を付けていない分野なので、興味がある人は「トランポリン縄跳び」の限界に挑戦してみてはどうでしょうか?

  • 縄跳び競技で次に来るのは後方系。人が「やりたがらない」に気付けるかが勝負。

    縄跳び競技で次に来るのは後方系。人が「やりたがらない」に気付けるかが勝負。

    http://www.flickr.com/photos/18133618@N00/12149900
    photo by Wiedmaier

    こんにちは!
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳び競技では、毎年夏場に国際大会が開催されます。ダブルダッチ界がWorld Jump Ropeに行っている間、マレーシアではFISACの「第8回アジアロープスキッピング選手権大会」が開催されていました。

    にしても、なんでみんな暑い時期に縄跳び大会を集めるんだろうか…

    さて、そのアジア大会男子15歳以上部門の演技をYoutubeで発見したので紹介します。

    この演技はHong KongのCheung Pak Hung選手の演技。題名を見る限りこの部門で優勝したようです。果たして日本の単縄選手たちはこの演技をどのように見たでしょうか。

    多回旋の圧倒的な安定感

    まず特徴的だったのが全体を通じての多回旋の安定感。これだけ多回旋を連続で入れていて、強引にロープを引き抜く瞬間がほとんどありません。それだけ技が洗練され、効率的にロープを回しているのでしょう。

    これ、日本人の得意分野なんですよね。小学校の縄跳びカードには多回旋が溢れていますし、ここから競技に進む選手が多いのも理由の一つです。三重跳びや四重跳び、今ではフリースタイルで五重跳びや六重跳びをやる選手まで現れています。

    またINFスタイルでは後方系の四重跳びや五重跳びも頻繁に登場します。つまり多回旋をふんだんに入れ込む演技構成は、日本人選手のお家芸なんです。

    後ろ系が圧倒的な上手さ

    Cheung Pak Hung選手の演技の大きな特徴は「0’40」あたりの後方四重跳びの連続でしょう。いま世界でこれだけ後方四重跳びが上手にできる選手を知りません。

    単縄の演技はほとんどの選手が前方系で攻めていきますよね。なぜなら殆どの選手は前方系をやり慣れているから。後方系は技の難易度もさることながら、ロープが顔面スレスレを通過する恐怖心との戦いでもある。ゆえに世界的に見ても後方系は敬遠されるんです。

    すなわち、それだけライバルが少ない。

    そもそも後方系の練習をする選手も少ないし、ここまで高いレベルで演技に入れられる選手はほぼ皆無。つまり後方系は「ブルーオーシャン*1」なんです。

    人がやっていない、より「やりたくない」

    かつてLuke Boon選手が一世を風布した時代、彼の得意技である「背面系」がブルーオーシャンでした。2006年の世界選手権で初優勝した当時、世界のほとんどの選手が背面系が苦手だったんです。

    しかし時代が流れ、今では世界中の選手が背面系を習得。相対的に背面系というアドバンテージが少なくなりつつあります。同様のことがアメリカ選手に代表される「アクロバット系」にも言えるでしょう。

    ブルーオーシャンはいずれ、世界に広がりレッドオーシャン*2になります。いま背面系とアクロバット系のフリースタイルは、まさにレッドオーシャンに突入しています。

    Cheung Pak Hung選手のような後方系は、まだライバルの少なく先手必勝を狙うことができます。

    ★★

    これら「背面系」「アクロバット」「後方系」で共通するのは、人がやっていないこと。ただしそれだけでなく「人がやりたがらないこと」なんです。

    どの系統の技も、縄跳び競技を少しでもかじったことのある人なら絶対に知っています。それでも誰も手を付けなかった。なぜなら習得に時間がかかる、練習が危険、地味な練習が必須という「やりたがらない」という要素があったからです。

    おわりに

    まだ後方系に気付いている選手は少ないはず。ここを戦略的に狙えば、世界で上位に食い込むチャンスがあるかもしれません。ただしCheung Pak Hung選手が発見し、すでに相当なハイレベルに仕上がっています。後方系だけで彼を撃破するのは難しいでしょう。

    ブルーオーシャンを見つけるのは簡単ではありません。しかし沢山の選手の映像を見ていると「なるほど!」というジャンルの発見をすることがあります。技術的な巧みさや難易度ばかりでなく、世界の流れを意識して少し違った目線で戦略的にフリースタイルを見てみましょう。

    みんな上手です。上手なだけじゃ勝てません。そんな時は、どうやって勝つか?を分析する視点が大切だと思います。

    *1:ライバルの少ない海を表す。ここを見つけると一人勝ちがしやすい

    *2:ライバルの多い海で、血で血を洗う競争を強いられる。消耗戦になりやすい。

  • 【中級者向け】二重跳び連続や競技にオススメのワイヤーロープとは?

    【中級者向け】二重跳び連続や競技にオススメのワイヤーロープとは?

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    上手になるには適切な縄跳びの選び方が重要です。とくに高速回転させる技ほど、ロープの材質によってやりやすさが全然変わります。

    関連記事:縄跳びの選び方はこれ!飛びやすいオススメを素材・目的ごとに比較

     

    二重跳びの連続や縄跳び競技にオススメなのが「ワイヤーロープ」です。一般的なビニールや紐のロープと比べ、ダントツに早く回せるのが特徴で、記録に挑戦する人にはピッタリの縄跳びです。

    今回はワイヤーロープの特徴や扱い方、オススメのランキングを紹介します。

    ワイヤーロープ:おすすめランキング

    [jin-rank1]1位:JJRA公認ワイヤーロープ
    一般社団法人日本なわとびアカデミーの公認ワイヤーロープです。二重跳び連続や高速回転で使うのには最適な硬さと太さのワイヤーを採用してます。長さの調整にドライバーが必要なのが玉にキズ。
    おすすめ度 [jinstar4.5]
    ロープの硬さ 硬めのロープで効率が良く力が伝わる
    調整のしやすさ プラスドライバーが必要、YouTube動画で紹介している
    特徴 スピード競技、二重跳び連続に向いている

    詳細ページ公式ページ

    [jin-rank2]2位:SR01スピードワイヤー
    日本なわとびアカデミーと近いグリップを採用しているが、やや耐久性が低い。ロープの素材がやや柔らかいため、力の伝わり方が悪い。工具無しで調整ができるのはとても便利。
    おすすめ度 [jinstar4.0]
    ロープの硬さ やや柔らかい。コーティングにムラがある場合がある
    調整のしやすさ 工具なしで調整できる
    特徴 練習のときにスグに長さ調整できる

    詳細ページ

    [jin-rank3]3位:スチールワイヤーロープ
    デザイン性が高くおしゃれな作りになっている。ただし実用性はやや低めで、ロープが柔らかく力が伝わりにくい。またベアリング構造は回転しすぎることがあり、好みが分かれる。
    おすすめ度 [jinstar3.0]
    ロープの硬さ 柔らかい。力が伝わりにくい
    調整のしやすさ 工具なしで調整できる
    特徴 ベアリング構造がかえって回りすぎるため、好みが分かれる

    詳細ページ

    ワイヤーロープの特徴とは?

    ワイヤーロープとは、金属のワイヤーを使った縄跳びのことです。他の素材に比べて圧倒的に細く、しかも細いにも関わらず一定の重さがあります。

    細いのに一定の重さがあることで空気抵抗に負けず、高速回転が可能になるのです。

    ■実際に競技で使っていたワイヤーロープ

    f:id:shoichikasuo:20150730213953j:image:w500

    ワイヤーロープの種類

    ワイヤーロープには大きくコーティングと非コーティングの2種類があります。コーティングとはワイヤーの周囲にビニールの皮膜をつけている状態のことです。

    よって、皮膜の分だけコーティングワイヤーの方が太くなります。

    またコーティングにも様々な種類があって、厚めのコーティングをしているものや薄く硬いコーティングなどがあります。

    ワイヤーロープの売っている場所・販売店

    ワイヤーロープはスポーツショップやホームセンターで殆ど売っていません。なのでインターネット通販で購入しましょう。

    ネットで探すとAmazonや楽天でも販売しています。ただし、海外の輸入で粗悪品が混ざっているケースがあるので注意しましょう。

    自分も実際に購入したら「長さの調整ができない・・・」という商品に当たったことがあるので、きちんとした品質を提供している組織やお店から購入するのがベストです。

    ワイヤーロープを使い方と注意点

    ワイヤーロープはほかの縄跳びと使い方や保管方法が違います。間違った方法で使うと怪我の恐れもあるので、十分に注意してください。

    ぜったい屋外で使ってはダメ!!

    ワイヤーロープは細い金属が編み込んでできています。屋外で跳んでしまうと細い金属がササクレてしまい、非常に危険です。

    洋服にぶつかれば引っかかり生地を痛めますし、足に当たれば最悪出血の恐れもあります。

    屋外でも練習できるよ!なんてフレコミの商品がありますが、ぜったいに屋外で使ってはいけません。練習するときは必ず体育館などのスポーツ施設を利用しましょう。

    長さ調整方法

    ワイヤーロープの多くはネジの調整で長さを変えることができます。商品によっては工具なしで調整できるものもありますね。

    日本なわとびアカデミーでは公認ロープの調整方法をYouTube動画で紹介しているので、こちらも参考になります。

    ワイヤーロープの保管方法

    ワイヤーロープを保管するときは、折り曲げたり結んではいけません。一度クセがついてしまうと金属なので元には戻せません。

    クセのついた状態だとうまく飛べなくなるので、ロープの交換が必要になってしまいます。

    保管するときは写真のようにクルクルと巻いた状態で置いておきましょう。

    切り口に注意

    ワイヤーはいくつもの細い金属が束になってできています。そのため切り口から細いササクレがでて、腕や足を怪我する恐れがあります。

    これらを防ぐため、まず切断の時は専用のカッターを使いましょう。ニッパーなどで強引に引きちぎるとササクレが広がって危険です。またワイヤーを止めるための止め金具もあるので、切断部分につけておくとより安全でしょう。

    ■ワイヤーカッターの例

    ■ワイヤーの留め金具の例

    まとめ

    ワイヤーロープは記録挑戦にピッタリです。三重跳びに限らず、四重跳びや五重跳びにチャレンジする人には特にオススメ。

    扱い方に慣れるまでは大変です。しかし、一度身につけてしまえばあなたの強力な武器になってくれること間違いなし。

    本格的に縄跳び競技に取り組みたい人、三重跳びや四重跳びにチャレンジしたい人は、ぜひワイヤーロープに挑戦してみてください。

  • 三重跳びがやりたい人向け!!跳び方のコツと練習方法を徹底解説

    三重跳びがやりたい人向け!!跳び方のコツと練習方法を徹底解説

    こんにちは!

    日本なわとびアカデミー代表の粕尾将一(@macchan8130)です。

    これまで沢山の小学生になわとびを教えてきました。多くは二重跳びや交差とびの練習法を教えますが、中にはさらにハイレベルな技を教えることも。

    中には、低学年で三重跳びをする学校もあります。小学2年生で三重跳びのはやぶさをしている時は、心の底から驚きました。ただ平均的な小学校だと高学年でクラスに1人いるかどうか。三重跳びができれば学年のヒーローになれます。

    そこで今回は上級者向けに、三重跳びの練習法を紹介したいと思います。

    [box class=”green_box” title=””]新しい概念のなわとびカードを作りました。順番に練習をしてくことで自然と上達を促す、スモールステップを取り入れています。

    [btn class=”big lightning”]なわとびカード
    日本なわとびアカデミー
    [/btn][/box]

    [toc]

    三重跳びのための準備編

    まず三重跳びのための準備をします。難しい技なので、順番に見ていきましょう。

    [box class=”green_box” title=””]

    • 二重跳びを練習する
    • 三重跳びのやりやすい縄跳びを選ぶ
    • 練習環境を選ぶ

    [/box]

    二重跳びで熟練度をあげる

    二重跳びができなければ三重跳びはできません。しかも「できる」だけではなく「上手にできる」必要があるのです。

    具体的には「二重跳び連続50回」の技術が必要です。ただし連続回数は熟練度の指標にすぎません。50回できたからといって、三重跳びができる!というわけではないのです。

    また勘違いしやすいのは「自己最高記録」で考えてしまうこと。そうではなくて「平均記録」で50回ぐらいできる熟練度が必要です。1回目は50回で2回目は20回では、また熟練度が不十分と言わざる得ません。

    ■関連記事:三重跳びは二重跳びが何回とべればできますか?また練習のコツはありますか? – なわとび1本で何でもできるのだ

    三重跳びをやりやすい縄跳びを選ぶ

    三重跳びは縄跳びの選び方でやりやすさが大きく変わります。ポイントは高速回転させやすいか?です。

    ロープを早く回すには、できるだけ空気抵抗が少ないほうが良い。なのでできるだけ細いロープを選ぶようにしましょう。

    しかし細いロープは「軽い」という欠点があります。ロープが軽いと遠心力を感じるのが難しくなります。できるだけ細く、それでも軽すぎないロープを選ぶようにしてください。

    オススメしているのは「ビニールロープ」です。いわゆる100円ロープとして販売されているヤツですね。ビニールは重さも細さもバランスよく作られているので、三重跳びに向いています。

     

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    また興味がある人は「ワイヤーロープ」に挑戦してみてください。こちらはどんな素材よりも三重跳びに向いていて、国際大会の三重跳び競技の9割以上の選手が使っています。

     

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    練習環境を選ぶ

    三重跳びに一番必要なのは「リズム感」です。もし環境が許すのであれば、自分はトランポリンなどの跳ねる床の上で「リズム感練習」をすることをオススメします。

    体育館開放などで大きなトランポリンがあれば、その上で縄跳びをしてみましょう。滞空中に三回ロープをまわすリズム感を身につければ、何もない床の練習でも活用できます。

    トランポリンの上で縄跳びをしていいか、事前に確認してください。

    また家庭トランポリンで練習してもよいでしょう。周囲に気を付けて練習をすれば、大きなトランポリンで練習するのと同じ効果が得られます。

    三重跳び練習の流れ

    いよいよ三重跳びの実践練習に入ります。この練習では二重跳びができないと無理なので、まだ二重跳びが怪しい人は先に練習をしてくださいね。

    二重跳びを早く跳ぶ練習をする

    二重跳びをとぶペースを早くしてみましょう。10秒で20回ぐらい跳ぶ早さにできると良いですね。

    三重跳びには早くロープをまわす技術が必要です。これはつまり「加減速」が上手にできる技術のことなんです。着地する瞬間は少しだけゆっくりにして、跳び始めたら一気に加速する。

    二重跳びを早く跳ぶことで、この2つの技術が身につけられます。

    三重跳びの1回目に挑戦する

    次は三重跳び1回に挑戦します。

    前とびを3回とんでから、いきなり三重跳びをしてみましょう。このとき、思いっきり着地するのがポイント。変に気にしてつま先で着地してはダメです。床の音を出すぐらい、勢いよくジャンプして着地します。

    こうすることで、ジャンプの時に力が入りロープの加速がやりやすくなります。また空中で身体に力が入るので、バランスも崩しにくくなるんです。

    他にもいくつかのポイントがあるので、下のワンポイントアドバイスのところを参考にしてください。

    三重跳び1回と、前とび1回を繰り返す

    三重跳びが1回でもとべるようになったら、すぐに前とびに戻りましょう。しゃがみ込む着地でも問題ありません。思いっきり着地したところから、スグに前とびに戻るのです。

    前とびに戻る意識ができると、三重跳びの空中姿勢に余裕がでてきます。

    すると徐々にしゃがみ込まなくなり、さらにはつま先で着地できるようになっていきます。前とびにきれいに戻れるようになったら、連続の三重跳びまで目の前ですよ!

    三重跳びのワンポイントアトバイス

    三重跳び最大の難関は1回目を跳ぶことです。ここでは三重跳び1回目を跳べるようになるためのワンポイントアドバイスをまとめました。

    うまくいかない人はここのアドバイスを参考にしてください。

    目線をあげてジャンプしてみる

    縄跳びはなぜか下を向いてジャンプする人が多いです。でも三重跳びのような高いジャンプをする技では下を向いてはいけません。ジャンプ力低下するからです。

    顔をまっすぐ前に向ける、もしくはなにか1つのものをジックリ見つめて練習してましょう。斜め上ぐらいにあるものだと、よりジャンプ力を高める効果がありますよ!

    助走で二重跳びをしない

    三重跳びの助走で二重跳びをする人がいます。これはオススメできません。三重跳びをするまでに、二重跳びをやりすぎて疲れてしまうからです。

    また三重跳びにはリズムが大切。前とびからいきなりやる方がリズムを作りやすく、成功率が上がるのです。

    縄跳びを短くしてみる

    ロープは1cmでも短いほうが早く回る性質があります。なのでカンフル剤的に縄跳びを短くしてみましょう。それだけで一気に三重跳びができることがあります。

    ただし、短くするほど引っかかりやすくなります。またいつも長さを変えてばかりいると、丁度の長さがわからなくなり技術が混乱してしまいます。

    少しずつ調整しながら短くしていってください。

    まとめと参考図書、紹介した縄跳び

    小学校で三重跳びができればヒーローです。縄跳び競技でも三重跳びができると技のバリエーションが一気に増えるため、演技をつくるのが楽になっていきます。

    この意味で学校体育では卒業の技、競技では登竜門の技をもいえるのです。

    この記事で紹介した書籍と縄跳びを最後に掲載しておきますので、ぜひ三重跳びを目指して頑張ってください!

     

     

     

     

    [box class=”green_box” title=””]新しい概念のなわとびカードを作りました。順番に練習をしてくことで自然と上達を促す、スモールステップを取り入れています。

    [btn class=”big lightning”]なわとびカード
    日本なわとびアカデミー
    [/btn][/box]

  • 縄跳びが新聞紙で上手になる!?ユニークな前とび練習法を紹介

    縄跳びが新聞紙で上手になる!?ユニークな前とび練習法を紹介

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    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    先日、Youtubeで前とびの面白い練習方法の動画を見つけました。このブログでも前とびの練習法を紹介していますが、この動画にある方法は初めて見ました。

    ■参考記事:縄跳びがとべない子供に贈る、前とびが跳べるようになる6つのステップ – なわとび1本で何でもできるのだ

    縄跳びで一番教えるのが難しいのは「前とび」です。なぜなら、基本運動ほど無意識にやっているから。そこを分解して整理するのは大変なんですよね。

    今回は動画で紹介されている「新聞紙」を巻く方法について考えてみたいと思います。

    [aside]オススメ教材
    本当になわとびが上達する!「縄のまっちゃん式なわとびカード(〜あやとび編)」

    いまスグ使える!縄のまっちゃん式「本当に上達するなわとびカード(完結編)」

    [/aside]
    [toc]

    新聞紙を縄跳びに巻く利点は?

    ではまず動画を紹介します。どうやら「伊東家の食卓」っぽい動画です。

    ここで紹介されている方法は、縄跳びの両側に丸めた新聞紙を通すモノ。ロープのほとんどが覆われた状態で練習をします。そして慣れてきたら新聞紙を少なくしていき、最後は普通の前とびができるという流れ。

    専門家の解説だと、前とびの準備でロープを背負ってしまうのが失敗の原因とのこと。この姿勢からはキレイな円が描けず、ロープが上手に回せないと言います。

    ここに新聞紙があると、背負う姿勢になりにくい。するとロープでキレイな円を描くことができ、前とびの上達に繋がるのです。

    本当に新聞紙は効果があるのか?

    ではこの方法は本当に効果があるのでしょうか?自分は非常に効果が高いと考えています。

    動画で説明されている通り、背負う姿勢になるとロープを上手に回せません。ここで必要なのは「縄の遠心力を感じる」という技術。重さを感じながら回すことで、柔らかいロープをキレイな円で回すことができるのです。

    しかし初心者の子どもにはこれが難しい。大人だと無意識に遠心力を感じているんですが、大抵は気付きません。

    硬いモノは遠心力を感じるのが簡単になります。動画にあるように新聞紙で覆われた状態なら、子どもでも感覚を掴みやすいのです。

    次の課題を急ぎ過ぎないこと

    縄跳びの練習で一番大切なのは「できた!」と思える成功体験。動画で紹介されている子ども達は、みんな前とびを跳べていました。素晴らしい効果だと思います。

    ただ、いきなり上達を焦るのは危険です。この段階の次は「一回旋二跳躍(ピョンピョンとび)*1」が妥当な課題になります。

    連続して前とびを跳ぶのにはリズム感を養うのが必要です。しかしここで紹介されていた子どもは、映像を見る限りまだリズムを掴めていません。彼らはまだ一回ずつ跳び越える運動を繰り返している状態なのです。

    練習を続けて熟練度が上がれば問題ありません。しかしこの状態で次のレベルへ進むのは早すぎます。このまま交差跳びや二重跳びをしても、うまくいきません。

    成功した!!というモチベーションを活用し、しばらくは前とびを上達させることに集中するのが良いと思います。

    新聞紙練習法のまとめ

    この練習法はとても有効です。機会があれば自分も前とび練習で取り入れようと考えています。

    単純な運動に見える縄跳びですが、どうやって上達を手助けするかは難しい。その点、今回の新聞紙練習法はユニークかつ新鮮なモノでした。

    これからも「おっ!」と思った方法はブログで随時紹介していきたいと思います。

    *1:二回のジャンプで一回ロープをまわす跳び方。前とびの前段階で見られる動き

  • ダブルダッチを体育授業に導入するのに必要な「集団への教え方」という視点

    ダブルダッチを体育授業に導入するのに必要な「集団への教え方」という視点

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    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    以前、ダブルダッチを学校体育の中に取り入れるための課題について記事を書きました。自分はその主な課題は、回すのが難しいロープだと考えています。

    ■参考記事:ダブルダッチを学校体育で広めるのに必要だと思うこと – なわとび1本で何でもできるのだ

    たしかにロープを回すのは難しいです。一朝一夕に習得できるものでもありません。ですがロープを回すのが難しいのと同じように、どのようにダブルダッチを教えるか?という方法も不足していると思うのです。

    ここ数年で爆発的にダブルダッチスクールが増えました。ジュニアを国際大会で優勝させる指導力はさすがです。では、はたして30人を一度に教えられるコーチはどのぐらいいるでしょうか?

    学校の体育は基本がクラス30人。しかも先生は1人。ロープを回すだけでなく、大人数の子ども達をうまくマネジメントして上達させる必要があります。

    そこで今回は、学校体育授業研究をしている、TOSS研究会の表先生の提案する「ダブルダッチ指導法」を紹介したいと思います。

    表先生のダブルダッチ指導
    ■参考記事:表克昌氏のダブルダッチの指導 | TOSSランド

    ダブルダッチの基本は「迎え縄」

    表先生の方法論ではまず「迎え縄」*1を練習します。ダブルダッチに入るには手前の縄を見て中に入るように教えますよね?実はこの手前の縄が「迎え縄」です。一般的な長縄と反対まわしと考えると分かりやすいです。

    長縄ならダブルダッチのターニングができなくても問題ありません。なので子どもに順番に回させることができる。つまり一気に多くの子ども達を練習させることができるのです。

    また表先生は色の付いた長縄を使うことを推奨されています。というのも、はじめから赤いロープを跳んでいれば、いざ二本になってもどっちを跳ぶかが理解しやすい。次のステップを見据えた作戦なのです。

    はじめは「1抜け」から

    迎え縄ができたら、いよいよダブルダッチに入ります。まずは1抜けの練習です。

    【1抜け】
    ロープの中で止まらないで、反対側に跳び抜けるダブルダッチの技。

    といっても、実はこれ最初の練習と全く同じ動き。迎え縄を8の字で跳ぶのと同じ要領で、ダブルダッチの1抜けはできるんです。

    しかし子ども達も二本のロープが回ると緊張します。いざダブルダッチだ!と身構えるのです。でも実際に跳ぶロープは手前だけ。長縄で使っていた赤いロープだけです。奥にある二本目のロープは無視してオーケー。

    実際に自分もなわとび教室で実践してみました。2年生の集団でもここは十分に到達できます。

    また二本が上手に回せない場合は、二組を一本ずつ回しても良いでしょう。四人で回して一人が跳ぶんです。慣れるまではリズムの取り方が難しいですが、長めのロープを使うと感覚を掴むのが早くなります。

    1抜けができたら「2抜け」「5抜け」と進んでいきます。ところが「5抜け」あたりになると「ターニングをどう教えるか?」という課題に取り組む必要が出てきます。ここの課題については前回の記事で触れました。

    【2抜け】
    入った場所と同じ方向に「くの字」で抜けるダブルダッチの技

    子どもの「跳ぶ力」を上達させる

    熟練のターナー*2であれば幼稚園児でも跳ばせることができます。ただこのレベルになるまでは膨大な練習が必要。ダブルダッチを扱う以上、ロープを回すのが難しいのは避けて通れない課題です。

    たしかにターナーが上達するに越したことはありません。ですが、ターナーばかりにに高い技術を求めるのではなく、子どもの跳ぶ力を育てるのはどうでしょうか。

    ロープを見て自力で跳べる子どもならば、熟練の合わせる技術は必要ありません。一定のリズムでロープが回ってさえいれば跳べます。これなら、一気に学校の先生方にもハードルが低くなると思うのです。

    まとめ

    学校体育でダブルダッチを扱うのに、ロープ回しが難しいのは大きな課題です。

    しかし同じぐらい課題だと思うのは「集団にどうやって教えるか?」というノウハウや教材が少ないこと。たとえ熟練のターナー技術があっても、ノウハウが無ければ30人の子ども集団相手に教えるのは至難の業です。

    体育の授業でどうやってダブルダッチを教えるか?を真剣に考えるとき、表先生のダブルダッチ指導法のような「集団に教えるための視点」は欠かせないと思います。

    *1:跳ぶ人の方に向かってくる方向に回す長縄のこと

    *2:ロープを回す人のこと

  • いくつ知ってる?縄跳び技の名前が地域性ありすぎる問題

    いくつ知ってる?縄跳び技の名前が地域性ありすぎる問題

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    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳びの技は本当に沢山の種類があります。小学校の体育で登場するだけでも数十種類、競技ベースで考えたら数百種類を越えると思われます。

    では、あなたは縄跳びの技の名前をどのぐらい知っていますか?実をいうと、縄跳びの技に正式名称というのは無いんです。二重跳びはわりと市民権を得た技名ですが、それ以外は先生方がオリジナルで命名した技がたくさん。

    今回は全国を回って「この技はなんだ!?」とびっくりした縄跳びの技名を紹介します。

    初級編:はやぶさ、つばめ、とんび

    「はやぶさ」は比較的有名な技名です。二重跳びの間に交差を混ぜて、交差とび一回と前回し一回を一度に跳ぶ二重跳びの技です。

    はやぶさのコツは交差の順番:練習法とポイントのまとめ。|なわとび1本で何でもできるのだ

    ポイントなのは技名に「鳥の名前」が使われていること。発祥は自分も知らないのですが、この着想を他の技に流用した地域が関東圏、特に東京や千葉に多くありました。

    まず「つばめ」とは交差の二重跳びのことです。腕を交差したままで二重をする技で、「はやぶさ」より高いレベルにしている学校がほとんど。さらに「とんび」はハイレベル。三重跳び「はやぶさ」をする技です。

    おそらく難しい技を順番に名付けるとき、それっぽい鳥の名前を使ったのだと思われます。

    中級編:エレクトロン、マリーナ、だましとび

    つぎは横文字系の技です。これらは全て同じ技を指しています。言葉じゃ説明しにくいので動画を紹介。

    ここでは「かえしとび」と呼んでいますが、実際にはロープを跳ばずに回す技です。この技はリズムなわとびで頻繁に使われます。おそらくリズム縄跳びに詳しい先生が、赴任された学校で命名したのでしょう。

    上級編:ゾンビ、たか、戦車

    つぎは中部地方の小学校で教えてもらった跳び方です。もはや名前からは技の雰囲気が掴めませんよね。

    これらは「組み合わせ技」の名前になっているんです。たとえばゾンビだと「二重跳び」⇒「はやぶさ」⇒「交差二重」を連続で跳ぶ技の名前。名前があるのは単一の跳び方とは限らないのです。

    また初級編で扱った鳥の名前シリーズ。「たか」は鳥の名前なんですが、組み合わせ技の名前に使われています。また同じ「たか」でも交差三重跳びを指す学校も。同じ技の名前といえど同じ動きを指していない可能性があるんです!!

    まとめ

    今回は縄跳びの技の地域性について取り上げましたが、おそらくここで挙げた以外にも沢山の名前があると思います。それこそ、学校の数だけ名前があると行っても過言じゃない。

    まだ自分は、九州地方、四国、北海道に縄跳びで訪問していません。もしかするとこれらのあ地域には、自分も知らない縄跳び技があるかも。

    もし情報をお持ちの方がいましたら、ぜひ教えてください!!

  • ダブルダッチャーで「縄跳び」のできる人が持つ3つの利点

    ダブルダッチャーで「縄跳び」のできる人が持つ3つの利点

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    photo by Simon Oosterman

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    国内で有名な縄跳びといえばダブルダッチ。二本のロープを回して跳ぶチーム演技で、日本選手はここ10年以上も世界トップに君臨し続けています。

    競技人口もここ数年で爆発的に増えました。中にはJ-Trapやカプリオールのように、プロフェッショナルを目指す選手も多いことでしょう。

    自分は、ダブルダッチで生きていこうとする人こそ、単縄を練習した方がいいと考えています。別に自分が単縄の専門だからというワケじゃありません。その理由は、いまの日本の現状を踏まえた戦略的な一手になるからです。

    単縄ができる、は武器になる

    いま、単縄の出張指導やパフォーマンスの依頼は年々増加傾向にあります。今では依頼の数が増えすぎて人材が不足しているほど。現役選手の多くは学生なので、平日の出張が受けられないんです。

    この状況は、冬の小学校で縄跳びを取り扱い続ける限り変化しません。ちなみに縄跳びは明治時代から脈々と続いている、もっとも古い体育種目の一つです。

    ぜひ、ここにダブルダッチの人にも飛び込んでもらいたい。いくら少子化とはいえ、全国には何万もの小学校があります。その9割以上が縄跳びをしているとなれば、巨大なマーケットです。

    また、小学校の依頼では「二重跳びがやりたい!」や「交差とびの練習法を知りたい!」といった内容がほとんど。これらの依頼はダブルダッチを本気でやっている人であれば、知識と経験を積めばできると思うんです。

    クライアントの要望する内容に幅広く応えられるほうが、仕事をする上で有利だと思いませんか?

    一人仕事ができる

    小学校の出張はダブルダッチも多く行っていると思います。

    ただ出張に必要な人数は何人でしょうか。最低でも3名は必要ですよね?チームで動くことのメリットもありますが、チームゆえのリスクがあることも忘れてはいけません。

    たとえば5名のチームで1つの現場に行ったとしましょう。そこで頂ける謝礼は5等分です。しかし依頼内容に合わせてバラで出張することができれば、5人で最大5つの現場に行くことができます。

    また、単縄は一人でパフォーマンスと指導の両方ができます。たとえ全員のスケジュールが合わなくても、一人で現場を受け持つことができる。これは仕事のバリエーションと選択肢を増やす事になると思うのです。

    ダブルダッチャーで単縄のできる人は希少

    2015年現在で、単縄の一人パフォーマンスができるレベルのダブルダッチャーは何人いるでしょうか。きっと数えるほどしかいません。これってスゴイ希少性だと思うんです。

    単縄の演技ばっかりをやれ、というワケじゃありません。チーム演技のスパイスとして単縄を活用すれば良いのです。たとえばこの演技も、瞬間的に単縄が入っただけで物凄い盛り上がってます。

    ■参考ページ:highBARO【DDSinDDFF】 | RopeTube

    不思議なことに、単縄とダブルダッチを本気で融合させたショーケースをするチームはごく僅か。その先進は縄☆レンジャーだと思いますが、その後ろはあまり続いていません。

    ダブルダッチャーの持つ創造力と単縄を組み合わせれば、素晴らしいショーになると思うのに残念です。

    まとめ

    2020年の東京オリンピックの煽りもあり、それまでの数年は縄跳びの出張指導はもっと増えていくと思います。体力向上やチームワーク育成といった目標に、ダブルダッチや縄跳びは適した教材だからです。

    日本ふんどし協会の中川さんは、その著書で「パンツと争わないことが発展のポイント!」と仰っています。

    ■出典:人生はふんどし1枚で変えられる

    日本ではダブルダッチと単縄が別々に発展してきました。しかし両者が争うのではなく、互いの良い部分を取り入れ共創していくことが、今後のダブルダッチ普及のカギになると思います。

  • 大人が「ガチ」で縄跳び競技を始める時に注意したい、3つのポイント

    大人が「ガチ」で縄跳び競技を始める時に注意したい、3つのポイント

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    photo by zen

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳び競技は、多くの人が大人になってから始めです。偶然見たテレビで演技をしていたから、たまたま見たYoutubeでカッコイイと思ったから。こうした理由で始める人が大半ではないでしょうか。

    ちなみに自分も高校1年生から本格的な縄跳び競技を始めました。

    そこで今回は、大人がガチで縄跳び競技を始めるときに注意したい3つのポイントを紹介します。

    1.いきなり演技練習だけにしない

    大人になって縄跳び競技を始める人は「フリースタイル*1」をみて始める人がほとんど。三重跳びやバク転、見たこともない技の連続に憧れてスタートすることでしょう。

    はじめる動機としては素晴らしいのですが、いきなりフリースタイルの練習をするのはオススメしません。

    フリースタイルの練習をするためには、基本となる技がいくつもあります。また、たった75秒といえどフリースタイルは激しい体力消耗を伴う種目です。いきなり演技の練習!というのは二重の意味で危険を伴うので止めましょう。

    まず最初は前とびを75秒間続けられるか。特に18歳以上の大人は、ここからスタートしましょう。ビシバシ跳ぶ以前に、75秒間体力が持たなければお話になりません。またいきなり無理をすれば怪我にも繋がります。

    さらに、基礎が無い状態で演技練習をするのは上達が遅れます。基礎はツマラナイかもしれません。でも基礎練習と演技練習の両輪がなければ、いつまで経っても素人演技止まりです。

    2.「回数とび」は最高の基礎練習

    フリースタイルでは同じ技を反復させません。競技ルールのせいです。でもこれだと基礎が身に付きにくいんですよ。なぜなら、単一の技同士を強引に繋げることができてしまうから。

    上手な人には技の繋に余裕があります。でも演技練習だけの人は、特定の組み合わせしかできず余裕がない。融通がきかないのです。

    ここで自分がオススメしているのは「回数とび」。

    小学校のとき、縄跳びカード片手にシール目当てに回数とびをした人も多いはず。前とび、交差とび、二重跳び、はやぶさ。どんな技でも回数とびに変換することができます。

    回数とびは目標が作りやすく、自身の成長をダイレクトに感じられます。まさに最高の練習方法だと思うんです。自分の周囲で日本代表クラスになっている選手は、老若男女問わずに「回数跳び」をしっかりやっています。

    「二重跳びが100回できても、カッコイイ演技はできない!」ではなく、「二重跳び100回程度ができなくて、カッコイイ演技なんて到底無理」なんです。

    3.人との繋がりを大切に

    縄跳び競技は人口が少なく、リアルなご近所で仲間を見つけるのは難しいです。

    でも今の時代、SNSやYoutubeで多くの仲間を見つけることができます。自分も最初のキッカケは、師匠に送った一通のメールでした。

    競技で一番大切なのは競い合えるライバル。そして苦労を共有できる仲間です。TJで背中にロープを食らうとか、カブースクロスは鬼門であるとか、おなじ縄跳び競技をしている人にしか分からない大変さを共有できると、大きな励みになります。

    縄跳びは一人で練習する機会が多いと思います。しかし積極的に外にでかけましょう。仲間を見つけましょう。仲間がいれば、桁違に成長のスピードが早くなりますよ!!

    まとめ

    大人になってからスポーツを始めるのは大変です。メジャースポーツなら近所にクラブがあります。でもマイナーな縄跳び競技は、積極的に情報を獲得しないと仲間すら見つけられません。

    でも、師匠は縄跳び最大の利点を「一人でも」「どこでも」「誰とでも」できることと仰っていました。自分も、まさにその通りだと思います。

    画面で見た「かっこいいフリースタイル」を目指してぜひ頑張ってください!!

    *1:75秒以内で音楽に合わせ、自由に技を組み合わせた演技を行い出来栄えや完成度を競う種目

  • 三重跳びは二重跳びが何回とべればできますか?また練習のコツはありますか?

    三重跳びは二重跳びが何回とべればできますか?また練習のコツはありますか?

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    Photo by Bailey Weaver

    縄跳び上手が目指す大技、それが三重跳びです。

    小学校はもちろん、大人にも三重跳びを目指して練習されている方がいるんですね。質問の割合としては小学生、中高生、大人がそれぞれ同じぐらいでした。

    中でも多いのは「二重跳びが何回跳べれば三重跳びができますか?」というもの。きっと二重跳びの延長としてイメージをしているからだと思います。

    二重跳びが出来なければ三重跳びは出来ません。しかし一概に、○○回跳べればできる!とは言えない理由があります。

    [aside]オススメ教材
    本当になわとびが上達する!「縄のまっちゃん式なわとびカード(〜あやとび編)」

    いまスグ使える!縄のまっちゃん式「本当に上達するなわとびカード(完結編)」

    [/aside]

    [toc]

    二重跳び連続回数で測れるのは「熟練度」

    たとえば二重跳びが50回できるとしましょう。ではこの50回が意味するところは何でしょうか?それは二重跳びの熟練度です。連続で跳ぶことができるだけの熟練度がある、という意味なのです。

    しかも回数には厄介な一面がある。記録が「自己最高記録」か「平均記録」かで大きく意味が違うんです。二重跳び50回は奇跡の一発だったのか。いつやっても50回前後の記録は出せるか。両者では熟練度に大きな違いがあります。

    したがって二重跳びの回数は、三重跳びの直接的な指標にならないんですよ。

    ただ、二重跳びの熟練度が上がれば三重跳びの基礎になります。よって自分は「平均50回」が跳べれば熟練度としては十分だと考えています。1回きりの自己最高記録ではない点に注意しましょう。

    この熟練度があれば、三重跳びに必要な基礎があると言えます。

    三重跳びには感覚を磨く練習が必須

    二重跳びで熟練度の基礎が出来れば、三重跳びがスグできる…とは行きません。稀にセンスのいい人がいますが、いきなり出来ることは殆どありません。

    関連記事:センスとは「モノマネ力」である

    三重跳びを跳ぶには感覚を磨く必要があります。縄跳びを三回転させる感覚です。こればかりは熟練度だけじゃ足りません。感覚を身につけるには回数を重ねること。これ以外に道はありません。

    この感覚習得でオススメなのが「トランポリン」や「ジャンピングパネル」のように高く跳べる環境。ここだと早く回す負担が減り感覚を身につけやすくなります。

    三重跳びで本当に必要なのは早く回すことではありません。縄跳びを止めず連続的に3回転させるリズム感覚なのです。

    (※)ジャンピングパネルの例

    (※)家庭用トランポリンの例

    三重跳びには三重跳びの練習を!

    三重跳びが出来るようになるには、三重跳びに合わせた練習が不可欠。二重跳びの回数ばかり伸ばしてもあまり効果はありません。

    もし二重跳びが平均50回以上跳べるなら、これ以上二重跳びの記録を伸ばしても同じです。繰り返しになりますが、三重跳びには「連続してロープを3回転させるリズム感」が大切なのです。

    世間には二重跳びが沢山できれば三重跳びができる、と思っている方が多いようです。しかし三重跳びと二重跳びは別物です。自転車と一輪車ぐらい違うのだ!と覚えておいてください。