こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
中国の11歳の男の子「岑小林さん」が縄跳びの世界記録を更新したようです。このニュースは一気に世界中の縄跳び界を駆け巡りました。
更新されたのは「30秒かけ足とびスピード(108回)」と「3分間かけ足とびスピード(548回)」の二種目。何がスゴイって、この記録は大人も含めた全世代での世界記録なんですよ。
更新した種目ってどんなの?
では彼が更新した「30秒かけ足とびスピード」と「3分間かけ足とびスピード」とはどんな種目でしょうか。
【30秒かけ足とびスピード】
30秒間で「かけ足とび」が何回とべるかを競う。
競技中に失敗してもやり直しOK。
右足が地面についた回数をカウントする。
【3分間かけ足とびスピード】
30秒間で「かけ足とび」が何回とべるかを競う。
競技中に失敗してもやり直しOK。
右足が地面についた回数をカウントする。
ルールは至ってシンプル。ただし注目するポイントは「右足だけカウント」ということ。つまり108回の記録を出すためには、ロープを216回転させる必要があるんです!!
単純計算で1秒間に7.2回まわしてるんです。もう想像を絶しますよね。
多分ちょっと浮かんでますよ。
「縄跳び」という競技の不思議
今回世界記録を更新したのは11歳の少年でした。でも少し前、日本人も世界記録を持ってたんですよ。
▶10WC 日本人結果速報 World Championship 個人戦 | 日本ロープスキッピング連盟(JRSF)
2014年に開催された世界選手権で「関康平」選手が103回で当時の世界記録を更新しました。いまでも日本人選手はスピード競技が強くて、世界大会で上位に食い込むハイレベルです。
そう、不思議な事に縄跳びの世界記録ってほぼ年齢が無関係なんですよね。
たとえば今回紹介した「岑小林さん」は11歳です。「関康平」選手も世界記録を更新した2014年当時は高校生。また2000年前半に遡れば、ほぼすべての世界記録を女子選手が保持していました。
繰り返しますが、どれも全世代男女問わずの記録です。これほどジュニアと女性が強いスポーツも珍しいのではないでしょうか。
子どもだから、大人だからは通用しない
縄跳びの世界記録は、マジで誰でも狙えます。これは年齢も性別も関係ありません。やっただけ結果が付いてくるモノなんです。
まだ小学生だから大人には勝てないや…というのは、違います。小学生のほうが強い、今の縄跳び競技ではそれが常識です。
これだけ全国で縄跳びを一斉にやっている日本。もしかしたら、未来の世界記録保持者が日本の小学生に現れるかもしれません。
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