こんにちは!
縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
縄跳び競技を始めるときに一番難しいのがフリースタイルです。音楽に合わせて演技を作るとか、やったことない人にとっては未知の世界ですからね。
でも難しく考えることはありません。演技とは小さいパーツの組み合わせに過ぎないんです。
そこでこの記事では8回ジャンプの中に技を入れて、小さなパーツの作る方法を説明します。
[toc]なぜ8回ジャンプなのか?
縄のまっちゃんが8回ジャンプで技を入れるのを推奨している理由は、音楽に合わせる練習になるからです。
音楽の多くは「8拍」で構成されています。この1拍に1回のジャンプを当てはめることで、音楽にあった演技を作ることができるのです。
またパーツの最小単位として8回というのがちょうどいい。これが15回とか32回だと覚えるのも大変です。
だからスタートの時から8回ジャンプ=8カウント(拍)で作っておくと、後々に楽なんです。
具体的な8回ジャンプの作り方
8回ジャンプを作るときのルール
8回ジャンプの組み合わせを作るとき、いくつかのルールがあります。
- 二重とび以上は連続しない
- 初めは2種類以上の技を入れない
- ゆっくり回しでは2カウント使う
まずは二重とびやはやぶさは連続してはいけません。縄跳びに自信がある人ほどやってしまうんですが、連続技でビシバシ跳ぼうとして引っかかる。
この組み合わせは上級者の方法です。はじめのうちは、二重とび以上の技は連続で入れてはいけません。8回のジャンプを跳びきることを優先してください。
またいきなり2種類以上の技を入れるのもありがちな失敗です。無理やり技を入れ込むと失敗します。8回ジャンプが完結できなくては意味がありません。
はじめは前とびばかりでOKです。きちんと8回ジャンプを跳びきれる組み合わせにしてください。
例外的に「ゆっくり跳び」は1回ジャンプで2カウント使います。なのでジャンプの合計回数が変化してしまいますが、2回ジャンプ分の時間を使ってるので、1回ジャンプでも2カウントと計算するのです。
大切な考え方なのでぜひ覚えておいてください。
技を入れるタイミング
8回ジャンプで技を入れるタイミングにも目安があります。おすすめなのが、
- 1回目、5回目
- 3回目、7回目
この2か所ですね。
将来的に演技を音楽に合わせる場合、音のアクセントが多くの場合この2か所に来るんです。なので今のうちから技をこの場所に入れておくクセをつけておきましょう。
たとえば二重とびを1カウント目、5カウント目に入れるとしたら、
二重とび → 前とび → 前とび → 前とび → 二重とび → 前とび → 前とび → 前とび
という流れになります。
前とびを多めに入れる
8回ジャンプを作るときは、かならず前とびを多めに使ってください。二重とびやハヤブサなどの難しい技を組み合わせたところで、すぐにはできません。
演技を作るのに慣れてきたら、もっとたくさん技が入れられるようになります。しかしまず大切なのは演技を作ること、演技を跳びきることの2点です。
技を増やすのはこの2つができてからだと、肝に銘じておきましょう。
ルールに則って組み合わせを作るコツ
縄跳び競技のルールにおいて同じ技の繰り返しは無意味です。
二重とびを10回跳んでも1000回跳んでも、技として評価されるのは最初の1回だけ。よって8回ジャンプを作るときから、同じ技が被らないように意識をしておきましょう。
学校の授業では連続で繰り返すのが当たり前だったはずです。でもここは頭を切り替えて、連続は無意味!と言い聞かせてくださいね。
おすすめの8回ジャンプの組み合わせ
最後に縄のまっちゃんが考えた、基礎として練習しておくとイイよ!な組み合わせを紹介します。
- s,c,s,o,s,c,s,o
- o,o,oo,o,o,o,oc,o
- o,o,トード,o,o,o,クルーガ,c
- o,o,s,EB(右),o,o,s,EB(左)
o = 前とび
c = 交差とび
s = サイドスイング
, = 技の区切り
組み合わせを作るのに困ったら、まずはこれらの組み合わせを練習してください。大切な基礎がすべて詰まっています。
また技の名前がわからない人は技のデータベースを準備したので、下記ページを参考にしてください。
技の組み合わせ方は自由です。でもいきなり自由にやれ!というのが一番難しいですよね。
まずは自由にやるための基礎を知ってください、8回ジャンプは基礎のひとつです。演技を作るための最も小さいパーツの作り方です。
なわとび競技の練習方法をもっと知りたい人は、下記のページも読んでください。
あなたと全日本大会で会える日を楽しみにしています!