なわとびのコツ

縄跳びはいつからできる?何歳から練習するのがベストかを解説します

こんにちは!

日本なわとびアカデミー代表のまっちゃんこと、粕尾将一(@macchan8130)です。

アカデミーにはたくさんの小学生が通っています。でも中には中学生や幼稚園生も頑張って一緒に練習しています。

でも年中、年長だと親御さんが「まだ小さいですけど大丈夫ですか?」と不安そうに質問してきます。

では縄跳びを始める年齢はいつからがいいのでしょうか?15年以上に渡ってなわとびを子供たち教えてきた経験から解説します。

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いつから縄跳びの練習をするのが良いか

何歳から縄跳びができるか?を年齢別の特徴から見ていきましょう。

ただ、子どもは個人差が大きいのが当たり前です。他のお子さんができるからといって、焦って無理やり練習させるのはむしろ逆効果なので注意しましょう。

年少(3歳)までは、縄跳びは難しい

3歳までは縄跳びの練習を焦らなくてOKです。無理に練習をさせても理解力と集中力が続かず、むしろ運動が嫌になってしまうかも。

3歳までは自分の体を動かすだけで精一杯で、うまくジャンプができない子どもも多いです。ロープを回してとぶのは3歳にはかなり厳しいと言えるでしょう。

もし縄跳びの練習に結びつけるのであれば、障害物を飛び越える練習がオススメ。縄跳びを飛び越す練習の基礎になり、ジャンプのタイミングを掴む練習になります。

いずれにしても、焦って縄跳びの練習をさせる必要はありません。

年中(4歳~5歳)が一番オススメ

4歳、5歳になると一気に理解力が高まります。縄跳びの練習を始めるのは年中さんがオススメです。

4歳~5歳になると一度に複数の運動を組み合わせられるようになります。たとえば縄跳びの場合「ジャンプ」「まわす」「バランスをとる」の3つが必要です。

自分が出前授業で訪問するほぼ全ての幼稚園、保育園でも年中から縄跳びを始めてるんですよね。

4-5歳の年中になると興味を持った対象に対して「理解力」と「身体能力」がやっと追いついてくるんですよ。

はじめはギコチナイですが、少しずつ前跳びのような動きができます。なかには上手に前跳びを跳ぶ子もいます。

関連記事:4歳~5歳で縄跳びがとべるようになるコツと練習方法 

関連記事:4-5歳にオススメの縄跳び「ビーズロープ」とは

年長(6歳)は問題なく飛べる

年長(6歳)になると、集中力も理解力も大きく発達します。縄跳びの好きな子であれば「交差跳び」や「二重跳び」といった技にも挑戦できるでしょう。

しかし年齢が上がっても、いきなり難しい技を練習するのは無理です。まずは縄跳びを跳べるように練習して、一つずつ難しいとび方に挑戦してください。

小学校はほぼ100%の確率で体育授業で縄跳びがあります。もしあなたのお子さんが幼稚園・保育園で縄跳びをしない場合、早い段階で縄跳びの練習をしておくと、体育の授業で苦労せずに済むでしょう。

小学校1年生(7歳)で始めるケースも多い

地域や幼稚園の方針によっては、小学校で初めて縄跳びする場合あります。

小学校1年生からスタートしても全く遅くないです。しかし1つ注意したいのが周囲の子どもとの差です。

年中(4歳)から縄跳びを練習している子と比べると、1年製の段階で2年分の差が生まれてしまいます。みんなできるのに、自分だけできないと思い込むと、お子さんが自信を失う原因にもなりかねません。

事実、小学校1年生で悩まれている親御さんも多いです。お子さんのペースに合わせて、可能であれば自宅で一緒に練習してみましょう。

関連記事:お子さんと一緒に練習する人向け、縄跳びの練習方法とアドバイスのポイント

子供が興味を持つキッカケを作る

じゃ年中になったら、いきなり始められる?という訳には行きません。子供が興味を持って自ら縄跳びを手に持たないと何も始まらないんです。

おもちゃ箱の中にひっそり縄跳びを忍ばせておくとか、お家の方がときどき公園で遊ぶときに縄跳びを取り出してみるとか、子供の世界に「縄跳び」を存在させることが興味を生むきっかけになるのです。

得てして親の思いと子供の興味はすれ違います。あなた自信も子供も、別の人格だからです。

無理やり親の意向を押し付けてもいい事ありません。徐々にうまく逃げる方法を見つけるようになり、それでも押し付けが続けば、永久に運動が嫌いになってしまう恐れがある。

いつから縄跳びを始めるか?は4-5歳がオススメです。仮にあなたのお子さんが6歳以上でも、焦らず徐々に興味をもたせて練習をスタートしましょう。

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