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  • 子どもと遊べる大人が減ってる?「遊び」と「消費」の決定的な違いとは何か

    子どもと遊べる大人が減ってる?「遊び」と「消費」の決定的な違いとは何か

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    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    早いもので息子が2歳になりました。徐々に友達と一緒に遊べる年齢になり、プレイルームがあれば一緒に走って行きます。

    プレイルームでは走り回ったり周囲の子ども達と一緒におもちゃで遊んだり。もしくは何回もドヤ顔で滑り台を降りてきます。

    でもちょっと周囲に目を向けると、どうやらそういう人ばかりではないようです。ここがアメリカだからなのかもしれませんが、子どもが勝手に遊んで親はベンチに座って必死に別のことをしています。

    親は何をしているか。真剣にスマホを見てるんです。

    スマホで何をしているかはわかりません。忙しそうにスマホをいじっています。子どもが一人で遊んでくれるからか、ここぞとばかりにスマホで作業を始めるんでしょうか。

    子どもに掛ける声は「こら!」

    ただ、スマホ片手でも見ている事は見ているようです。子どもが危ない時や周囲の子どもに迷惑を掛けた時、必ず出てきて注意をします。

    「こら、危ないでしょ」
    「小さい子がいるんだから気をつけなさい」

    ペラペラっとこんな感じの言葉を掛け、また定位置のベンチに戻りスマホ作業を再開します。注意された子どもは危ない事を止めて、静かに遊びを再開します。

    自力で楽しさを見つけるか、眺めているだけか

    スマホで作業するのは忙しいのかもしれません。でも子どもと一緒に遊ぶ暇すら無いほど、作業に追われているのでしょうか。これは自分の想像ですが、子どもと一緒に遊べる大人が減っているような気がするんです。

    たとえばボール遊び。たった一つのボールでも遊び方は無限にあります。他にもブロックや積み木など、子どもが大好きなおもちゃっていくらでもありますよね。

    でも大人の大好きな「スマホ」と大きく違う点が一つ。それは自力で楽しまないと楽しくないことです。積み木をただ眺めても楽しくないですよね。積み上げたりバランス取ったりしながら、自分で楽しさを見つけていくものです。

    大人が大好きなスマホというおもちゃは、こうした「自力で楽しみを見つける」という過程がほとんどありません。好きな動画を見て笑い、誰かが書いた面白い文章を読んでフムフムと納得し、友人のFacebookを見て「いいね!」を押す。これは遊びではなく「消費」です。

    ただ眺めていれば楽しい「消費」のおもちゃ。大好きになるのも納得です。

    子どものおもちゃで遊べる?

    スマホには素晴らしい機能がふんだんに盛り込まれています。写真を取ったり音楽を聞いたりと、これ一つで随分と楽しめます。

    ところがそれに伴って「自力で楽しむ力」は衰えるのではないでしょうか。勝手に組み合わせ、ルールを作り、楽しさを見つけ遊ぶ。子どもは遊びを作る天才と言いますが「大人が遊べなすぎなのかなぁ」と感じずにはいられません。

    大人こそ「おもちゃで遊べる力」が必要なのではないでしょうか。

  • アイディアは誰もが使える「魔法」なのか?

    アイディアは誰もが使える「魔法」なのか?

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    photo by Wendi Gratz

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    自分はアイディアを出すのが苦手です。これは競技時代からの悩みで、フリースタイル*1構成を作るのが本当に苦手でした。

    ■関連記事:12年間ずっと『俺の演技はツマラナイ・・・』と悩んでいた

    最近は素晴らしいアイディアを出す人を妬みすら感じます。なんで良いアイディアが浮かぶんだ、俺だって頑張っているのに…。こんな思いをずーっと続けてきたのです。

    でもここには単純な羨ましさだけじゃなく、アイディアでなんでも解決してやろう!という考え方に対する不快感と、自分自身の勘違いが隠れていました。

    結局アイディアが勝負だよね!!がムカつく

    独創的なアイディアを出せる人はカッコイイですよね。でもたまに、真正面からぶつかっている人を小馬鹿にしたニュアンスを感じる人がいるんです。「アイディアさえ良ければ楽に勝てる」という考え方をしている人です。

    いまは人と違うことやオリジナリティーが重宝される風潮。真正面からぶつる性分の自分には、なんだかスカし食らったような苛立ちを覚えています。

    そりゃアイディアは大切だと思います。でも、地道に進む人を小馬鹿にするのはどうしても腑に落ちません。

    アイディアは逆転チャンスに見える

    以前、Twitterの登場で世界中のプログラマーが悔しがったという話を聞きました。なぜなら、Twitterは比較的単純な設計できてしまうというのです。アイディアを掴めなかったプログラマーは、一様に「やられた!!」と悔しがったといいます。

    こういう話は夢がありますよね。地道に毎日を積み重ねるのがバカらしくすら思えてきます。だって一つのアイディアが、何億ドルもの価値を生み出してるんですから。

    皆と同じことをしていてもダメだ、画期的なアイディアで世界を動かすんだ!と息を荒くする気持ちも理解できます。埋蔵金を探し当てるみたいな感覚なのでしょうか。

    アイディアは魔法ではない

    自分にも勘違いがありました。アイディアを、近道を駆け上がる魔法かなにかだと思っていたのです。

    でもUSJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?を読んでから、この考え方が間違っていたと気づきました。

    著者の森岡さんは、USJにハリー・ポッターを持ち込んだ張本人。450億円もの莫大な費用のかかるプロジェクトを、独創的なアイディアで切り抜けた手腕の持ち主です。

    自ら右脳型でもなければ天才でもないと仰る森岡さん。アイディアを出すのにどれほど苦労されたかが、文脈からヒシヒシと伝わってきました。この本を通じて、アイディアを出す人の見方が随分と変わった気がしましす。

    きっとTwitterを生み出した人も同様に苦労したのではないでしょうか。「アイディアが下りてくる」という表現をされていますが、それまでの積み重ねと苦悩があってこそ。ある日突然、魔法のよう世界を動かすアイディアは生まれないのです。

    まとめ

    森岡さんはアイディアを出せない人の特徴を「本気になっていない人」と仰っています。どんな人も、窮地に追い込まれたら必死にアイディアを考える。その必死さや本気度が足りないから、アイディアが出ないと嘆くのだといいます。

    いわれてみると、過去アイディアを出すのに自分がどれだけ必死になったかは疑問です。ある程度のところまで来て、最後は現状維持に収まってしまう。アイディアを出すんだ!という気迫と根性が足りていなかったのだと反省です。

    素晴らしいアイディアほど表向きのは単純に映るといいます。しかしその裏には莫大な時間と大量の没ネタの墓場がある。こうした表面的な成功を見て「やっぱアイディア勝負だよね!」と叫ぶのは簡単でしょう。だからといって、コツコツ積み重ねる人を小馬鹿にするのはお門違いです。

    むしろ、素晴らしいアイディアを出せる人ほど、見えない積み重ねをしている努力の人なのかもしれません。

    USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?には、理論的にアイディアを絞り出す方法論も紹介されています。「アイディアを出すのは苦手だなぁ」と感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    自分も、もっと必死にアイディアと向きたいたいと思います。

    *1:縄跳び競技の種目の1つ。75秒以内に行う自由演技

  • 【オーランド】自炊する人にオススメ!!日本の調味料と食材が手に入るお店まとめ

    【オーランド】自炊する人にオススメ!!日本の調味料と食材が手に入るお店まとめ

    http://www.flickr.com/photos/11108455@N00/365428014
    photo by paul+photos=moody

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    自分はオーランドで生活して5年目になりますが、こちらに来た当初から日本食を自炊して生活していました。たまになら外食も良いのですが、どうしても毎日となるとアメリカの食事が身体に馴染まないんです。

    でも初めはどこで日本食材や調味料を手に入れていいか分からず苦労しました。でも今では、日本と同じかそれ以上に健康的な食生活を送っています。

    そこで今回は、オーランドで自炊をする人が知っておくと便利なお店をまとめておきます。

    PublixとWalmart

    意外に普通のスーパーでも、AsianやEthnicといったブースに行くと日本の食材や調味料が置いてあります。

    まず一般的なのはPublix。これは日本で言うところのダイエー的なスーパーです。野菜や飲み物など、満遍なく食料品が売っています。

    ここでは「醤油」「お酢」「お米」「チューブわさび」「カレールー(Golden Carry)」などが売っています。場所によっては「Yakisoba」なんて商品も。日常的に使う醤油が売ってるのは嬉しい限りですね。

    ■公式ページ:http://www.publix.com/

    次にWalmart。こちらはディスカウントショップの走りで、少々治安の悪い場所もあるので夜間は十分注意してください。

    Walmartにも「醤油」や「お米」も売っていますが、なにより嬉しいのは「キューピーマヨネーズ」が売ってること!アメリカのマヨネーズは食べられたもんじゃない…ので、Asianの棚からぜひ見つけてください。

    ■公式ページ:Walmart.com: Save money. Live better.

    この他にもTargetWhole Foodsといったスーパーがありますが、基本的に置いているものは同じです。

    WooSungはかゆいところに手が届く

    ■Facebookページ:Woo Sung Oriental Food Mart – オーランド – 食料品店 | Facebook

    日本食材や調味料でいうなら、WooSungの品揃えが一番です。

    ダシやみりんはもちろん、冷凍の薄切り肉や切り餅など何でも売ってます。韓国系スーパーなので本場のキムチやトッポギ、つけダレに入ったカルビ肉は絶品ですよ!

    ただ唯一の問題点は回転率が悪いこと。広い店内に所狭しと並んだ調味料は、よく見ないと賞味期限が切れていたり…。また野菜もいつから置いてあるかわからないので、生鮮食品はオススメできません。

    またディズニーワールドからだと1時間近くかかるのもマイナスポイント。気合を入れて買い出しに行く、そんなイメージの場所です。

    東方超級市場は万能

    ■公式ページ:http://geo10.com/vnus/orl/g/istoriental.htm

    普通のスーパーでも醤油は手に入りますが「みりん」や「本だし」は売っていません。この二つがあれば随分と日本っぽい料理ができますよね。

    そんな時は「東方超級市場(oriental market)」に行きましょう。WooSungよりやや近いのも魅力的。みりんやダシはもちろん、バーモンドカレーやお好み焼きソースも売っています。

    ここは中国系スーパーなので、日本で頻繁に使う野菜も売っています。白菜やニラ、豆腐、味噌、乾麺とかも売ってますよ!しかもWooSungにくらべて圧倒的に客入りが多いため、食品の回転率は普通のスーパーと同じぐらい。もちろん確認は必要ですが、生鮮食品も問題なく買えます。

    そう、東方超級市場のある敷地は小さな中華街になっています。この並びには、美味しい菓子パンやバブルティーが飲めるのパン屋さん日本ラーメン店の「Sapporo」もあり、この周辺に行けば1日楽しむことができます。

    まとめ

    ニューヨークなどの大都市に比べ、オーランドで日本食材を手に入れるのは一苦労。でも売っているだけまだ良しとして、これらのお店を利用しています。

    調味料とある程度の食材さえ揃えられれば、日本と遜色ない食事ができます。もしオーランドで長期滞在する計画がある人は、ぜひ参考にしてください。

    (※)2015年7月現在の情報です!

  • そのアドバイス自己満足じゃない?お節介な人は一度立ち止まって考えてみよう。

    そのアドバイス自己満足じゃない?お節介な人は一度立ち止まって考えてみよう。

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    photo by Thomas Hawk

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    シルクドソレイユでは、わりと頻繁にアーティストが入れ替わります。契約を終えてショーを離れるだけでなく、怪我や個人的な事情により長期間休業する場合も、バックアップで別のアーティストが呼ばれるんです。

    今年のラヌーバはとくに怪我人が多く、自分が来て以来の大量新人でした。

    新人は数日から数週間のトレーニングを経てショーに出演します。すでに技術は持っているので、専門アクトのほうは順調に行くことが多い。しかし専門外となると事情が変わってきます。なかでも縄跳びアクトは初経験の人がほとんどなので、苦労する人が続出です。

    新人が縄跳びアクトに入るときは、できるだけ協力します。アドバイスは積極的にしようと心がけています。でも最近、アドバイスを掛けすぎるのは逆効果なのでは?と考えるようになりました。

    説明とアドバイスの違い

    まず整理しておかないといけないのは、説明とアドバイスは違います。最初は手順の説明が必要です。ここでこう動く、ここでこっちに移動する。これはアドバイスではなく説明です。

    手順を覚えて新人が自ら動いてみたら上手くできない。ここでコツやポイントを指摘するのがアドバイス。成功の手助けのために掛ける言葉です。

    説明だけで実際に動いてみて、すぐにできる新人はほぼいません。はじめは動きを間違えたり、途中でロープに引っかかったりするのが普通。ここまできて、各方面からアドバイスが飛んできます。

    アドバイスvs理解

    アドバイスを掛けるのはすでに技を習得した人たちです。彼らはミス無く成功できる方法を実体験で知っています。しかし本当にアドバイスは必要なのか?という疑問が浮かびます。

    たとえば、でも5回10回と回数を重ね、理解を深めてコツを体で覚えていく人は大勢います。彼らは無意識のうちに、「いま」と「理想」のズレを調整しているのだと思います。

    しかし1回目で成功する人はほぼ居ません。ここに必要なのはアドバイスでしょうか。本当に必要なのは「じっくり回数を重ねる機会」だと思うのです。

    アドバイス掛けたがり症候群

    上手な人から見れば、初心者は「アラ」だらけですよね。こっちもダメ、こっちも不自然、こっちもまだまだ。。。すると逐一アドバイスを掛けて修正したくなる。この気持ちはよーーく理解できます。

    でもそのアドバイスが、本当にその人に向かっているかは疑問です。もしかして、自分の意見を言いたいだけの「アドバイスを掛けたがり症候群」なのかもしれません。

    人は回数を重ねると、動きが自然とスムーズになっていきます。あれこれ口出しなくても、回数で上達する伸びしろは想像以上に大きい。むしろアドバイスが多すぎると、モチベーションを削いでしまう恐れがあるのでは?と感じます。

    アドバイス=軌道補正というイメージの

    ミスや不具合にイチイチ言葉をかけていたら、もうどれだけ言葉を浴びせても足りないです。そこでアドバイスを軌道補正というイメージにしてはどうかな?と考えています。

    始めのうちは「いまのやり方で上達に進んでいるのか?」がわからず不安です。このときに、この道で正しいよ!ちょっと横道にそれてるよ!という道路標識みたいな役割としてアドバイスをかけるんです。

    たとえば二重跳びができない子どもがいたとします。このときに「もっと腕を早く!」とか「ジャンプを高く!」というのではなく「まずは前とびの練習をしたほうが良いんじゃない?」と練習の方向性を示してあげるイメージです。

    まとめ

    自分もアドバイスをかけたい症候群の一人でした。思い返せば、あれこれを指摘をして「知識のある自分」を再確認し満足したかっただけなのかなと感じています。

    上達の近道になるポイントやコツはあります。ですが「知識」や「考え」をぶつけるだじゃなく、相手の理解していく速度に合わせて軌道補正するやり方も、教えるときに役立つと思います。

  • ブロガーの価値は影響力。文章で大人数を動かす力を侮ってはいけない。

    ブロガーの価値は影響力。文章で大人数を動かす力を侮ってはいけない。

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    photo by courosa

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    先日読んだ「わかったブログ」のかん吉さんの著書で、ソーシャル時代におけるブログの重要性について触れられていました。SNSに寄生することで、ブログの価値が見直されているということです。

    ■参考書籍:人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術

    たしかにFacebookやTwitterで回ってくる記事には、何万ものシェアがされていることがあります。以前では想像のできないほどの速度で「記事の拡散」ができる時代になったのだと思います。

    でも、あなたはブログを書いていますか?
    定期的に更新して情報発信していますか?

    この質問にYesと答えられる人は多くないはず。だってブログを更新し続けるって想像以上に大変なんです。自分はむしろ、本業をアピールするためのブログが長続きしないなら、思い切って止めてしまっても良いのでは?と考えています。

    なぜブログをやる?

    かく言う自分はブログを更新し続けていますが、これは単に文章を書くのが好きだからです。好きだから続いてる、それだけのこと。でもこれが本業のアピールのためと考えたら、一気に荷が重くなります。

    ファンに近況報告する。出演情報などの告知をする。自分の本業への思いを記事にしたためる。きっとブログを書いている動機はこんな感じですよね。でもこれ、FacebookとTwitterじゃダメでしょうか?

    SNSは文章も短くていいし、写真や動画を載せることもできます。しかもスマホさえあれば、移動時間の片手間でポストを書くことだってできるはず。

    一方ブログだと、パソコンに向かってそれなりの分量を書かなきゃ…みたいなプレッシャーがあります。そして1つの記事を書くのに1時間も2時間も掛かってしまう…。これは結構なコストだと思いませんか?

    にも関わらず、アクセス数は思ったように伸びていかない。気付けば更新がストップして数ヶ月。こうして、だんだんとブログ運営自体が負担になっていくのです。

    SNSは本人、記事は「ブロガー」に任せてはどうか?

    先日、ブックライターという職業についての本を読みました。

    ブックライターとは、各界の著名人に取材をして本の代筆を行う仕事のこと。著者の上阪徹さんはその第一人者の方です。

    本業で忙しい著者が、慣れない原稿執筆をして本を書くとなると、時間もかかるし、本人には負荷が大きくなります。

    そこで、資料をもらったり、取材をさせてもらうことによって、文章を書き慣れていて、本も作り慣れているブックライターが本作りを代行するわけです。

    ■出典:職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

    本を書くのとブログとは違うと思いますが、上坂さんが仰る「慣れない執筆」というのはブログにも当てはまると思うのです。

    有名なブロガーは15分〜30分で記事を書き上げるといいます。しかもその記事がスゴイ勢いでシェアされていき、あっという間に何万人もの目に触れます。

    優れたブックライターは、ただ著者の話を文章にするわけではないからです。

    きちんと読者の傾向や書籍のマーケットの「相場観」を把握し、どういう構成や展開、文章にしたら、最も読ませたい読者に「うまく」届くのか。それを考えながら作るからです。

    他に本業を持つ著者に、さすがにそこまでのことをするのは難しいと思います。ただ文章が書ければいい、というわけではまったくないのです。

    ■出典:職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法

    ブログの良さは、伝えられる情報量の多さと継続的な拡散力です。

    しかしその良さを活かすには、少なからず経験と特訓が必要。誰でもすぐに始められますが、一朝一夕で身につけることができるほと甘くはありません。一般に、3ヶ月毎日更新して100記事を書いてからブログは始まる!と言われるほどです。

    そこで自分は、SNSを本人がやってブログはブロガーに任せてみるのはどうかな?と考えています。

    日常的な交流や情報発信にはソーシャルメディアが向いています。リアルタイムな情報がバシバシ飛ばせるからです。ブログよりも短い文章、または写真や動画でダイレクトに情報を伝えることができるのも、ソーシャルメディアならでは。

    こうした使い分けをすれば、慣れない文章を書く労力を本業に使うことができ、更新しなきゃ…という不要なプレッシャーからも開放されると思うのです。

    ブロガーの持つ底力とは

    有名なブロガーの持つ影響力は計り知れません。1日で何万ものアクセスを稼ぎ、移住すればYahoo!のニュースになるほど。

    今はまだ、積極的に取材を申し込んだり動いたりしているのはブロガー側。でもこの影響力を考えれば、むしろクライアントから取材をお願いして記事にしてもらう流れができたらどうかなと思います。

    たとえばマイナースポーツの協会が取材記事をお願いして、それがソーシャルメディアで拡散する。ボランティアスタッフが広報記事を書くよりも、圧倒的に拡散力と影響力があると思います。それはスポーツに限らず、さまざまな業種やサービスに言えることではないでしょうか。

    ただ、お願いするブロガー自身の実力やブログ自体の足腰の強さが必要ですので、相応の対価は発生すると思います。

    「発信したい人」と「届けたい人」をつなぐ場としてのブログ

    世の中には伝えたい熱い想いがあるのに、上手に発信できない人がいるはずです。その情熱を届ける役割を、きっとブロガーにはできると思います。

    自分も今は自分の好き勝手に記事を書いていますが、将来的になわとび1本で何でもできるのだを「発信したい人(ブロガー)」と「届けたい人(情熱を持った人)」をつなぐ場所にできればと考えています。

    めずらしくブログについての記事でした。

  • ディズニーワールドの「シルクドソレイユ」に行く時に気をつけたい3つの注意点

    ディズニーワールドの「シルクドソレイユ」に行く時に気をつけたい3つの注意点

    f:id:shoichikasuo:20141102035701j:image:w400

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    1998年からディズニーワールドで公演されている、シルクドソレイユの「La Nouba」。オーランドでしか見れない常設ショーです。

    公演時間が遅くに設定されているので、ディズニーで遊んだ後に見に行こうかな?と考えている人も多いはず。

    今回はこのショーを見に行く時に注意したいポイントを紹介します。最悪の場合、せっかくチケットを買ったのにショーが見れない!?なんてことにも…。

    はじめて見に行く人は特に気を付けてください!

    1.時間には余裕を持って移動!

    シルクドソレイユのシアターがあるのは「Downtown Disney*1」という敷地。これが思った以上に広いんです。

    バスターミナルからシアターまで、急ぎ足で歩いても15分は掛かります。混雑時は人混みでまっすぐ歩けないほどなので、もっと時間がかかります。

    ショーの開演時間30分前にダウンタウンディズニーに到着、では間に合いません。せめて1時間は余裕を見て到着するようにしましょう。

    また移動にも要注意。ダウンタウンディズニーの周辺は15時を過ぎると急激に混雑します。パークやホテルには、通常15分〜20分ごとにバスがきます。でも夕方の混雑時は30分以上も待たされることがザラです。

    レンタカーや自家用車の場合も同じです。駐車場に入るまでに混雑が予想されるので、時間には十分な余裕を見て移動してください。

    2.30分以上遅れると入れない!?

    では時間に遅れてしまうと何が起きるか。せっかくあなたが予約したチケットを、当日券として売り出されてしまうのです!チケットが売りに出されるタイムリミットは30分。よってこれ以上遅刻するとショーを見ることができない場合も。

    当日の振替は原則的に受け付けてくれません。残念ながら、18時のショーを見れなかった、じゃ21時に振り替えて?という融通が効かないんです。

    どうしてもその日に見たい場合、列になる当日チケット売り場に並ぶハメに。。。できればディズニー側にシステムを変えて欲しいのですが、2015年7月段階ではこれが決まりなので仕方ありません。

    また開演15分前にはクラウンの客いじりが始まります。演技中は安全面の関係で自由に座席に移動できません。なにかと遅れると損することが多いので、早め早めの移動をオススメします。

    3.シアターは寒いので上着を

    オーランドは常夏の街です。一年のほとんどを半袖短パンで過ごせるほど、夏の時期が長い場所です。

    だからなのか、室内がものすごい寒いんです。ダウンタウンディズニーのお店はもちろん、シルクドソレイユのシアターも例外じゃありません。

    ショー時間は90分。これだけの長時間を震えながら見るのはシンドイですよね。なので軽く羽織れる上着を一枚持っていくことをオススメします。自分も客席から見る時はパーカーを持っていきます。そのぐらい寒いんです。

    まとめ

    いま、ダウンタウンディズニーは改装工事の真っ最中です。*2そのせいか普段より混雑が激しく、駐車場に入るのが大変だという声をよく聞きます。

    工事が終われば混雑も解消されると思いますが、もうしばらく時間は掛かりそう。

    もしあなたが2015年の間にディズニーワールドのシルクドソレイユを見に行く場合、今回紹介した注意点をぜひ覚えておいてください。

    ■関連記事:ディズニーワールドのシルクドソレイユを100倍楽しむ、3つのポイント

    *1:2016年よりDisney Springs

    *2:2015年7月現在

  • いくつ知ってる?縄跳び技の名前が地域性ありすぎる問題

    いくつ知ってる?縄跳び技の名前が地域性ありすぎる問題

    http://www.flickr.com/photos/45526091@N08/4605923843
    photo by thejuniorpartner

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳びの技は本当に沢山の種類があります。小学校の体育で登場するだけでも数十種類、競技ベースで考えたら数百種類を越えると思われます。

    では、あなたは縄跳びの技の名前をどのぐらい知っていますか?実をいうと、縄跳びの技に正式名称というのは無いんです。二重跳びはわりと市民権を得た技名ですが、それ以外は先生方がオリジナルで命名した技がたくさん。

    今回は全国を回って「この技はなんだ!?」とびっくりした縄跳びの技名を紹介します。

    初級編:はやぶさ、つばめ、とんび

    「はやぶさ」は比較的有名な技名です。二重跳びの間に交差を混ぜて、交差とび一回と前回し一回を一度に跳ぶ二重跳びの技です。

    はやぶさのコツは交差の順番:練習法とポイントのまとめ。|なわとび1本で何でもできるのだ

    ポイントなのは技名に「鳥の名前」が使われていること。発祥は自分も知らないのですが、この着想を他の技に流用した地域が関東圏、特に東京や千葉に多くありました。

    まず「つばめ」とは交差の二重跳びのことです。腕を交差したままで二重をする技で、「はやぶさ」より高いレベルにしている学校がほとんど。さらに「とんび」はハイレベル。三重跳び「はやぶさ」をする技です。

    おそらく難しい技を順番に名付けるとき、それっぽい鳥の名前を使ったのだと思われます。

    中級編:エレクトロン、マリーナ、だましとび

    つぎは横文字系の技です。これらは全て同じ技を指しています。言葉じゃ説明しにくいので動画を紹介。

    ここでは「かえしとび」と呼んでいますが、実際にはロープを跳ばずに回す技です。この技はリズムなわとびで頻繁に使われます。おそらくリズム縄跳びに詳しい先生が、赴任された学校で命名したのでしょう。

    上級編:ゾンビ、たか、戦車

    つぎは中部地方の小学校で教えてもらった跳び方です。もはや名前からは技の雰囲気が掴めませんよね。

    これらは「組み合わせ技」の名前になっているんです。たとえばゾンビだと「二重跳び」⇒「はやぶさ」⇒「交差二重」を連続で跳ぶ技の名前。名前があるのは単一の跳び方とは限らないのです。

    また初級編で扱った鳥の名前シリーズ。「たか」は鳥の名前なんですが、組み合わせ技の名前に使われています。また同じ「たか」でも交差三重跳びを指す学校も。同じ技の名前といえど同じ動きを指していない可能性があるんです!!

    まとめ

    今回は縄跳びの技の地域性について取り上げましたが、おそらくここで挙げた以外にも沢山の名前があると思います。それこそ、学校の数だけ名前があると行っても過言じゃない。

    まだ自分は、九州地方、四国、北海道に縄跳びで訪問していません。もしかするとこれらのあ地域には、自分も知らない縄跳び技があるかも。

    もし情報をお持ちの方がいましたら、ぜひ教えてください!!

  • ダブルダッチャーで「縄跳び」のできる人が持つ3つの利点

    ダブルダッチャーで「縄跳び」のできる人が持つ3つの利点

    http://www.flickr.com/photos/16937103@N02/6825548225
    photo by Simon Oosterman

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    国内で有名な縄跳びといえばダブルダッチ。二本のロープを回して跳ぶチーム演技で、日本選手はここ10年以上も世界トップに君臨し続けています。

    競技人口もここ数年で爆発的に増えました。中にはJ-Trapやカプリオールのように、プロフェッショナルを目指す選手も多いことでしょう。

    自分は、ダブルダッチで生きていこうとする人こそ、単縄を練習した方がいいと考えています。別に自分が単縄の専門だからというワケじゃありません。その理由は、いまの日本の現状を踏まえた戦略的な一手になるからです。

    単縄ができる、は武器になる

    いま、単縄の出張指導やパフォーマンスの依頼は年々増加傾向にあります。今では依頼の数が増えすぎて人材が不足しているほど。現役選手の多くは学生なので、平日の出張が受けられないんです。

    この状況は、冬の小学校で縄跳びを取り扱い続ける限り変化しません。ちなみに縄跳びは明治時代から脈々と続いている、もっとも古い体育種目の一つです。

    ぜひ、ここにダブルダッチの人にも飛び込んでもらいたい。いくら少子化とはいえ、全国には何万もの小学校があります。その9割以上が縄跳びをしているとなれば、巨大なマーケットです。

    また、小学校の依頼では「二重跳びがやりたい!」や「交差とびの練習法を知りたい!」といった内容がほとんど。これらの依頼はダブルダッチを本気でやっている人であれば、知識と経験を積めばできると思うんです。

    クライアントの要望する内容に幅広く応えられるほうが、仕事をする上で有利だと思いませんか?

    一人仕事ができる

    小学校の出張はダブルダッチも多く行っていると思います。

    ただ出張に必要な人数は何人でしょうか。最低でも3名は必要ですよね?チームで動くことのメリットもありますが、チームゆえのリスクがあることも忘れてはいけません。

    たとえば5名のチームで1つの現場に行ったとしましょう。そこで頂ける謝礼は5等分です。しかし依頼内容に合わせてバラで出張することができれば、5人で最大5つの現場に行くことができます。

    また、単縄は一人でパフォーマンスと指導の両方ができます。たとえ全員のスケジュールが合わなくても、一人で現場を受け持つことができる。これは仕事のバリエーションと選択肢を増やす事になると思うのです。

    ダブルダッチャーで単縄のできる人は希少

    2015年現在で、単縄の一人パフォーマンスができるレベルのダブルダッチャーは何人いるでしょうか。きっと数えるほどしかいません。これってスゴイ希少性だと思うんです。

    単縄の演技ばっかりをやれ、というワケじゃありません。チーム演技のスパイスとして単縄を活用すれば良いのです。たとえばこの演技も、瞬間的に単縄が入っただけで物凄い盛り上がってます。

    ■参考ページ:highBARO【DDSinDDFF】 | RopeTube

    不思議なことに、単縄とダブルダッチを本気で融合させたショーケースをするチームはごく僅か。その先進は縄☆レンジャーだと思いますが、その後ろはあまり続いていません。

    ダブルダッチャーの持つ創造力と単縄を組み合わせれば、素晴らしいショーになると思うのに残念です。

    まとめ

    2020年の東京オリンピックの煽りもあり、それまでの数年は縄跳びの出張指導はもっと増えていくと思います。体力向上やチームワーク育成といった目標に、ダブルダッチや縄跳びは適した教材だからです。

    日本ふんどし協会の中川さんは、その著書で「パンツと争わないことが発展のポイント!」と仰っています。

    ■出典:人生はふんどし1枚で変えられる

    日本ではダブルダッチと単縄が別々に発展してきました。しかし両者が争うのではなく、互いの良い部分を取り入れ共創していくことが、今後のダブルダッチ普及のカギになると思います。

  • 大人が「ガチ」で縄跳び競技を始める時に注意したい、3つのポイント

    大人が「ガチ」で縄跳び競技を始める時に注意したい、3つのポイント

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    photo by zen

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳び競技は、多くの人が大人になってから始めです。偶然見たテレビで演技をしていたから、たまたま見たYoutubeでカッコイイと思ったから。こうした理由で始める人が大半ではないでしょうか。

    ちなみに自分も高校1年生から本格的な縄跳び競技を始めました。

    そこで今回は、大人がガチで縄跳び競技を始めるときに注意したい3つのポイントを紹介します。

    1.いきなり演技練習だけにしない

    大人になって縄跳び競技を始める人は「フリースタイル*1」をみて始める人がほとんど。三重跳びやバク転、見たこともない技の連続に憧れてスタートすることでしょう。

    はじめる動機としては素晴らしいのですが、いきなりフリースタイルの練習をするのはオススメしません。

    フリースタイルの練習をするためには、基本となる技がいくつもあります。また、たった75秒といえどフリースタイルは激しい体力消耗を伴う種目です。いきなり演技の練習!というのは二重の意味で危険を伴うので止めましょう。

    まず最初は前とびを75秒間続けられるか。特に18歳以上の大人は、ここからスタートしましょう。ビシバシ跳ぶ以前に、75秒間体力が持たなければお話になりません。またいきなり無理をすれば怪我にも繋がります。

    さらに、基礎が無い状態で演技練習をするのは上達が遅れます。基礎はツマラナイかもしれません。でも基礎練習と演技練習の両輪がなければ、いつまで経っても素人演技止まりです。

    2.「回数とび」は最高の基礎練習

    フリースタイルでは同じ技を反復させません。競技ルールのせいです。でもこれだと基礎が身に付きにくいんですよ。なぜなら、単一の技同士を強引に繋げることができてしまうから。

    上手な人には技の繋に余裕があります。でも演技練習だけの人は、特定の組み合わせしかできず余裕がない。融通がきかないのです。

    ここで自分がオススメしているのは「回数とび」。

    小学校のとき、縄跳びカード片手にシール目当てに回数とびをした人も多いはず。前とび、交差とび、二重跳び、はやぶさ。どんな技でも回数とびに変換することができます。

    回数とびは目標が作りやすく、自身の成長をダイレクトに感じられます。まさに最高の練習方法だと思うんです。自分の周囲で日本代表クラスになっている選手は、老若男女問わずに「回数跳び」をしっかりやっています。

    「二重跳びが100回できても、カッコイイ演技はできない!」ではなく、「二重跳び100回程度ができなくて、カッコイイ演技なんて到底無理」なんです。

    3.人との繋がりを大切に

    縄跳び競技は人口が少なく、リアルなご近所で仲間を見つけるのは難しいです。

    でも今の時代、SNSやYoutubeで多くの仲間を見つけることができます。自分も最初のキッカケは、師匠に送った一通のメールでした。

    競技で一番大切なのは競い合えるライバル。そして苦労を共有できる仲間です。TJで背中にロープを食らうとか、カブースクロスは鬼門であるとか、おなじ縄跳び競技をしている人にしか分からない大変さを共有できると、大きな励みになります。

    縄跳びは一人で練習する機会が多いと思います。しかし積極的に外にでかけましょう。仲間を見つけましょう。仲間がいれば、桁違に成長のスピードが早くなりますよ!!

    まとめ

    大人になってからスポーツを始めるのは大変です。メジャースポーツなら近所にクラブがあります。でもマイナーな縄跳び競技は、積極的に情報を獲得しないと仲間すら見つけられません。

    でも、師匠は縄跳び最大の利点を「一人でも」「どこでも」「誰とでも」できることと仰っていました。自分も、まさにその通りだと思います。

    画面で見た「かっこいいフリースタイル」を目指してぜひ頑張ってください!!

    *1:75秒以内で音楽に合わせ、自由に技を組み合わせた演技を行い出来栄えや完成度を競う種目

  • 個人的な成功体験にこそ「楽しさ」がある。他人が勝手に上手下手で決めつけちゃダメ。

    個人的な成功体験にこそ「楽しさ」がある。他人が勝手に上手下手で決めつけちゃダメ。

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    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    自分は中高生のとき、球技と呼ばれる運動が苦手でした。サッカーやバスケはどこに走って良いか分かりません。パスを貰っても頭が真っ白になり、パニックになってるうちにボールが奪われていきます。

    するとチームの中でも気まずい立場になり、前面に出ていかなくなる。できるだけボールに触らずに、ただ時間が端役過ぎてくれることを祈っていました。

    運動が嫌いなわけじゃありません。むしろ今でも運動を続けているのだから、一握りの運動バカの部類に入ることでしょう。しかし中学・高校時代は体育が嫌いだった。ここには「上手な人ばかりがスポーツを好きになっていく」問題が隠されていると思うのです。

    残酷な選別が始まる

    小学校のときはどんなスポーツも好きでした。サッカーでもバスケでも、先頭になってボールを持って走っていた時代です。

    しかし学年が上がるに従って「圧倒的に上手な子」というのが出てきます。クラブチームに入っていたり、天性の運動能力を持っている人たちがそれです。

    徐々に周りに上手な人が増える中、自分は少しずつ取り残されていきました。そして気付いたときにはボールを触る機会も減少し、積極的にチームに参加しない立ち位置になっていました。

    子どもの社会は残酷です。上手な子とそれ以外の選別が容赦なく行われ、選ばれなかった子は舞台に上がる機会すら失います。

    「大好き」と「嫌い」の二極化が進む

    ここまで来ると、上手な子はより結束していきます。たとえばサッカーだと、実際にボールを回しているのは両チーム合わせて4-5人。残りの17〜8人はボール移動に合わせてなんとなく走るだけ、もしくはパスが来ない安全地帯へと退避します。

    この状態で、スポーツが楽しめているのは果たして何人でしょうか。中枢でボールを仕切る4-5人は楽しいでしょう。でも残りの大多数の人間はやることもなく、ただ時間が過ぎるのを待つばかり。

    ここで問題なのは「別に参加したくないワケじゃない」という人も少なからず居ることです。

    ボールを蹴るのは楽しいです。チームの一員として貢献できれば嬉しいです。でも現実にボールを持ってしまうと思うように行きません。どこに蹴れば良いかも分からず、走れと言われてもどっちに行けばいいか分からない。結局パスを貰ったこと、チームの一員として参加したことが周りの皆に迷惑をかけてしまう。

    失敗すれば直球でヤジを飛ばされます。たとえなにも言われなくても、空気で迷惑を掛けた…と押し潰されそうになります。

    こんな気持ちになるなら参加したくない。その結果として中枢にいる大好きな数名と、それ以外の「嫌い」な多数に二極化されてしまうのです。

    スポーツが好き=上手、だけではない

    二極化が進めば、元はスポーツが好きだった人も少しずつ嫌いになっていきます。運動そのものが嫌いなワケじゃない、その雰囲気と失敗体験が嫌なんです。

    先日読んだ自閉症の僕の七転び八起きに興味深い一節がありました。

    僕はスポーツもできません。しかしたとえば、野球は無理でも、キャッチボールなら、へたでも楽しいです。バドミントンも、とてもうまいとは言えませんが、一回でも打てると嬉しいです。それが、好きな運動ということではないでしょうか。

    出典:自閉症の僕の七転び八起き

    著者HP:東田直樹オフィシャルサイト 「自閉症の僕が跳びはねる理由」

    このフレーズは、スポーツを教える人は肝に銘じておくべきではと感じます。

    自分は運動の楽しさは「個人的な成功体験」にあると考えています。個人が心から「やったー!!」と思える瞬間こそが、運動を好きになる礎だと思うのです。

    それはチームに貢献したと思えたときかもしれません。前とびができた瞬間かもしれません。反対に、パスを貰って心がペチャンコになっているかもしれません。わざと上手な子がパスを出し、困らせている場合だってあるんです。

    試合ばかりをさせて盛り上るように見えても、実際どれだけの子どもが「個人的な成功体験」を得ているでしょうか。もしかしたら、「リフティング」や「PK」にやり甲斐を感じてる子どもは苦しんでいるかもしれません。

    これこそは成功体験である!という決めつけには、気を付けたいものです。

    ■関連記事:はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜く

  • しくじり先生の紫吹淳さんにみる「お願い力」と「可愛げ」

    しくじり先生の紫吹淳さんにみる「お願い力」と「可愛げ」

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    photo by Adi ALGhanem

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    しくじり先生という番組をご存知ですか?人生でしくじった先生を招いて、その失敗から学ぼうというコンセプトの番組です。

    しくじり先生 俺みたいになるな!!|テレビ朝日
    しくじり先生 俺みたいになるな!! – Wikipedia

    自分はこの番組が大好きで毎週欠かさず見ているんですが、2015年6月29日の3時間スペシャルで登場した「紫吹淳さん」の授業がとても興味深かったです。

    紫吹淳さんの授業テーマは「46歳になっても一人では何もできない先生」というもの。家事洗濯はもちろん、ありとあらゆる身の回りのことが未だにできないといいます。

    たしかに46歳で身の回りのことができないと苦労するでしょう。しかし、紫吹淳さんが無意識に発揮している「お願い力」は我々も学ぶところがあると思うのです。

    宝塚歌劇団時代から何もしなくてよかった!?

    紫吹淳さんといえば宝塚歌劇団月組のトップスター。これだけ頂点を究めた人ゆえ、なにもしなくて良かったのか?と思うと実は違うようです。

    紫吹さんは劇団に入った当初一番年下だったようで、身の回りのことを同期で年上の周囲が全てやってくれていたといいます。これ、体育会系出身の自分からするととても不思議なことなんです。

    たとえ年下とはいえ同期は同期。なんなら年下だからと周囲に気を遣い、率先して雑務をするようなイメージでした。でも実際はその反対だったようです。

    人にお願い、できますか?

    自分は人にお願をするのが苦手です。できることなら自力でやるほうが楽だと感じてしまう。誰かにお願いすることへの心理的な抵抗感があるんです。

    その理由は「お願いしたからにはお返しをしなければ…」とか「相手は迷惑じゃないかな…」とか、余計なことを考えてしまうから。相手が実際になにを考えているかではなく、一方的に妄想で面倒くさいことを考えているんです。

    また「自分でやったほうが早い!」と判断しがち。本来は周囲に振るべき仕事も、なにかと自分がやってしまう癖があるんです。

    自分みたいな「お願いが面倒で自分でやっちゃう病」の人って、少なからず居ると思うんです。

    自然と嫌味なくお願いできる

    紫吹淳さんの身の回りをお世話してくれたのは、最終的に「ファン」だったといいます。劇場までの送迎から公共料金の支払いまで…というと本当にびっくりです。

    ここでポイントなのは、みんなイヤイヤやっていたわけじゃないという点。また一方的に紫吹淳さんがお願いしたわけでもなく、周りの人にが察して身の回りの事をやっていたといいます。

    誰しも面倒なお願いをされたら嫌ですよね。時間と手間を取られて損した気分になります。

    でもこうした嫌な気分を相手に与えず、むしろ率先してお願い事をしてもらえる能力。紫吹淳さんがトップスターだったという事実を差し引いても、周囲にこれだけの影響力を与えられる力はスゴイことじゃないでしょうか?

    可愛げという武器

    これは自分の想像ですが、紫吹淳さんの「お願い力」を圧倒的に高めた背景には可愛げという武器があったと思います。

    年下や後輩で、抜けててちょっとダメなやつほど放っておけないですよね。「ったくしょうがないなぁ…」と言いながら、あれこれと世話を焼いてもらっている人、あなたの周囲にも居ると思います。

    こういう人たちはパッと見「デキそう」には見えません。でも意図して上手に「可愛げキャラ」を演じていたとすれば、これは恐るべき戦略です。

    なんでも一人でこなして、ジワジワと力を付けていく後輩。
    あれこれミスをするけど、こちらに頼ってくるダメ後輩。

    どちらが可愛げがあるかといえば、後者ではないでしょうか。

    「デキる人」や「頭のいい人」に見られるのは嬉しいかもしれません。しかし能ある鷹は爪を隠すという言葉があります。あまり周囲に能力をアピールしすぎると、人にお願いする力が下がってしまうかも。

    トンガってばかりではなく、たまには「お願い力」や「可愛げ」を考えてみてはどうでしょうか。

  • シルクドソレイユに2000回出演して「失敗したなぁ」と感じている5つのこと

    シルクドソレイユに2000回出演して「失敗したなぁ」と感じている5つのこと

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    photo by lehman_11

    こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    自分は2010年の7月からシルクドソレイユのショーに出演して、今年で6年目に突入です。これまでに週に10回のショーを重ね、6年間でステージに立った回数は2000回を超えています。

    いまこの記事を書いているのも、ショーに出演する前の空き時間です。

    6年間の2000回のステージを経験する間、いい事も悪いことも沢山ありました。今回はその中でも「これは失敗だったなぁ…」と感じている5つを紹介します。

    1.練習をしすぎた

    自分は、競技引退後すぐシルクドソレイユに入りました。当時はショーと試合の区別を上手に付けることができず、毎回のショーの寸前まで練習をしていました。

    しかしショーは週10回やってきます。今日のショーが終わっても、また明日が始まります。試合は年に1-2回、ショーは年に480回。試合練習と同じ負荷を掛け続けたら、怪我をするのは当然です。

    半月板損傷とジャンパー膝を経験するまで、自分の練習量が異常だと気付くことができませんでした。もしショーに入った段階で適切に切り替えられていたら、これらの怪我をせずに済んだかもしれません。

    ■関連記事:

    アメリカ医療を実体験してみる。半月板損傷で来月手術 – なわとび1本で何でもできるのだ

    インタビュー:「ショーと怪我、長期休養アーティストの苦悩と想い」 – なわとび1本で何でもできるのだ

    2.ミスに厳しすぎた

    縄跳び競技ではミスが大きな減点になります。一度のミスでメダルを逃す。そんなプレッシャーの中で10年間現役を続けてきました。

    この感覚からは、競技引退後も簡単には抜け出すことができませんでした。今思えば、ミスがないことが最上級の価値であるとすら考えていました。

    自分だけに厳しいならまだ良かった。しかし現実には周囲のミスにも辛くあたり、いかにミスをしないかばかりに焦点を当てて意見する自分が居ました。

    ミスがないのも一つの価値です。しかしそれ以外にも色々な価値観がある。これらを受け入れられないほど、当時は視野が狭まっていました。

    3.筋トレや補強運動をナメていた

    自分は縄跳びで怪我をしたことがありません。大きな怪我はすべてアクロバット。右膝前十字靭帯断裂も、宙返りの着地ミスで引き起こした怪我です。

    するといつしか「アクロバットは危険だけど縄跳びは安全」という勘違いが形成されました。

    たしかに縄跳びは比較的安全です。宙返りやアクロバットほど怪我のリスクもないでしょう。しかしこの油断が怪我を招きました。繰り返されるショー、身体のケアなしに無傷ではいられません。

    いくら簡単と思える技であろうと、負担は着実に蓄積していくのです。

    4.はやく英語を身につけるべきだった

    はじめ、英語が飛び交う環境に入れば自然と喋れるようになる!と高をくくっていました。

    しかし現実は甘くありませんでした。スタバで注文するのも緊張でグダグダ。仕事場ではなんとか察してもらい意思疎通、同僚とも満足に会話ができない…。

    それでも自分は面倒くさがってしまった。英語は最低限のコミュニケーションができればよしとして、これといった勉強も練習もしませんでした。

    それが膝の怪我をキッカケで急激に英語をしゃべるようになり、世界が一変しました。下らないジョークで笑い、世間話を楽しむ。こんな普通のことがどれだけ楽しいか、つい最近まで知ることができませんでした。

    もっと早くから真剣に英語に取り組んでいたら、もっと前からこの楽しさを経験できたと思うと残念です。

    ■関連記事:アメリカ5年目なのに英語が苦手:急激に上達した理由は「一言コメント」と「笑い」だった – なわとび1本で何でもできるのだ

    5.もっと同僚と交流をしておくべきだった

    この6年間、同僚とプライベートで出かける機会はほぼ皆無でした。英語がしゃべれなかったのも理由の一つですが、それ以上に自分は面倒くさがりだったのです。

    ここでは積極的にコミュニケーションをしにいかないと、誰も相手をしてくれません。しかもそれが個性だと認めてくれるので、大して不利益も不快感もありません。一人でいることが心地よくなってしまったのです。

    でも考えてみれば、世界中から集まったシルクドソレイユの仲間と過ごす時間はとても貴重。5年後に同じ顔ぶれで集まることはほぼ不可能でしょう。それほど入れ替わりが激しい業界です。

    逆に言えば、この場所で友達になった同僚が世界中に飛び散っていきます。将来、この場所を離れても世界の果て同士で繋がれるのかな?と思うと、本当にもったいないことをしました。

    まとめ

    今でもショーの日々です。いまこの記事を書き終える15分後には、またステージで縄跳びをします。

    自分は縄跳びをしにシルクドソレイユにきました。でも縄跳びだけ、仕事だけで考えてしまったのが、こうした失敗を招いたのかな?と考えています。

    ステージに立つことは大切です。しかしそれだけではなく、環境に対してもっと積極的に関わる心意気を持つようにしたいと思います。