こんにちは!縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
これだけ日本中の学校や保育園、幼稚園でやっているのに、まだまだ縄跳びの正しい情報は認知度が低いです。
むしろ「それ止めたほうが良いよ・・・」という間違った常識すらも、広くまかり通っています。
そこで今回は、間違って広まった縄跳びの常識を紹介したいと思います。
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縄跳びは結んで保管しましょう
使わない時、ほとんどの学校でなわとびを結んで保管します。これ、ロープに癖がついてしまって良くないんです。
ロープの素材はビニールです。同じ形状で固められると、そのままで固まってしまいます。本来ならまっすぐのロープが、結ばれた状態で保管されたらクネクネに。
可能であれば、縄跳びは伸ばした状態で放したほうが上達を妨げません。
余ったロープはもったいないから残しましょう
長さを調節して残ったロープを残しておくのは良くありません。
市販されている縄跳びの多くは2m50cmです。小学校低学年、幼稚園・保育園の子どもにはこのままだと少し長すぎますよね。
でもせっかく買ったんだから余裕を見て残しておきたい。成長しても使えるように長いままで残しておきたい。そして「持ち手(=グリップ)」の中にロープを押し込んで使い続ける。。。これが最悪なんですよ。
グリップの中にある白いパーツの役割は、縄跳びを止めるだけじゃありません。回転をしてロープのよじれを解消する役割もあるんです。
グリップの中にロープを押し込んでしまうとパーツが回転できません。すると練習しながら「よじれ」が発生して、うまく跳べません。
ジャンプは腰から曲げる
二重跳びやハヤブサで「エビのように折れ曲がったジャンプ」をしてる人がいます。
これは上手なジャンプじゃありません。腰やヒザに負担をかけるだけでなく、高いジャンプができない跳び方なんですよ。
垂直跳びをするとき、あなたはどんなジャンプをしますか?腰を折ってエビのようなジャンプはしませんよね。縄跳びだって同じです。
ジャンプはまっすぐ上に跳び、ヒザを軽く前に出しながら曲げるのが良いジャンプです。
まっすぐ前を見て姿勢良く跳ぶ
背筋を伸ばしていい姿勢で跳ぶのは、縄跳びには向いていません。縄跳びはやや猫背気味で腕を内側に閉じた跳び方が良いんです。
まっすぐ姿勢良く立ってしまうと、うまく交差とびができません。腕を複雑に動かす技は、肩甲骨を開いて「上半身を含む」
ような姿勢でやったほうが跳びやすいのです。
姿勢良く跳ぶこともできますが、高度な技術が必要なのでオススメできません。
なぜ縄跳びの常識は間違ってしまうか?
縄跳び1本あれば誰でもできる縄跳び。だからこそ、誰でも教えられると思われがちなんです。
自分はこうやってできたから、他の人も同じでしょ?
いままで上手な人を見たらこうやってたよ!
こうした経験則中心の指導から抜け出せないうちは、いつまでも間違った常識がまかり通ってしまうのです。