なわとびのコツ

シンクロなわとびで一緒にとぼう!児童の「学び合い」を促す教材

こんにちは!

なわとびパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。外部講師として小学校の出張指導を頻繁にしています。

小学校3-4年生授業で自分が扱う教材に「シンクロなわとび」というのがあります。縄跳びをシンクロさせながら跳ぶ教材で、共創なわとびという名前で教材化されているものです。

シンクロなわとびは児童の学び合いを促す優れた教材なので、ぜひ通常の授業でも取り入れていただきたいと考えています。

シンクロなわとびのやり方

シンクロなわとびは、なわとびの跳び方2名以上で揃える教材です。ただ、以下にあげる3つの注意点を守らないと教材の良さが発揮できません。

シンクロなわとびの手順
  1. 前とびだけで揃える
  2. 回数を決めて最後のポーズをする
  3. 全員でとべる技で発展

前とびだけで揃える

学習の最初は2~3人のペアをつくり、前とびだけを揃える練習をします。

前とびだけはありますが、お互いの目を見て揃える意識をすると、ジャンプだけでなく縄の音まで揃えられるようになります。

児童がお互いを意識して呼吸やテンポを揃えられることが、シンクロなわとびの第一歩です。

回数を決めて最後のポーズをする

前とびが揃うようになったら、回数を決めて最後にポーズを入れましょう。

ポーズは簡単なV字ストップでもいいですし、アームラップやクロスフリーズなどの発展的なポーズでも良いですね。

ぜひこのとき、児童に回数を決めてもらいましょう。自分たちで演技を作ってる感覚をもたせることで、児童の学び合いのスイッチを入れることができます。

全員がとべる技で発展

前とびで揃えるのが上達してきたら、少しずつ技を入れていきましょう。

ただし、

難しい技をいきなりいれるのは禁物です。交差跳びや二重跳びをすぐに入れたがるんですが、難しい技は揃えることができません。シンクロなわとびの醍醐味はみんなで揃えることです。

まずは片足跳びやグーパー跳びなどの簡単な跳び方からスタートしましょう。慣れてきたら二重跳び1回、交差跳び1回などを少ない回数で入れていきます。

シンクロなわとびを発展させる方法

シンクロなわとびの基本は簡単な技で揃えることです。これだけでも十分に教材として活用できるんですが、さらに発展させる方法を紹介します。

横並びで跳ぶ

揃えて跳ぶことができたら、向い合せだけでなく動画のように横並びで挑戦してみましょう。

向かい合わせより横並びのほうがリズムを合わせるのが難しくなりますが、お客さん向けに演技をする印象を強くすることができます。

移動を加える

なわとびをシンクロさせながら移動をしてみましょう。

前とびだけでも前後・左右の移動をすると一気に見栄えが良くなります。跳ぶ回数、移動の方向などを含めて児童に考えさせることで、より学び合いの空気を強めることができます。

さらに上手なチームには発表をさせたり、音楽を加えて単元の最後で発表会をしてもよいでしょう。

児童たちが発想した演技で発表会してみましょう!

<運動会向け>人数を増やす

シンクロなわとびは何人でも揃えることができます。この演技を発展させて、クラスごとや学年ごとにすれば運動会の学年発表に使うことができます。

大人数で一斉にシンクロなわとびをするのは圧巻ですよ!

高学年ならば陣形移動を加えたり、さらに長縄や2人跳びを加えたりなど、運動会向けの作品として発展させることができます。

シンクロなわとびの可能性

シンクロなわとびは児童の発想力を育みます。また学習の中でコミュニケーションが必須のため、個人種目になりがちな縄跳び運動を、団体種目にすることができます。

日本なわとびアカデミーの選手クラスでも、このシンクロなわとび教材を導入しています。シンクロなわとびを通じて自分自身で考える力を養い、さらに発展して1人ずつの自由演技を創る基礎になるのです。

回数を競うのも縄跳びの楽しさです。

しかし、

競争するだけでなく共創(ともにつくる)を経験すると、違った縄跳びの魅力を感じることができます。