あなたのお子さんは二重跳びができますか?

チャレンジはするけど、結局子どもが練習を投げ出してしまう。

これは正しい練習方法をしらないのが原因です。きちんと練習すれば必ず二重跳びはできるようになるんです。

ここで紹介する練習方法は、粕尾将一が大学・大学院時代に蓄積した知識を元に、10万人に二重跳びを教えたノウハウを体系化したものです。

二重跳び練習のノウハウと具体例を盛り込み「まっちゃん式なわとびカード」にまとめました。

順番に練習をするだけ自然と上達する「スモールステップ方式」を取り入れたカードは、これまで200枚以上売れています。

二重跳びに向いた縄跳びの選び方

練習を始める前に、跳びやすい縄跳びを準備しましょう。オススメの縄跳びは下記のモノですね。


フリースタイル・ロープ | 日本なわとびアカデミー・ショップ

日本なわとびアカデミーで自分が厳選して海外から輸入してる縄跳びなので間違いありません。

二重跳びがやりやすい縄跳びを選ぶポイントは下記の3つです。

二重跳び用なわとびの選び方
  • ロープの材質
  • グリップの長さ
  • 縄の長さ

ロープの材質は「ビニール」の一択

縄跳びの材質はいくつかありますが、二重跳びをするならビニール製以外は考えられません。よく出張指導でヒモ製のロープを使っている子がいるんですが、ホントに可哀想です。

ヒモ製のロープは幼稚園・保育園ならまだしも、小学校で二重跳びを練習するのには最悪です。軽すぎて回転速度が出ないし、回す感覚もつかめません。

グリップは長いほうが回転力がつく

100円均一で売ってる子供用の縄跳びは、持ち手(グリップ)が10cm前後で設計されています。しかし、二重跳びをするためには長いグリップがオススメです。

二重跳びには早いロープの回転が必要です。グリップが長いほど効率的に力を加えることができるので、より二重跳びがやりやすくなります。

長さは少しずつ短くしていこう

ロープは短いほど回転効率が良くなります。つまり1cmでも短いほど、二重跳びがやりやすくなるんです!

長さを見る時は頭の上のスペースを見てみましょう。おそらく非常に大きなスペースが開いてると思います。これ、腕を高い位置で回しすぎている証拠なんです。頭の上は握りこぶし2つ分のスペースまで短くしても大丈夫です。

ただいきなり短くすると引っかかってしまうので、少しずつ短くしてください。徐々に回し方が矯正されて、二重跳びができる回し方になっていきます。

二重跳びの段階を踏んだ練習の流れ

いよいよ実践練習に入ります。二重跳びにも練習の順序があり、飛ばしても効果は薄いので1つずつ取り組んでください。

Step1:30秒でまえとび70回を目指す

まずは二重跳びで必要なロープをまわすスピードを練習しましょう。目安として30秒で70回の前とびが出来るように練習します。

このスピードでは1秒間で2回ちょっとまわす計算になります。つまり二重跳びとするときとほぼ同じ早さで回せていることになるんです。

子ども自身に回数を数えさせれば。ゲーム感覚て上手になっていきますよ!

【関連記事】これはテッパン!!子どものやる気をガッツリ引き出す「縄跳びジャンケン」 | なわとび1本で何でもできるのだ

Step2:前とび3回からチャレンジ

つぎは前とび3回から二重跳びに挑戦します。必ず前とびの回数は3回にしてください。

これは過去に指導してきた子供達を見て気付いたんですが、ほとんどの上手な子どもは前とび3回から始めるんです。これ、二重跳びに入るリズムが取りやすくなるんです。

なかには二重跳びにいきなり入る、ないしは前とびの回数を決めずに二重跳びに入っている子がいます。

かならず回数を本人に数えさせて、二重跳びに挑戦してください。

Step3:思い切ってドシンっ!と着地する

縄跳びの上手なジャンプは「つま先で着地」といわれてますが、二重跳びの練習だけに限っては「ドシンっ!!」と思いっきり着地してください。

なぜならはじめて二重跳びをとぶには、つま先で着地するようじゃ力が入らないんですよ。思いっきり着地することで全身に力が入り、ロープの回し方も力強くなる。

つま先で跳ぶのは、二重跳びに慣れてきて連続で跳べるようになってからでも遅くありません。

Step4:二重跳びから、前とびに戻る

二重跳びが1回でも跳べるようになったら、スグに前とびに戻ってみましょう。

ドシンっ!!と着地した後なのでしゃがみ込んでるかもしれません。でも気にせず前とびに戻ってください。すると少しずつ着地に余裕が生まれてきて、前とびに戻るのが楽になります。

ラクに前とびに戻れたら、再び助走をつけて二重跳びをする。

これを繰り返していけば、二重跳びが連続で跳べるようになっていきますよ!

二重跳びのワンポイント練習方法

次は二重跳びでつまずいたときに参考にしたいワンポイント練習法を紹介します。どの方法も豊富な実戦経験の中で検証してきたものばかりなので、練習してもうまくいかない人は参考にしてください。

グリップはリモコン持ち

二重跳びではロープをすばやく回転させる必要があります。そのためグリップの握り方は大切です。

1-2年生だとよく「グー」の状態で握り、親指が他の指の上にのってることがあります。グリップは力が無駄なく伝わるように写真のように「親指」を立てて握りましょう。

長さはロープを結んで調整しよう

一般的にはグリップの中を開けて縄跳びの長さを調整しますよね。でもこれ、気をつけないと上達を妨げます。

余ったロープを切らずに押し込んでしまうと、回転を阻害して捻れる原因になるんです。なのでグリップの中で調整する時は必ず余った部分をハサミで切ってください。

でも、せっかくの縄跳びを切るのに抵抗がある人もいますよね。そんな人はグリップの近くで結び目を作って調整します。1つあたり2cmほど短くなる上、簡単に調整できるのでおすすめですよ!

手を叩いてリズムを掴む

二重跳びにはリズム感が必要です。リズム感を養うのには、ジャンプをしたときに空中で手を叩く練習が効果的です。

空中で手を2回たたき、二重跳びと同じリズムを体感します。手をたたくのが簡単すぎるなら、足やおしりを叩いてみましょう。

前とび3回から始めるのもそうなんですが、どのタイミングで力を入れて早く回すか?の感覚が大切。ただ早く回しても引っかかってしまいます。

目線をあげて固定する

不思議なことに、縄跳びをするとき人間は下を向いてしまいます。でも普通にジャンプをする時は真っ直ぐ前、ないしは少し上を見ていますよね?

二重跳びはある程度高いジャンプが必要です。目線を高めにするだけでジャンプ力が上がるんですよ。さらに目線を固定することで空中でのバランスが取りやすくなるため、二重跳びのような素早い動きでも余裕を持ってジャンプできるようになります。

トランポリンで感覚を掴む

トランポリンで二重跳びをするのも非常に効果的です。

たとえば家庭用のトランポリンをお持ちの方は、その上で二重跳びの練習をしてみてください。きっとスグにトランポリンではできるようになりますよね。でもこれ、地面でもあまり感覚は変わらないんです!

つまりトランポリンでできれば、普通の地面でもスグにできるようになるんですよ。

そもそも子どもはトランポリン自体を楽しんで練習するので、モチベーションアップにも効果的ですよ!

【関連記事】家庭用ミニトランポリンが「二重跳び練習」に効果絶大なのでオススメ | なわとび1本で何でもできるのだ

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参考図書と紹介した縄跳び

この練習方法を用いると、多い時には1コマ(45分)の授業で、クラスで6割の子どもが二重跳びができるようになりました。既に二重跳びができた子供も、記録が伸びたり、次の技に進むことができり…。目に見える効果が確かに現れました。

延べ10万人への指導を通じ、理屈だけでは知りえない子どもの癖にも気付きいたのです。これらは効果的な練習方法として縄のまっちゃんの中で蓄積されています。

自慢気に友達に二重跳びを披露しに行く、あの笑顔は今でも忘れることができません。


フリースタイル・ロープ | 日本なわとびアカデミー・ショップ

二重跳び練習のノウハウと具体例を盛り込み「まっちゃん式なわとびカード」にまとめました。

順番に練習をするだけ自然と上達する「スモールステップ方式」を取り入れたカードは、これまで200枚以上売れています。

◆追記(2018/08/28)◆
記事をリライトしまし、新しい情報を追加しました。

◆追記(2015/3/18)◆

記事の一部を修正、最新情報に更新しました。

◆追記(2013/11/28)◆

練習方法を動画でまとめました。
「二重跳び」練習の流れとやり方を説明した動画まとめ | なわとび1本で何でもできるのだ