縄跳びはダイエットに効果的な全身運動です。
消費カロリーはジョギングとほぼ同じ。しかもスペースや特別な道具を必要としないため、手軽に始めることが出来ます
しかし手軽とはいえやり方次第では怪我や関節の痛みに繋がることも。そこで今回は効果的に筋肉へ負担をかけ、怪我を防ぐためのジャンプのやり方を紹介します。
ジャンプは爪先で着地
あなたは縄跳びをするときどのような着地をしていますか?実はこの着地の仕方が筋肉への負荷を適切に上げるために非常に重要です。
オススメの方法はつま先着地。カカトを地面に着けないように跳びます。この着地をすると「ふくらはぎ」からヒザ下までの筋肉を効率的に使う事ができ、足痩せの効果が期待できます。
また「ふくらはぎ」の筋肉は下腿ポンプと呼ばれ、身体の下にたまっている血液を送り戻す役割を果たしています。なのでこの筋肉を刺激することで血行促進し、冷え性予防の効果も期待できます。
ベタ足着地は怪我の原因
ではカカトまで地面に着けるジャンプをするとどうなるでしょうか?
一般にベタ足着地と言われるこの方法は、ジャンプ時の地面からの衝撃を上手く吸収することが出来ません。すると足首、ヒザ、腰などの関節へダイレクトに衝撃を伝えることになり、関節痛や腰痛の原因になります。
またベタ足からのジャンプには無駄な動きが多く、短時間でのスタミナ切れを起こやすくなります。効果的にダイエットをするには10-20分の継続が必要と言われており、短時間ではあまり脂肪燃焼が期待できません。
ヒザとつま先の向きに注意
ジャンプの時にガニ股、もしくは内股になる人も注意が必要です。中でもヒザとつま先の方向がズレている人は要注意です。これらはヒザに無理な捻れる力が加わるため、ヒザを痛めてしまう危険性があります。できるだけヒザとつま先が同じ方向を向くように意識しながら跳ぶようにしましょう。
どうしてもガニ股や内股になってしまう方は負担の大きい両足とびを避け、別の記事で紹介している「かけ足とび」や「手抜きとび」を取り入れて跳んでみます。これらの跳び方は重心が移動するため多少のガニ股・内股でも無理なく跳ぶことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?
全身運動であるジャンプはダイエットに効果的ですが、脚や腰への負担も多い運動です。また気付かない動きの「クセ」が思わぬ怪我を引き起こすこともあります。
ジャンプのやり方をもう一度確認して、安全に縄跳びダイエットに取り組みましょう。