以前、Twitterでこんなことをつぶやいた。
コンテストから始まって色んなダブルダッチの演技を見てるけど、ダブルダッチの演技を作るに【振付師】を着けるのとかありじゃないかな。これだけ動ける人達で、しかも踊れるし。シンクロとかフィギュアスケートだって振付師もんね。
— Shoichi Kasuo (@macchan8130) 2013, 4月 14
ダブルダッチは人に向けて行う演技だ。
ダッチだけじゃなくて広い意味で「縄跳び全般」は人に向けて行うパフォーマンスにすることができる。
最近、「縄の演技」の振り付けをしてみたいなぁって衝動に駆られている。
縄跳びの演技と言ってもあまりピンと来ない人のために。
この演技は大好き。
日本ダブルダッチの底力を感じる。
音楽に合わせて踊って、跳んで、そして回って。
客席に居た世界中の選手がスタンディングオベーションだったのは今でも覚えてる。
★★
縄跳びの演技って色んな人が作ってる。
けどもっとも多いのは「本人」が演技を創ってるチームだ。
自作自演って言うと変な響だけど、跳ぶ人が自分自身の演技を創る。
まぁ至って普通のことだ。
なかにはジュニアだったりで、講師が演技を作ってるチームもあるだろう。
でも大学生以上の大人の場合、ほぼ100%のチームの自分たちで演技を作ってると思う。
ダッチをする人だから、当然ダッチを知ってて、盛り上がる演技構成を知ってて、研究もしてる。
競技に向けた演技だったらなおさら、どうやったら勝てるかを必死に考えてるだろう。
これは一つのやり方だし、勝負に勝つためには理にかなってる。
だからこそ、全く関係ない人の振付を経験したら面白いんじゃないかな?
たとえばストリートダンスの人に振付てもらうとか。
ダンス影響を大きく受けてる日本のダブルダッチなら、親和性もあるはずだ。
チャレンジャーなとこで言えば「コンテンポラリー」の人に振付てもらう。
HIPHOPとは違う畑だけど、同じダンス。ダッチにとっても発見はあるだろう。
あとは大道芸の人ってのも面白いと思う。
ストリートで演技をしてる人とか、舞台でパフォーマーやってる人とか、
それぞれに違いがあるだろうし別世界の感覚があるはず。
そしてサーカスの人。
アクロバットが日進月歩のダブルダッチにとって新しい風が入ると思う。
何しろサーカスはアクロバットが主体だからね。
伝統的なポージングとか動き方とか、古臭く見えるかもだけど意外な発見があるかもしれない。
単なわの人が振付けるのなんていかが?
自分自身もダッチチームの振り付けをやってみたい。
残念ながら自分はダブルダッチの経験は殆ど無いし、イロハのさわり程度しか知らない。
まぁコンテストのVol3とか出たけど…(古っ!)
あるのか分からないけど、ダッチ的に非常識なことも知らない。
タブーとか無理難題ってのも知らない。
メチャクチャなこと言うと思うけど、それもまた面白そうじゃない?(笑)
★★
まぁただ、他ジャンルの人の振付で大会に勝てる演技ってのは無理だと思う。
学生にとっては大会で勝つことのウエイトは大きいだろうし、
それこそ競技に向かってる以上はダブルダッチそのものを研究したほうが良い。
あくまで別ジャンルと交流すると新しい発見とかがあるよ!って話。
もしかすると競技を退いてる社会人とか、それこそプロチームが取り組んでも面白いかもね。
この点でカプリオールはすでにサーカスの人による振り付けを経験してるからこそ、
コンテストの時の演技ができたんだと思う。
将来に形にできたら面白そうだなぁ。
誰か、振り付けやらせてーー。