いままで沢山の小学生に縄跳びを教えてきました。
教え子の中には「一人でも上達し続ける子」がいました。他の子どもと比べてもスタート地点で大きな違いはありません。
しかし上達が止まらずにトップレベルまで上達し続けて行くんです。
彼らを見ていて感じたのは、上達し続けられる子たちの持っている共通する特徴(=才能)でした。
[toc]マネをするのが上手
上達する子はマネをするのが上手です。人の動きをマネするのは簡単なことじゃありません。
- 動きをじっくり見る(観察)
- 動きがどうなってるかを考える(分析)
- 自らん身体でやってみる(再現)
- やってみてできない理由を考える(検証)
一言でマネをするといっても、これだけのことを自力てやっているんです。
さらに上達ができる子は、自分とお手本との違いがなにか?を検証する能力に優れています。
誰だっていきなりはできません。彼らは検証することで少しずつ自力で修正し、気づけば自分だけの力で再現してしまうのです。
物怖じしない、面食らわない
これが一番重要かもしれません。目の前で起こってるっことに物怖じしないや面食らわないことです。
JJRA名古屋なわとび教室の18時クラス、正直ってレベル高いです。東海地区では間違いなくトップクラスの選手が集まっていますし、国内でも有数のレベルだと自負しています。
「うわ・・・・無理だ・・・」か「自分もやってみたい!!!」か。
結果はこの段階で見えてしまうんですよね。
物怖じせず一緒にやっていきたい!!!と思う子は、あっという間に上達していきます。なんなら、上達の速度は早いです。
全日本大会に出場したい人が、全日本大会の映像を見てビビってしまっては、いつまでたっても出場できません。
なりたい自分がそこにあれば、レベルに関係なくのめり込んでいくのです。
好きなモノを見つければ鬼に金棒
さらに好きなことを見つけたら鬼に金棒ですね。もはや誰にも止められません。
- 集中力が極端に強くなる
- 練習中の笑顔が増える
- 誰に言われなくても勝手に練習している
ここにモノマネの能力と物怖じしない度胸があれば、一気に上達していきます。
ただし逆もまた然り。
本人がホントに楽しんでいることでなければ、上記のような様子は見れません。周囲の大人の考えでいくら押し付けても、本人のヤル気が乗らないのは仕方ないこと。
18時クラスにも、これまでたくさんの体験レッスンや見学の子が来ました。なかにはホントに上手な子もいましたが、残念がら全員がクラスに入って続けるとは限らない。
こればっかりは本人の気持ちの問題なんです。
上手だからと言って、周囲の大人が期待してるからと言って、子どもには関係ありません。
本当に伸びる子は、本人が心から好きな事をやってるからなのだと思うのです。