学校体育教育

運動会におすすめ!!小学生にも出来る「縄跳び集団演技」4選

こんにちは!

なわとびパフォーマーのまっちゃん一(@macchan8130)です。

縄跳びは回数を競う運動というイメージがありますよね。でも、縄跳びは音楽に合わせて演技を創作することができるんです。

とくに大人数で一斉に揃えると、運動会の集団演技として使えるんです。

この記事では運動会で使える縄跳びの集団演技のアイディアとコツを紹介します。

[toc]

運動会で使える集団演技のアイディア集

この動画は縄跳び競技日本代表選手団の演技です。単純な前とびでも、大人数で一斉に揃えるだけで一気に見栄えがするのがお分かりいただけるでしょう。

もちろん難しい技を入れるのも良いんですが、

失敗がなく、子ども達が自信を持って跳びきれる演技を創るのが、運動会で盛り上がる集団演技のポイントです。

シンクロなわとび

2人以上で縄跳びを揃える「シンクロなわとび」という教材があります。

基本は2人や3人で揃えるんですが、これをクラス単位の大人数にすると運動会で使えるアイディアになります。

人数が多ければ多いほど揃えるのが難しいですが、バシッと決まれば拍手喝采まちがいなしです!!

トラベラー・ジャンプLINE

トラベラー(ジャンプLINE)は、上の動画のように1列に並んだ人を順番に跳ばせていく技のことです。跳ばせる人が難しいですが、失敗なく跳びきれると一気に盛り上がります。

トラベラー・ジャンプLINEのコツ
  1. ジャンプのリズムを一回旋ニ跳躍にする
  2. 跳ぶ人の肩に触れるぐらい、回す人が近づく
  3. 声を出して呼吸を揃える

トライアングル

トライアングルとは、上の動画のように長縄を三角形の状態にして跳ぶ方法です。

跳び方は普通の長縄と同じですが、縄の本数が増えているので見た目が派手になります。普通の長縄が跳べる児童であれば挑戦できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

トライアングルのバリエーション
  1. 跳ぶ人数を増やす
  2. 跳びながら左右のロープに移動する
  3. ボールやフープなどを手具を使う

チャイニーズホイール

チャイニーズホイール(別名:連鎖とび)は、小学校で扱っているところもあります。2人が横並びになり、中央のグリップを交換して跳ぶ技です。

2人跳びのバリエーションとして、見た目が変化するのでおすすめですね。

大きく動画にある「同時回し」と「ずらし回し」の2つのパターンがあります。ずらし回しは難易度が高いですが、同時回しであれば3-4年生でも十分にできます。

運動会でなわとび集団演技を創るコツ

いかがでしょうか?

運動会で使えるなわとび集団演技のアイディアを3つ紹介しましたが、最後に集団演技を創るコツを紹介します。

集団演技を創るコツ
  1. 難しい技にこだわらない
  2. グループごとに練習できるようにする
  3. 全員で創り上げる雰囲気を演出する

難しい技にこだわらない

上手な児童ほど「二重跳び」や「交差とび」といった難しい技を入れたがります。

しかし、

集団演技で難しい技を入れすぎるのはオススメしません。難しい技は技能差が大きく、集団で演技を創るときの妨げになるからです。

クラス全員が無理なく跳べる技を使い、全員で創り上げる雰囲気に持っていくことが重要です。

グループごとに練習できるようにする

一斉練習には限界があります。クラスごとでも人数が多いのに、さらに2クラス以上になったら一斉練習を仕切るのは至難の業です。

そこで児童をパートごとに練習グループにわけ、自分たちで練習ができるような仕組みを作りましょう。このときグループごとに縄跳びが得意なリーダーを決めて、小さく仕切ってもらうと効率的です。

どうしても大人数で練習すると当事者意識が薄くなります。少人数のグループにすることで児童に当事者意識を持たせ、自然と練習する雰囲気を作ることができます。

全員で創り上げる雰囲気を演出する

集団演技は1人ずつが集まっているだけではありません。1人も欠くことなく集まって初めて成り立つものです。

ぜひ、集団演技に関わる全員で「1つの作品」を作り上げているんだ!という雰囲気を演出してください。

なわとびの練習はある意味時間をかければどうにでもなります。それより、クラスや学年全体の雰囲気を運動会に向けて高めていく運営のほうが重要です。

子供たちが一致団結している様子を運動会で披露できれば、先生も含めて感動的な瞬間を生み出すことができます。

まとめ

組体操の危険性に注目が集まり、運動会の集団演技をどうするか?の課題に多くの小学校が向き合っています。組体操は練習の成果を発揮する感動があると、とある先生がおっしゃっていました。

しかし、

安全面や世間の風潮から組体操を入れることが現実的ではなくなっています。

なわとび集団演技は、子供たちが一致団結して作品を創り上げる感動を生み出すことができます。失敗・成功がわかりやすく、練習の成果を発揮する題材としては最適だと考えています。

運動会の集団演技アイディアで困っている先生に、この記事が参考になれば嬉しいです。