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コロナ自粛からの再開でみえた「リアル」の価値

こんにちは!

縄跳びパフォーマーのまっちゃんです。

講師をしている名古屋なわとび教室は、新型コロナウィルスの影響で2020年3月・4月・5月は休校になっていました。

6月に入って名古屋市内の小学校も再開されたことを受け、なわとび教室も6月からようやく再開しました。休校中もオンラインレッスンを開講したり、なわとび指導の手法の模索はいくつもしていました。

いざ再開してみて、今のオンライン指導の課題とリアルだからこその価値を再認識させられました。

オンラインレッスンの課題

新型コロナウィルスの影響で、あっちでもこっちでもオンラインの波が来ています。とかくオンラインレッスンはすごい勢いで増えています。ヨガとかトレーニングとか、今まで聞いたこともないようなサービスがこの1ヶ月以内で大量に現れましたね。

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しかし、新しいからこそのオンラインレッスンの課題はいくつもあります。

ジャンルによってはオンライン指導は不向き

オンラインレッスンは1対1のレッスンがメインです。

1対複数のレッスンを実現するには工夫が必要です。しかも複数と言っても、管理ができる範囲となると5人とか10人でも大変になります。

対面で1対1で指導をすることがメインのピアノやヨガなどは相性がいいですが、多くの運動指導やスポーツは正直なところオンラインレッスンとの相性が悪いと思うのです。直接みてフォームを指摘するとか、指導の雰囲気で伸ばすとか、オンラインレッスンには向きません。

コミュニケーション情報量の少なさ

音声と映像があればコミュニケーションが取れるというのは少し違います。

コミュニケーションには息遣いや身振り手振り、場の雰囲気など多くの要素が複雑に絡んで行われているんです。言語的なコミュニケーションは2割程度で、それ以外が8割だとかよく言われてますしね。

オンラインレッスンではコミュニケーションの鍵になる情報量が極端に少ない。相手がどんな様子かを判断する材料が乏しければ、適切な課題や教材を提案しにくくなります。

習慣化できるか?がポイント

便利がゆえのオンラインの大きなデメリットは、簡単に離脱できてしまうことです。本人の意思でレッスンを受けることも、受けないこともできる。

リアルの場合は物理的な移動があるので習慣化しやすいですが、オンラインはいつでもできるゆえに、やりにくい。便利さがかえって習慣化を妨げる要因になっているのです。

リアル指導の価値

リアル指導が再開したのは休校してから3ヶ月後でした。改めてリアル指導をやってみると、オンラインレッスンでは提供できない価値があるのだなぁと痛感しました。

コミュニケーション負荷

ZoomやSkypeこそあれど、オンラインでのコミュニケーションは基本がテキストです。大人なら思いや疑問点をテキストでも伝えられますが、小学校低学年には難しい。

この点はリアル指導だと言葉にしなくてもコミュニケーションが取れるので価値があります。また練習している様子を見るだけでも、リアルで面と向かっているからこそ、生徒が何に悩んでいて何の練習に困っているか?がわかるようになってくるんですよ。

オンラインでこの領域まで生徒を理解するのは、まだ難しそうです。

物理的に移動することの重要性

オンラインレッスンの課題と表裏一体です。

人間は習慣を作るためにはトリガーとなるきっかけが必要です。物理的に移動することは大きなトリガーになります。レッスンにいくために毎日○○時に家を出るとか、毎週1回まっちゃんに会いに行くとか、これが1つの習慣になっていくんです。

習慣化で人はモチベーションに左右されにくくなり、上達が早まります。不便ゆえに習慣化しやすいのはリアル指導の大きな価値です。

会いにくいからこそ、会える価値

オンラインなら誰でも会えます。極論、有名人の発言だってSNSやYouTubeで見ることが出来ます。

でもそれって、リアルタイムだとしても画面越しなんですよね。画面越しで近づけるからこそ、リアルにも価値が生まれると思うのです。

オンラインレッスンで有名な先生に教えてもらうこともできるでしょう。しかし、リアルに同じ空気を吸いながら教えてもらうのと、タブレットの画面越しで教えてもらうのと、どちらにも違う価値があるのではないでしょうか。

良いとこ取りの模索

新型コロナウイルスでオンラインレッスンが持て囃されました。しかし、リアルレッスンを再開した人は「やっぱりいつもどおりが良いね」と感じている人が少なくないと思うのです。

今後、我々が模索すべきはリアルとオンラインの良いとこ取りなのかなと感じています。

リアルのメリット・デメリット

時間・労力・コストがかかる。制限が多い分、習慣化とコミュニケーション情報量が多くなる

オンラインのメリット。デメリット

いつでもどこでも安価で世界中の人か指導が受けられる。制限が少ない分、習慣化とコミュニケーション情報量が少なくなる

まとめ

徐々に日常が戻り、いつも生活が再開されています。しかし、一度変わってしまった世界は完全には過去には戻らないと考えています。

新型コロナウィルスと共存するフェーズに入った今、オンラインとリアルがどのように共存してくか?にも興味があります。