こんにちは!
なわとび練習用スタジオ兼自宅を注文住宅を建てました。縄跳びパフォーマーのまっちゃんです。
家を建てた後に友人からよく聞かれるのが「注文住宅はめんどうくさいんでしょ?」という質問です。
実際に経験してわかりましたが、、、
本当にめんどうくさいです!!!(笑)
この記事では自宅を建てるまでに感じたメリット・デメリットを紹介します。あなたが注文住宅と建売のどちらにするか?を考える参考になったら嬉しいです。
[toc]注文住宅はめんどうくさいのか?他の人の意見
自分以外にも注文住宅を建てた人の体験談がいくつか探したので、参考になりそうなのを引用してみました。みなさん、注文住宅か建売かで迷うみたいですね。
建売は標準だから失敗がない?
後悔しない家作りのポイントは、プロに任せることです。
素人があれこれ口を出すべきではないのですよ。使いやすい間取りは大体決まっていますからね。それつまり、標準仕様。
標準仕様こそ、誰でも使いやすい間取りになっているのであります。
世界に一つだけの家なんて目指すから、価格が高くなったり、住んでみたら使いずらかったり、おかしくなるのです。大人しくプロに従っておきましょう。
注文住宅買ったら後悔するかも。建売住宅を買ってよかった、7つの理由 | MyHome・Lover’s
この意見は理解できなくもないですね。標準の仕様は平均的な住みやすい家ですからね。また他にも「ローンの負担が少ない」を中心として建売のほうが経済的!という意見です。
信頼できる人と一緒に家づくりを
めんどくさいことは、全部大工さんに相談できるんですよね。
もうこれはいいや、ということなら大工さんが決めることもOK。
一生に一回の大きな買い物だからこそ、こだわって家を建ててみたくありませんか?信頼できる大工さんに建ててもらえて、本当に良かったです。
信頼できる人にお願いしたから、実際に住み始めても安心感があります。
これは建売では味わえないコミュニケーションですね。自分たちも打ち合わせで相談を重ねながら間取りを決めました。
ハウスメーカーも素人にゼロから全部任せようなんて思ってないですからね・・・
自分たちも信頼できる営業さんと一緒に家づくりをしたイメージです。
妥協しないと予算がオーバーする
妥協すると後悔することはわかっていても、予算の関係で妥協するしかないんです。それでも譲れない部分もあるので、最初の見積よりは金額アップになってしまうこともあります。
住宅ローンの借り入れも決まっているのに、後で予算オーバーなんてことがわかってもどうしようもないですよね。
それだったら、最初から金額が決まっている建売住宅のほうが安く抑えられます。妥協しながらうまく調整できるなら、注文でも建売と同じぐらいで抑えられますが。。。
ホントそうなんですよ・・・
妥協できる部分とできない部分で、最後まで悩まされます。しかも決めるのは1つや2つではないですからね。あっちの理想を叶えれば、こっちは妥協。総予算を考えながら調整していくのは簡単じゃありません。
住宅展示場はあくまでサンプル
住宅展示場を販売していないので、外部や内部の装飾は、単なるオブジェということをよく理解しておく必要があります。
このことを分かっていない人達が住宅展示場に入ると、内装で舞い上がってしまって浮足立ってしまうのです。
注文住宅で成功するためには、こうする。こんな客は、失敗する! | 住宅コンサルタントが書いている注文住宅成功への本音のブログ!
これは本当に声を大にして言いたいですね。
住宅展示場の内装はまじで豪華すぎます。入れてある家具なんてほとんどが特注の外国製品ですからね。ヘーベルハウスの営業さんに教えてもらったのは「個々の部屋をみてイメージを膨らませてください」でした。
ハウジングセンターの展示物件はあくまでサンプルです。ここを忘れると、いざ注文住宅を建て始めたときに予算オーバーで大変なことになります。
体験して感じた注文住宅のめんどうくさいポイント
つぎは実際に自分が経験してみて面倒くさいと感じたポイントを紹介します。自由度が高いというのは、諸刃の剣なんですよね。
- 間取りづくりが自由
- 決められることが多い
- 要望が予算次第で叶ってしまう
間取りづくりが自由
当たり前ですが注文住宅は間取りが自由に決められます。好きな場所に好きな部屋を作れるし、トイレやお風呂の位置だってなんでも自由です。
でも、自由すぎるってのは逆に選べないんですよ。
なんなら初めての家づくりだったら、どうやっていいか分からないのは当然です。素人判断でこだわり間取りにしたら、間違いなく後悔します。
この点、自分たちはハウスメーカーの営業さんと建築士さんの意見を十分に聞きました。こちらの要望は伝えるけど、プロの意見として本当にOKなのか?を確認しながら進むのです。メールや電話を通じてこまめにコミュニケーションをとって、2階の住居部分はあれこれ相談を重ねました。
展示場の相談室で「うーん・・・」と一緒に悩んだ回数も数え切れません。
自由ゆえに、間取りを決めるめんどうさはありますね。
決めるられることが多い
間取り以外にも決めることがたくさんあります。
たとえば後悔が一番多いと言われる「電源」の位置も、1つずつ自由に決められます。電源以外にも決められることがたくさんあります。
- 窓の形・大きさ
- 窓のシャッターの有無・大きさ・種類
- 付けるカーテンの種類(レールかロールか)
- 壁紙の色やパターン
- 床の素材、色味
- 家の外壁の色・パターン
- 照明の位置・スイッチの位置
- 照明の種類や色味、スイッチとの連動
- 室内ドアの種類・色味・パターン
- 玄関ドアの種類・色味・電子錠の有無
ここに挙げているのはホンの一部です。これ以外にも挙げたらキリがありません・・・。
でも安心してほしいのが、ゼロからすべてあなたが決めるわけじゃありません。はじめはハウスメーカーの営業さんが「いい感じにしてみました」といって、施工例を付けてくれるんです。
打ち合わせでは営業さんがつくってくれた施工例を見ながら、こだわりたい部分を変えていく作業になります。
決められることが多いのは嬉しいですが、反面で全部を決めるのはめんどうくさいです。なので、ここはこだわりたい!というポイントをあらかじめ決めておけば、効率よく打ち合わせを進められますよ!
要望が予算次第で叶ってしまう
もっとも恐ろしいのが、予算次第でなんでもできてしまう自由さです。お金さえ積めば、3階建てでもビルでも建てられるのが注文住宅です。
もしあなたがお金はいくらかけてもいい!というなら、なんでもやればいいです。でも大半の人は「想定の予算内で・・・」と考えますよね。予算を考えながらできるだけ理想の家に近づけるのが、もっとも大変な作業でした。
自分たちも予算が潤沢にあるわけじゃありません。
削れるところを削り、できるだけ予算を少なく抑えようと努力しました。でも、打ち合わせを進めていく中で金銭感覚が麻痺して、5万とか10万とか平気で追加しちゃうんですよ。
打ち合わせであれこれ決める。でも予算的に削減した方がいいと感じて、次回の打ち合わせで変更する。
こんな予算と理想とのぶつかり合いが繰り返されていきます。
注文住宅を建てるメリット
注文住宅を建てる最大のメリットは自由さですね。もしあなたが欲しいイメージの家が明確で、建売では成し遂げられないなら注文住宅が良いです。
また自分たちで全てを経験していきますので、家づくりをしている実感がすごいですね。ここではメリットを3つにまとめました。
- 明確な建てたい家がある
- 予算を全体把握できる
- こだわりたいポイントがある
明確な建てたい家がある
もしあなたが建てたい家を明確にイメージしているなら、注文住宅がオススメです。
建売でも十分に快適でよい家を買うことができますが、どうしてもこれをやりたい!というこだわりは、注文住宅でしか実現できません。ただし、注文住宅であってもハウスメーカーによってはできる内容が変化するので注意しましょう。
予算を全体把握できる
家を建てる時の全体予算は、あなたのさじ加減でいくらでも変化します。
豪華絢爛にしようと思えば無限に予算をつぎ込むこともできますし、質素倹約で安く建てることも可能です。注文住宅のほうが高いと言われますが、正確にはあなたの考え方1つで非常に幅が広いのです。
事実、注文住宅でも予算をギリギリまで削減していけば建売と同じぐらいの予算で建てることが可能ですから。
細かく自分で決められる
壁紙から電源の位置まで、あなたが決められるのは注文住宅の最大のメリットです。
建売でも後付けで壁紙を変えたりできますが、窓やドアなどは防火性能・耐震性の関係で変えることはできない場所もあります。
注文住宅であれば好きに窓やドアも決めることができます。
注文住宅を建てるデメリット
注文住宅最大のデメリットは手間と予算です。
自由にできる分、決めることややるべきことがたくさんあります。また自由設計はすなわちオーダーメイド。あなただけのオリジナルで家づくりをするので、予算が高くなりがち。
ここではデメリットを2つにまとめました。
- 予算オーバーに悩まされる
- 打ち合わせが面倒くさい
予算オーバーに悩まされる
自由設計ができるゆえに、注文住宅は予算が青天井で膨らんでいきます。
ほとんどの理想を叶えることはできるでしょう。でも全ては予算次第なのです。打ち合わせの段階で強い意志を持っていないと、あっという間に想定の予算をオーバーしていきます。
理想と現実はどこかで対立するもの。
ポイントになるのは、どこにお金をかけるか?をしっかりと決めることです。自分たちの場合、1階のスタジオには惜しみなく予算をかけました。その分、外構や2階部分への予算を削減して、全体を想定予算内に収めたんです。
あなたは、何に一番お金をかけたいですか?
この質問にあなたが答えられれば、ムダに予算が膨らまなくて済みます。
打ち合わせが面倒くさい
自由に決められるということは、決める作業があるということです。あなたのこだわりたいポイントだけでなく、些細な小さい箇所まですべてを決める必要があります。
ただし、すべてをゼロから決めるわけじゃありません。
ある程度のサンプルプランを打ち合わせで大工さんや営業さんがつくってくれます。そこから足し引きをしながら、徐々にあなたの理想に近づけていく作業です。
もちろん面倒ではありますが、丁寧に家づくりをしている実感が持てますよ。
注文住宅が面倒くさいか?は感じ方次第
注文住宅は建売よりも手間がかかります。これは間違いありません。
でもこの手間を面倒と感じるか?はあなたの感じ方次第なのかなと思うのです。自分たちは家づくりをしていく中で、1つずつ積み上げて家が完成していくのが楽しみでもありました。
次の打ち合わせでは、○○が決まりますよ!
こんなヘーベルハウスの営業さんの言葉に、毎回の打ち合わせごとにワクワクが募っていきました。
打ち合わせであれこれ決めるのが面倒な人は、建売がいいと思います。でももし、あなたが理想とする家づくりがあるなら、予算という一側面だけで判断せず、注文住宅も検討してはどうでしょうか?
ハウスメーカーを探すコツとポイント
ハウスメーカーを選びは一括で資料請求できる「タウンライフ家づくり」がオススメです。軽量鉄骨や木造をはじめ、各ハウスメーカーの特徴を一気に調べることができます。
忙しくて展示場になかなか行けない人は、まずはサクッと資料を集めましょう。その上で思い描く家のイメージを膨らませてみてください。