こんにちは!
なわとび練習用スタジオ兼自宅を注文住宅を建てました。縄跳びパフォーマーのまっちゃんです。
注文住宅は建てる時こそ必死であれこれやりますが、いざ住みだすと「こうしておけばよかった・・・」という後悔が出てきます。
友人で同じく家を建てた人も似たような後悔をしてる人がいます。建てた後の後悔を分析してみたら、確認不足と「欲」の2パターンがあると気づきました。
[toc]注文住宅とはいえ、100点にはできない
注文住宅はオーダーで家を建てられますが、すべてが自由になるわけじゃありません。
たとえば耐震構造上の理由で柱を入れなければいけないとか、風通しの関係で窓の場所が決まってしまうとか、あなたの理想の全てが実現できるとは限りません。
もちろん、ハウスメーカーはあなたの理想はできるかぎり表現してくれます。でも地震のときに家が壊れたり、湿気で室内が不快になってしまっては嫌ですよね?
理想は理想として叶えた上で、ハウスメーカーが居住者のために妥協してもらう部分が確実にあるのです。
小さい後悔がでる2つの理由
後悔するポイントとして一番多いのが電源の位置だそうです。自分達も最後まで悩みましたが、ここにあればよかった!と思う箇所があります。
他にも壁紙の色がイメージと違うとか、床材がちょっと違うとか、細かいことを挙げればキリがありません。小さく後悔する理由は「確認不足」と「欲が出る」の2つだと考えています。
- 打ち合わせの段階での確認不足
- 実際に住んでみて欲が出る
打ち合わせの段階で確認不足
注文住宅を建てるには、何回も何回も打ち合わせが必要です。ぶっちゃけ、途中から面倒くさくなるんですよ。
はじめのうちは打ち合わせにも積極的に参加しますが、徐々に面倒くさくなってお任せが増えていく。住み始めてから小さく後悔するのは、お任せにしてしまった箇所がほとんどです。
あなたの理想をハウスメーカーも必死に汲んでくれます。でも100%思い描く理想はあなたにしかわかりません。
「(面倒になって)・・・いい感じにしてください」
妥協した箇所ほど、あとから小さく後悔してしまいますよ。大変なのはわかりますが、根気よく打ち合わせに向かうことで、小さく後悔を防ぐことができます。
実際に住んでみて欲が出る
打ち合わせはテーブルの上での話です。実際に住んでみると違うことがいくつも起こります。できるかぎり想像して配置した電源の位置も、いざ住んでみると口数が足りない。よくある話です。
でもこれ、根本的な後悔じゃないんですよね。住んでみてから欲が出てるだけなんです。
あなたが何度も注文住宅を建ててる経験者なら別ですが、多くの人が初経験です。よく言われるのが「家は3回建てないとわからない」です。はじめて注文住宅を建てるなら、いきなり100点満点の理想の家を建てるのは、難しいと考えてください。
人間なので欲が出るのは仕方ありません。でも欲を言い始めるとキリがありません。
我が家が後悔したポイント
我が家だって欲が出たり確認不足で、後悔してるポイントがあります。ちゃんと確認すればよかったなぁとは思いますが、注文住宅をやめればよかった!のような根本的な後悔じゃありません。
ボルダリングにこだわった吹き抜け
家でボルダリングがやりたい!!と妻が打ち合わせの段階から言い続け、階段部分を吹き抜けにしました。
天井の高さが5.4mあり、ボルダリングをするのには十分すぎる高さです。さらに落下防止用のハーネスを付けるため、耐荷重200kgのフックを付けてもらいました。あとは入居後にボルダリングの壁をつければバッチリ!!と思いました。
・・・廊下の幅が狭くね・・・??
壁も天井も万全でしたが、ボルダリングをするための幅を考えていませんでした。奥行き90cmの廊下でボルダリングなんて、けっこうな無理ゲーです。
壮大な吹き抜けを作りましたが、結局ボルダリングは付けませんでした。我が家ではこのスペースを「ムダ抜け」と呼んでいます。
裏庭のことを忘れていた
家の中のことばかり考えていて、裏庭のことを忘れていました。「現状引き渡し」という状態です。
砂利も防草シートも入れていない裏庭です。手を加えていない空き地同然なので、もちろんこうなります。
妻と必死になって草刈りをしていますが、すぐに草が生えてしまいます。早い段階で防草シートとか除草の処理をしなきゃなんですが・・・
住み始めてしまうと面倒くさくなって、後回しになっちゃうんですよね。打ち合わせの段階で処理をお願いしておけばよかったなぁと後悔しています。
理想の100点を目指しすぎない
注文住宅で建てるからには理想を叶えたい!!と誰でも考えます。でも、理想を全て叶えることは不可能です。
建売住宅よりも自由度は格段に高いですが、それでも制限はセロじゃありません。だったらはじめから100点満点を目指しすぎず、できる理想と妥協点を考えておいたほうがいいでしょう。
実際に住み始めてみたら、絶対に小さな後悔が出てきます。後悔は出てくることを知った上で建てると、気持ちが楽になりますから。
また注文住宅で建てるにも、ハウスメーカーによって自由度の度合いや方向性が違ってきます。たとえばヘーベルハウスは6mx11mの柱のない大空間を実現できましたが、ほかのハウスメーカーでは全て断られました。
あなたの理想を最大限実現するにはどこのハウスメーカーの注文住宅がよいか?をじっくり選んでみてくださいね。
ハウスメーカーを探すコツとポイント
ハウスメーカーを選びは一括で資料請求できる「タウンライフ家づくり」がオススメです。軽量鉄骨や木造をはじめ、各ハウスメーカーの特徴を一気に調べることができます。
忙しくて展示場になかなか行けない人は、まずはサクッと資料を集めましょう。その上で思い描く家のイメージを膨らませてみてください。