子育て

海外から帰国した子ども:言葉の遅れを乗り越えたオモチャとの出会い

こんにちは、アメリカで生まれた子どもが4歳を迎えようとしている、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

うちの子どもはアメリカで生まれました。自分がシルク・ドゥ・ソレイユに出演していたため、しばらくの間は海外生活だったんですよ。

海外生まれだとよく「英語喋れるの?」と聞かれますが、、、そんなことはありません。だって言葉を喋る前に日本に戻ってきてますから。

むしろ、言葉が出るのが遅くて不安だったんです。

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3歳を間近にしても、言葉が出てこない・・・

By: Jay

息子は他の子に比べて言葉が出るのがゆっくりでした。本帰国したころはすでに3歳手前。それでも単語は少し出るだけで、文章や2語文はほとんどできませんでした。

「静かなお子さんなんですねー。」と言われても、親としては不安です。

保健所の2歳半検診でも「ちょっと発語が遅いですね」とチクッと言われ、親としては大丈夫なのか?と不安はつもるばかりでした。

何とかしようと喋りかけたり、読み聞かせをしたりしました。けど、今考えてみると別の要因があったのかな?思ってます。

英語環境で育ってきた子ども

当然ながらアメリカに住んでいた頃は英語環境でした。家の中以外では全てが英語。シルク・ドゥ・ソレイユの友達が息子に話しかけるのも全て英語ですし、それ以外の友人も日本人じゃなければ基本英語です。

つまり息子は英語のシャワーを浴び続けてたんです。

日本語といえば自宅で両親がしゃべるぐらい。他は日本で買ってきたDVDかネット動画ぐらいでした。ようは英語より圧倒的に日本語が入っていく量が少なかったんです。いま考えると、小さなアタマノ中で「英語」と「日本語」がゴチャゴチャしていたのかな?と。

こう考えると、言葉が遅かったのは仕方なかったのかもしれません。

付録のおもちゃで言葉に興味を持つ

帰国してから完全に日本語の環境になっても、息子の言葉はすぐには出てきませんでした。焦っても仕方ないんですけど、親はどうしても不安ですからね。なんとかしてあげたいんです。

そんなある日、新入居の家に付録のおもちゃが届きました。

今でも忘れません。しまじろうの「レジスター」のおもちゃの付録
で、紙でできた簡易的なものだったんですが、息子がもの凄い食いついて遊んでたんです。

一緒に遊んでいたある時「これ、ニンジン」とか「10円です」とか言葉を出すようになったんです!!ホントに驚いて、息子を二度見しましたよ、マジで。

付録にあったおもちゃはこどもチャレンジのモノでした。

NHKやらアンパンマンやらのオモチャはスグに飽きるんですけど、不思議とこの付録は食いついたまま、飽きること無く遊び続けてました。

厚紙でできた付録がボロボロになっていくのを見て、これなら息子でもできるかも?と信じて申し込みをしました。

あっという間に言葉を覚え、文字まで


自分がシルク・ドゥ・ソレイユにいたことで、息子は英語の環境を余儀なくされました。しかし求められるのは違う言語の「日本語」。自分達両親だけでなく、周囲の親戚にも心配されて不安が募る一方でした。

でも、個人差や環境の差、そして些細なキッカケがあるんですよね。うちの場合はオモチャの付録、厚紙でできた、しまじろうの「レジスター」だったんです。

「こどもチャレンジ」が届くようになってからは「今日も来てない!?明日来るかな??」と、息子は毎日心待ちにしています。新しいのが届く度に大喜びで気付くと息子はすっかり言葉が出るようになっていました。

いまでは世界の国旗に興味を持ち、簡単なひらがなやカタカナも読むように。

焦って息子にイラだってしまうこともありました。けど、いま思えば申し訳ないことをしたなと反省しています。