縄跳びパフォーマーの日常

福井県勝山市立鹿谷小学校に訪問。全国体力テスト第1位の福井県がスゴイ理由。

こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

2016年7月10日(日)に、福井県勝山市立鹿谷小学校へ親子活動の講師としてお招きいただきました。

暑い時期ではありましたが、元気いっぱいに子ども達と一緒に縄跳びをさせて頂きました。

そう訪問後に知ったんですが、福井県は2015年の全国体力テストで第1位なんですよ。どこまで関係するかは分かりませんが、たしかに鹿谷小学校のみなさんは縄跳びが上手な人が多い印象でした。

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パッと言ってできる

縄跳び講習ではしばしば、子どもにお手本をお願いします。

もちろんいきなりの無茶ぶりなんでフォローはするんですけど、鹿谷小学校の生徒さんはパッと言ってすぐにデキるんですよ。

今回は親子活動ということで二人とびの講習をしました。二人とびは相手との呼吸が合わないとできないので難しい課題です。これを見越して人前でやれるだけの自信とノリのある子供を選ぶために「やってみたい人!?」と有志を募ります。

大抵の場合、ほとんど誰も手を上げませんけどねww

でも鹿谷小学校ではサッとすぐに手が上がる。しかも初めての課題でもスグにできてしまう。これには本当にびっくりしました。

一歩踏み出す自信がある

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人前で何かをするのには勇気が必要です。失敗すれば笑いもの、成功しても拍手が恥かしい。たとえ知ったクラスメイトの前であっても、子どもにとって人前で何かをするのはハードルが高い課題です。

しかし人は慣れる生き物。

発表したり人前で失敗する経験を重ねると、恥ずかしさの気持ちが少しずつ消えていくんです。さらにいえば一歩踏み出すことができれば積極的に意見や発表をすることの喜びを知ることができるんです。

鹿谷小学校の生徒さんは、一歩踏み出す勇気がありました。

全校生徒の前、しかも保護者と先生方がいる前に出るのは、簡単ではありません。

運動神経と環境の関係

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スポーツや運動は試行錯誤の中で上達していきます。逆に言えば、失敗できない人は上達が遅れてしまいます。

失敗できない人は、環境が生み出すと考えています。人の失敗を笑ったり、バカにしたりする雰囲気や環境こそ、失敗を恐れさせる元凶ではないでしょうか。

一方で失敗を当たり前と受け入れ、みんなが失敗を悪いこととしない環境であればどうでしょうか。

きっと試行錯誤の回数が飛躍的に増え、運動を上達しやすくなると思うのです。

おわりに

全国体力テスト第1位の福井県の子ども達。他の件と比べて格段に何かが違うワケではありません。

彼らはどこにでもいる小学生であり、素直でいい意味で普通の子ども達でした。

きっと彼らの運動神経を押し上げたのは環境だと思うのです。それは失敗を貶さない雰囲気と無関係ではないハズ。

運動の上達にはコーチやトレーニングも必要でしょう。しかしそれ以上に、上達しやすい環境づくりが最優先なのかもしれません。