こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
この仕事は非常に多様な業種の人と交流を持ちます。縄跳び関係はもちろん、映像、音楽、舞台、ブロガー、教育機関・・・挙げればキリがありません。
自分は縄跳びパフォーマー。「縄跳び業界の人」としてこれらの人々と交流します。すると必ず「縄跳びってどうなの?」「シルクドソレイユはどうなの?」という話題になるんですよ。
あなたも他業種と交流すると、きっと同じことが起こります。◯◯さんの仕事ってどんなことしてるんですか?って。
社交辞令であってもあなたの話題になったこの瞬間。この瞬間にこそ、自分が全身全霊でトークをする場面です。なぜなら、仲間と仕事を集められる人かどうか?の違いがこの会話で生まれると考えているからなんです。
[toc]まずはお互いの情報開示から
基本的に人は自分のことを話したい生き物です。まずは相手について興味があるポイントについていくつも質問します。
一番避けたいのはここでいきなり話をぶち込んでしまうこと。それは相手を知らずに会話を突き進めることを意味します。
どんな事に興味がある人なのか。なぜあなたと会ってくれたのか。こうした情報がないまま情熱をぶつけても空回りするだけ。まずは相手との距離感を近づけながら「なにに興味がある人なのか?」を掴むのが大切です。
会話を握れる瞬間を見逃すな!
探り合いのようになってしまうのは良くないですが、初めのうちはできるだけ相手に喋ってもらうのが良いですね。イメージ的には2:8ぐらいでも良いです。
ただ、どんなに数奇な運命を辿った人でも喋り続けていてはネタが尽きますです。ある程度しゃべり続けて疲れてくると「ところであなたは?」と、自然と会話の主導権を振ってきます。
また人の顔色をうかがう人なら「自分ばかりしゃべり続けて大丈夫かな…?」と相手の様子をうかがって話を振ってくることもありますね。
この瞬間、相手があなたに会話の主導権を降ってきた時こそ、逃してはいけないタイミングです。
どれだけ熱意を伝えられるか
会話の主導権がこちらに来た瞬間を逃さず、あなたの持っている熱意と情熱をぶつけるんです。
たとえば「縄跳びってどんなスポーツなんですか?」と質問されたら、
- 競技の概要
- 見どころ
- 現在の競技が持ってる課題
- どんな競技選手だったか、実績
- 世界の縄跳び競技事情
- 日本の縄跳び競技事情
- なわとび競技トリビア
- 競技の歴史
- 苦労なばし、海外大会のネタ
- 競技の特性と身体について
- トレーニング方法
- 他スポーツとの違い
と、ざっとこのぐらいのネタを頭に浮かべます。
でも全部をダラダラ話しちゃダメですよ?あくまで頭の中で浮かべるだけで、相手が望んでいる話題をここからチョイするんです。
この人はスポーツ関係者だからトレーニングについて話すと興味を持ってくれるかな?とか、映像の人だと撮影の苦労とかのネタが良いかな?とか。
頭のなかでフル回転させて、会話の流れに最適の話題を選び出す。そのためにできる限りの話題の引き出しを持っておけるよう、常にアンテナを張っているんです。
熱意ある人に、人と仕事は集まる
口を開けば「今日の仕事はツマラナイ、昔は・・・」とか「◯◯がだめなやつだ、俺なんて・・・」とか言ってる人いますよね。
言葉は人を表すと思うんですよ。マイナスなことばっかり振りまいてる人は、意図せずともマイナスを振りまく人になってるんです。仲間と仕事はマイナスを振りまく人に集まるでしょうか?
いつでも熱意を沸々とうちに秘め、ここぞという時に爆発させる。
そう心がけて、縄のまっちゃんは今日も忙しく全国を跳びまわっています。