こんにちは!パフォーマンスとなわとび教室のため、N-BOXで日本中を走り回って車中泊をしている、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
パフォーマンスでは「衣装」や「小道具」など、出張で使う道具が多いですからね。ここに音響機材が付いてきたら一人で運ぶのは不可能です。なので遠出をする時は必然的に車移動になるんですよ。
N-BOXを選んだ理由も、軽自動車だと高速料金が安くなるからなんです。
今回は長距離移動と車中泊をしまくる自分がやっている、高速料金を安くする方法を紹介します。
軽自動車だと高速料金は安くなる
高速料金は車の種類で異なります。車両の区分は「車の大きさ」「最大積載量」「人数」「車両総重量」「乗車定員」「内燃機関(排気量)」の基準で5つに分類されています。
- 軽自動車等
- 普通車
- 中型車
- 大型車
- 特大車
下に行くほど料金が高くなるので、軽自動車が一番オトクなんですよね。たとえば「東京〜名古屋」を比べると、
【軽自動車の場合】:5710円
【普通車の場合】:7090円
【中型車の場合】:8480円
普通車と比べると1380円おトク、さらに中型車(マイクロバスなど)と比べたら2770円もおトクなんです。
一人車中泊で割り勘もできない人なら、N-BOXのような軽自動車にすれば高速料金を安くすることができます。
ETCカード割引を使う
高速道路は現金とETCカードのどちらでも支払いができます。スーッと通過できるだけでETCカードはラクですよね。でもそれだけじゃなく、時間帯や距離によってはETCカードには料金割引制度があるんです。
2014年4月1日からシステムが改定されて、下の4つの割引がされるようになりました。
- 深夜割引
- 休日割引
- 平日朝夕割引
- マイレージ割引
高速道路通過する時間とETCカードの種類によって適応される割引が変わるんです。
深夜割引
車中泊の人がもっとも恩恵を受けられる割引が深夜割引ですね。深夜0時〰4時の間に高速道路の中にいれば3割引きになるので、SAやPAで宿泊していれば何もしなくても割引が適応されます。
- ETCシステムにより、深夜(0時~4時)に、高速道路を通行する全車種
- NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する高速国道及び一般有料道路(一部を除く※)
※京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、第二神明道路
新東名高速道路のドライバーズポイントなど、サービスエリアで快適に宿泊できる設備が揃ってますからね。車中泊する人には本当に嬉しい割引です。ちなみに割引対象になる時間に少しだけでもかぶればOKなので、夜の23時頃に高速を降り用としてる人は、少しだけ待って降りたほうがお得ですよ!
休日割引
車中泊をする人にとってメリットが大きいのが、この休日割引ですね。三が日を含む土日祝日に高速道路を通過すると料金が3割引きになります。ただし割引が適応されない高速道路もあるので注意しましょう。
- ETCシステムを利用している普通車、軽自動車のみ
- NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方部の高速国道及び一般有料道路(一部を除く)
京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、首都圏中央連絡自動車道(茅ヶ崎ジャンクションから久喜白岡ジャンクションまでの区間)、
京滋バイパス、第二京阪道路、第二神明道路、沖縄自動車道
また嬉しいことに少しでも土日祝日に被っていればいいので、金曜日の夜に出発して日曜日の夜に帰ってくるなんてルートでも割引対象になります。
平日朝夕割引
通勤ラッシュの時間に一般道路の渋滞を緩和させるための割引です。毎月の最初の1回目の通行が最大100kmまで無料走行分として事後還元されます。この割引が適応される条件は、
- ETCクレジットカード、ETCパーソナルカードの利用者でETCマイレージサービスに登録している人
- ETCコーポレートカードを利用している人
- 平日の朝夕(6時~9時、17時~20時)に地方高速道路を通過する
NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方部の高速及び一般有料道路(一部※を除く)
※京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路、首都圏中央連絡自動車道(茅ヶ崎 ジャンクションから久喜白岡ジャンクションまでの区間)、新湘南バイパス、京滋バイパス、第二京阪道路、第二神明道路
無料走行還元率は1ヶ月の高速道路の利用回数で変化します。距離に関係なく利用する回数が多くなれば割引率がよくなります。
月毎の利用回数 | 割引率(地方部) |
1-4回 | 0% |
5-9回 | 30% |
10回以上 | 50% |
参考ページ:http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/head_office/h26/0314/pdfs/pdf.pdf
割引された金額は、後日無料走行分として返還されるシステムです。たとえば月に5回利用で合計高速料金が30,000円だったとしたら、翌月に割引率30%の9000円が無料走行分として返ってきます。
どちらかというと車中泊より、平日にゴリゴリ乗る通勤通学の人にメリットがありそうですね。
マイレージ割引
ETCカードには高速料金10円につき1ポイントのようにマイレージが付くサービスがあります。さらにマイレージは利用金額に応じて付加ポイントも付きます。ETCマイレージサービスに無料登録していると受けられるので、ぜひ登録しておきましょう。
ただし割引率は高速道路によって微妙に違うので、順番に見ていきましょう。
道路事業者 | ポイントの付き方 |
---|---|
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 本州四国連絡高速道路株式会社 |
10円で1ポイント |
阪神高速道路株式会社 ※8号京都線のみ対応 |
100円で3ポイント |
名古屋高速道路公社 | 100円で1ポイント |
愛知県道路公社 | 100円で1ポイント |
神戸市道路公社 | 50円で3ポイント |
広島高速道路公社 | 100円で1ポイント |
福岡北九州高速道路公社 | 100円で1ポイント |
引用:http://www.smile-etc.jp/service/point.html
通過する高速道路によって微妙に付与されるマイレージが異なります。ただ首都高速、神戸と阪神を除けば都市部の高速が100円で1ポイント、NEXCO関係は10円で1ポイントの計算になっています。
ちなみに都市部の高速道路はこれ以外にもプラスアルファで付加されるマイレージがあります。ただ車中泊する人はあんまり使わないかな…。
興味のある人はこちらのページから見てみてください。
付加されたETCマイレージは以下の還元率で無料走行料金分として利用できます。利用する高速道路によって還元率が違うんですが、マイレージ対象の高速であればどこでも利用可能です。
道路事業者 | ポイントの交換単位 |
---|---|
NEXCO東/中/西日本・宮城県道路公社 | 1,000ポイント→500円分 |
3,000ポイント→2,500円分 | |
5,000ポイント→5,000円分 | |
本州四国連絡高速道路株式会社 | 1,000ポイント→500円分 |
3,000ポイント→2,500円分 | |
5,000ポイント→5,000円分 | |
阪神高速道路株式会社 | 100ポイント→100円分 |
名古屋高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
愛知県道路公社 | 100ポイント→100円分 |
神戸市道路公社 | 200ポイント→100円分 |
広島高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
福岡北九州高速道路公社 | 100ポイント→100円分 |
引用:http://www.smile-etc.jp/service/kangengaku.html
ETCマイレージ割引を利用するときの注意点は、対応してる高速の確認とマイレージの有効期限です。
マイレージには有効期限があり、ポイントが付加された翌年の年度末までになります。せっかくついたポイントを損しないように気をつけましょう。還元の方法はこちらのページから手動で行うので、忘れないように気をつけてくださいね。
また、高速道路によってはマイレージの対応をしていない場所もあります。ここを通過してもマイレージ還元の無料走行料金が使えない事があるので注意しましょう。このページから利用可能かどうかを一度確認しておくといいですね。
高速道路の割引のポイント
車中泊する人にとってベストの組み合わせは「軽自動車+ETCカード」ですね。もともと高速料金が安いこともありますが、さらに深夜割引でかなりお得に移動ができます。
たとえば東京ー名古屋を移動した場合だと、
軽自動車の場合
割引種類 | 料金 | 割引された金額 |
---|---|---|
通常 | 5710円 | ーー |
深夜割引 | 4000円 | -1710円 |
休日割引 | 3210円 | -2500円 |
普通自動車の場合
割引種類 | 料金 | 割引された金額 |
---|---|---|
通常 | 7090円 | ーー |
深夜割引 | 4960円 | -2130円 |
休日割引 | 5240円 | -1850円 |
これだけの差が出てきます。
ETCカードを持っていれば使えますので、車中泊する人はぜひ「休日割」と「深夜割」を上手に活用してくださいね。