海外旅行

海外レンタルWi-Fi「グローバルWi-Fi」を使ってみた感想と注意点

こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

先日、縄跳びの世界大会に同行してスウェーデンに行ってきました。

海外はフリーWi-Fiが普及してますけど、大会会場にネット環境があるかの保障はありません。そこで今回、世界中でインターネット!グローバルWiFiを借りたので、使った感想と注意点を紹介したいと思います。

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申し込みはネット10分、受け取りは空港で1分!!

グローバルWi-Fiはネットから10分で申し込みできます。サイトに入ると左側に見積の欄があるので、ここに渡航先と滞在期間を入力すれば、あっという間に申し込みが完了。

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ちなみにスウェーデンに10日滞在だと13240円でした。

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申し込みが完了していれば空港で受け取るのはあっという間です。自分は中部国際空港(セントレア)出発でしたが、名鉄線の改札を出てすぐの場所に受付カウンターがあります。

名前と行き先を伝えると、1分ほどの簡単な説明だけで機体の入ったポーチを渡してくれます。

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向かって左側が名鉄線の改札、左側が駐車場への通路。

空港はなにかと不測の事態が起こりがちです。その場で申し込みもできますけど、できればネットで事前に申し込んでおいたほうが当日焦らないで済みますよー。

海外でインターネット!グローバルWiFi

グローバルWi-Fiのパッケージと機体

さて、いざ借りたグローバルWi-Fiの中身はこんな感じです。

まずサイズ感はレットブルぐらい。

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中には「本体」「説明書」「充電器」「充電コード」「変換プラブ」が入ってます。

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全てを一括で持ち歩くことが多いので、ポーチに全部が収まるのは嬉しいですね。

あと何気に変換プラブが助かりました。自前でも持って行きましたけど、どうしても個数が足りなくなりがち。行き先の国に合わせて変換プラブを無料で入れてくれるのは、地味に助かるサービスです。

接続方法は簡単だけど…。

使い方もいたって簡単。

本体の電源を入れて、接続したい機体にパスワードを入力するだけ。iPhoneとAndroidのどちらも、接続の手順が同封の説明書に細かく書いてあります。

なお、本体機体の裏側のシールにWi-Fiの名前とパスワードが書いてあります。また電源が入った状態で左側のボタンを押していくと、同じくWi-Fi名とパスワードを表示させることができます。

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スマホだけじゃなく、パソコンやタブレットにも接続できますよ!

ただ、接続にちょっと苦労しました。設定自体は簡単なんですけど上手く電波を拾ってくれないのか、何度か電源ON・OFFを繰り返しようやく繋がりました。

電波を探す時はこのような「searching…10%」みたいな画面が出ます。たまーに、この画面のままで固まるんですよ。

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1−2分待ってみても「%」が変化しない場合は、一度電源を落として再起動してみまましょう。「Connected」の画面まで行けばネットができる状態です。

通信速度と250M制限について

接続で手間取ることはありましたが、繋がってしまえば快適です。LINEやメール、普通のネットサーフィン程度なら問題なく使える速度です。

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あと説明の中に「通信容量は1日250Mまで」といたるところに記載があります。初日はビクビクしながら使っていましたけど、250Mを超えることはありませんでした。

LINE電話、メール、ブログ更新、たまにSNS…ぐらいの使い方をしてましたけど、最高でも200Mまでしかいきません。それこそYoutubeを見まくるとかHD動画をダウンロードするとかじゃないかぎり、普通の連絡用だけなら全く問題ありません!!

まさかの…飛行機遅延で延滞

今回の遠征は「中部国際空港」→「ヘルシンキ(フィンランド)」→「コペンハーゲン(デンマーク)」→車移動→「マルメ(スウェーデン)」という道順で行きました。

そう、目的地のスウェーデンの前にフィンランドに乗り継ぎで立ち寄ったんです。まぁ空港内はフリーWi-Fiが飛んでいるので問題ありませんでした。ただ大変だったのは帰りでした。

帰りの「コペンハーゲン−ヘルシンキ」の飛行機が運悪く5時間以上も遅延してしまい、乗り継ぎができない問題が発生しました。なんとかヘルシンキまでは到着するけど日本行きの飛行機は出発したあと。仕方なくヘルシンキで一泊して翌日の飛行機になるハメに。

ここで困ったのがグローバルWi-Fiの設定国はスウェーデンだけだったこと。それ設定国以外で電源を入れてしまうと、法外な通信料金を請求されてしまうんですよ。足止めを食らったヘルシンキでは、もちろんネットは使えません。

また返却日は申し込みの段階で決まっています。今回、航空会社の責任で遅延したんですけどグローバルWi-Fi側への延滞料金を支払わなければいけませんでした。

つまりネットができない状況にもかかわらず、1日分を余計にレンタル料金を払う必要があったんです。釈然としない思いはありましたが、こればっかりは不測の事態すぎてどうしようもありません。

総合的な満足度

自分は日本の代表者、そしれジャッジとして動いていたので選手たちとは別の動きをしていたんです。なので遠征中グローバルWi-Fiは大活躍でした。

ネットができたのは選手宿泊ホテルのみ。本番会場も食堂も、もちろん会場への道すがらもネット環境はありません。

緊急連絡や変更事項の周知などが場所を選ばずにできたのも、レンタルWi-Fiを持っていたからです。また選手の一人が少しだけ別行動をしたい!というときに、サッとグローバルWi-Fiを手渡して連絡がつくようにしておく、なんて使い方も。

接続途中に固まる件、そして飛行機遅延でも延滞料金を支払う件、この二つを除けば全体として満足です。望んだんだけの仕事をしてくれた感じですね。

これから海外に行くなら、インフラとしてレンタルWi-Fiを持って行こうと思ってます。




海外でインターネット!グローバルWiFi