外部講師

学校で外部講師を活用するとき、気を付けたい3つのポイント

こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

教育の場に「外部講師」が入る機会が増えてきました。小学校の体験授業だけでなく、スポーツ体験や著名人を呼んでの講演会、そして企業が提供する出張授業まで、選択肢が広がっています。

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地域や社会と一緒に子どもを育てるのは素晴らしいです。しかし一方でこうした「外部講師」を呼ぶ時に気を付けたいこともあるんです。

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外部講師は授業のプロではない

外部講師は別の専門を持って仕事をしている人です。つまり学校の授業のプロではないんですよ。

学校の授業は45分、中学校・高校だと50分。いきなりまとまった時間を任せられ、しかも目の前に30人を超える生徒達がこちらを見ている…。研修も実践も受けていない人に、この状況は厳しい。

ゲストティーチャーといえ、他学校で実績や経験がある人は少ないですからね。自分のように小学校300箇所行ってるとか、かなり特殊です。

なのでゲストティーチャーを招く場合は過去の実績や経験を考慮して、授業に慣れているかどうかを確認しましょう。教員が授業を仕切る場合には、そのための事前打ち合わせも必要です。

学校現場を知らない人が多い

学校というのは、一部の人以外にとってはあまり開かれた場所ではありません。

学校に通う子ども達や先生方には身近でしょう。しかし一般企業に努めている人や著名人、スポーツ選手などは自身が卒業してから学校に足を踏み入れたことのない人がほとんど。子どもの保護者会で学校に行くとしても、関係性は限定的なケースが殆んどです。

なので世間一般に「学校ってどんな場所か?」を知らない人が多いんですよ。

たとえば音響施設は放送室で「CDのみ」が今でも多いとか、教員は休み時間も複数の業務で相手をしてる時間がないとか、学校によってルールやしきたりが違うとか。

内部のとっては「こんなこと常識だよね?」も、外部講師によっては「??」になることがあるんです。

外部講師がただのイベントで終わってないか?

ゲストティーチャーが来るのは子どもにとって特別なイベント。

当日だけではなく数日前から子どもはテンションが上り、意欲が向上していきます。そしてイベント当日、ボルテージは最高潮になり一気に子どものヤル気が爆発します。

ただ…ここがモチベーションの最高到達点になりがちなんですよ。

外部講師が訪問できるのは、たった一日だけ。つまりその後には「いつもの日常」が待っているんです。あれほど盛り上がった熱量も、放っておけば時間とともに冷めていくのが自然な流れ。

しかし外部講師講習会を「単なるイベント」で終わらせてしまうのはモッタイナイ。

イベント当日の打ち合わせや準備も大切です。が、その後に子ども達をどのような方針で導いていくか。また学校行事に絡めていくか。

こうしたイベント後のモチベーションの持って行き方が、実は一番重要なことなのです。

おわりに<

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photo by PTICA10

学校の先生は、平均休み時間は「6分」だといいます。※小学校の場合

直接子どもにふれあう時間だけでなく、教材準備、授業計画、公務、そして研修や出張…。先生方の時間は少なくなっていく一方です。

多忙を極める先生方の状況からも、もはや地域や社会と共に子ども達を育てるのがこれからの時代に必須です。

外部講師には子どもをヤル気にさせる魔力があります。しかし外部講師の全員が授業に慣れているわけではありません。

  • 集団に講習をおこなう経験はどうか?
  • 講習の内容が求める内容に適しているか?

これらを十分に検討して、有効に外部講師を活用しましょう。

粕尾将一も外部講師として全国を訪問します

学校訪問歴15年の実績を持つ「粕尾将一」は、これまで600箇所を超える学校で出張指導と講演会を行ってきました。

集中力の続かない低学年や未就学児の子供でも話を聞き続けられるなわとび教室講演会は、子供が飽きず話を聞けるプロフェッショナルとして高い評価を得ています。

リピーター・口コミでの継続依頼が多く時期によってはスケジュールが取れないため、お問い合わせはお急ぎください。