なわとびパフォーマーの仕事論

運転の荒い「営業車」を見てどう思うか?切り取られた言動がイメージを作ってしまう恐ろしさ

こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

大学時代に住んでいた「つくば」では、毎日運転をしていました。都内に仕事で行くことも多かったので、150CCのバイクで常磐道に乗るなんて暴挙も・・・気温0度近い明け方にバイクで高速に乗るとか、今考えると狂気でしか無いです。

運転中、たまに社用車っぽい車が荒い運転をしてることがあるんですよ。それも「●●クリーニング店」とか「○○工務店」とか、ガッツリ広告と連絡先がプリントされてたりするんです。

これ、運転してる人は気づいてないんでしょうか。

もし自分がお客さんなら、危険な運転をしてるお店には行きたくありません。だって本チャンの仕事も「粗い」んじゃないか?って感じるからです。

人に見られている感覚が薄い?

極端ですが、家のドアを一歩出れば他人があなたを見てます。これって捉え方では怖いことで、何気ない行いすらも「あなた」や「あなたのビジネス」に紐付いて見られてしまうんですよね。

例に上げたクリーニング店も、もしかしたら実際には丁寧に仕事をしてくれる優良店かも知れません。でも運転が荒い!というイメージだけで、周囲を運転してた潜在的なお客さんにはマイナスイメージです。

たとえば地元密着型を売りにしてる店が近所で信号無視してたら・・・もはや密着せずに他に行って欲しいです。

こんな風に意外と人は見てて、それも「これぐらい…」というフトした瞬間こそ見られてるんですよね。

つくば市内では常に外向きを意識した

自分はつくば市内の学校やイベントに数多く出演しました。20-30じゃ足りません。

これって、それだけの人数が自分を特定できる形で知ってることを意味するんです。全校生徒が300人だとしても、1万人近い子どもが自分の顔を知ってます。イベントを見に来た人、保護者、などなど含めたら、もう想像できないぐらい顔が割れてるんですよ。

なので、つくば市で行動する時は常に「外向き」を考えていました。

品行方正!一日一善!!までは行かずとも、自分を知ってる子どもが見ても恥ずかしくない行動を意識してたんです。

だって「縄のまっちゃんがあんなコトしてた…」って子どもに見られて、ガッカリさせたくない。子どもの前でカッコつけて縄跳びするからには、できるだけ「憧れ」の存在でいたいなぁ、夢を壊したくないなぁ、という想いが強かったんです。

ネット上も同じこと

ネット上でも同じことが言えます。たとえばフェイスブックで汚い言葉で罵ってる人がいたら、できるだけ距離を起きたいですよね。しかも実名と紐付いてたり、中には所属機関や勤め先まで公開してる人も。

あるとき「●◯弁護士事務所 代表弁護士」の方の残念なコメントを見かけました。本人は気づかないだけで間違いなく本業に影響でますよ。自分だったらこの人にお願いしたくないです。

なんなら同じ事務所に所属してる別の弁護士さんにも影響を広げてしまうでしょう。

これ、最初の例に上げたクリーニング店と同じなんですよね。むしろ本人が思っている以上にネットを見ている人が多い。近所の道路で荒い運転してるレベルの話じゃ済みません。

おわりに

http://www.flickr.com/photos/75062596@N00/5403052781
photo by Lars Plougmann

なにもビクビクしながら生活しろ!というワケじゃありません。ただ、ネット上もリアルも意外と人は見てるんだと意識するだけで随分変わると思うのです。

「お天道様が見てる」を大切にするのは、未来の自分に嫌われたくないから

何気なく書いたツイートやフェイスブックのコメント。自分は、将来息子に読まれても恥ずかしくない記事や文章を心がけています。

感情が高ぶることもあるでしょうが、ちょっとだけ冷静になって「クリーニング店の営業車」を思い出してみてください。

せっかくの信頼も、些細なマイナスイメージで崩れてしまうかもしれません。