こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
自分はテレビが大好きです。アメリカに来てから手段を講じて日本のテレビを見ています。
「世界の果てまでイッテQ!」とか毎週見てますよ。あとは「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」とか「月曜から夜ふかし」も大好き。
ブログを書くようになってから、少しずつテレビ番組を見る視点が変わってきたのに気付きました。
テレビ番組は古くからある無料コンテンツです。同じ無料コンテンツで情報発信するブロガーにとっても、学ぶ点が多いんですよね。
世界まる見え=バイラルメディア
テレビには似たジャンルの番組がありますよね。
たとえば「世界まる見えTV特捜部」と「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」は、どちらも海外やYoutubeの動画を集めて番組を構成してます。スタジオにいるタレントさんは各自の切り口でコメントをする。
これって少し前に流行ったバイラルメディアと同じやり方なんですよね。様々なメディアからコンテンツを集めてまとめてる。
ただ興味深いのが「世界まる見えTV特捜部」以外で10年以上続いてる番組って、ほとんど無いんです。自分は「奇跡体験アンビリバボー」ぐらいしか思いつきません。
じゃ、なぜ他の番組は続かないのか。単にネタ切れなのか。それとも別の理由があるのか。分析してみるとオモシロイと思うんです。
他にも「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」と「月曜から夜ふかし」は素人と地方をネタするのが共通です。でも切り口が違います。伊東家の食卓を皮切りに「ライフハック系」の番組はゴロゴロしてます。
このように、似たジャンルの番組を分析して「なぜ終わるか?」「なにが競合しないか?」を考えると、ブログ設計の参考になります。
切り口の視点
ネタの切り口でいえば「月曜から夜ふかし」はスゴイ秀逸です。
ありふれたネタの切り口を変えてるんです。特に地方のイジり方が秀逸。また好き嫌いが別れますが、「逆撫で」や「煽り」の切り口を使ってるのも特徴です。
この点「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」はマイルドに素材の面白さを生かしてますね。第一村人とか、そのままで十分にオモシロイ。
ブログでも、そうそうオリジナルのネタやエピソードってないですよね。じゃどうやって切り口を変えるか。テレビ番組の切り方すごい参考になります。
誰に見せるか?を探る練習
もう一つ自分がテレビ番組で注目するのはスポンサーです。彼らは番組を見るターゲットを意識してCMを打ってますからね。
たとえば「なら婚」という番組は、いろんな結婚式や、挙式までのエピソードを紹介する番組。「ゼクシィ」がスポンサーで、結婚を考えている女性をターゲットにした番組です。
これは分かりやすいです。でもたまに「ん?」と考えるCMもある。
たとえば「世界の果てまでイッテQ!」ではファミリー層を対象にしたCMが流れます。イオンの子供服とか、ランドセルとか。その中に「サントリーウイスキー」が入ってるんです。
子どもが見る番組になぜお酒?と思うんですが、よく見ると「はじめてウィスキーを飲む男性」を意識したCMなんです。つまり小学校低学年の子どもを持つ保護者、20代〜30代前半の男性をターゲットにしてるんですよね。
でもここで「高級ウィスキー山崎」のCMにしたら話が変わってきます。
「山崎」は中年以上の男性がターゲット。なので、残念ながらこのCMを20代〜30代前半に見せても響きません。
CMを通じて「何を見せるか?」「どのターゲットに見せるか?」を考えると、ブログ設計の参考になります。
このブログでは「縄跳び」を基軸にしています。「縄跳び」を検索するターゲット層は「幼稚園〜小学校低学年の保護者」です。ゆえに同じ層に需要があり、かつ自分が興味の深い「仕事論」や「体育教育」についての記事も書いてます。
おわりに
テレビ番組は古くからある無料コンテンツです。どうやって人に興味を持ってもらうか、いかにターゲットを絞るかなどが長らく研究されている分野です。
何気なくつけている番組にも、意図や背景があります。なぜあのタレントは使われるのか。なぜこの番組はすぐに終わったのか。
こうした視点でテレビを見ると違った発見があります。そして、同じ無料コンテンツであるブログにも十分活かせるノウハウが隠されています。