こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
フロリダのディズニーワールドには常設のシルクドソレイユのショーがあります。ショーの名前はLa Nouba(ラヌーバ)、1998年から続いている歴史あるショーの一つです。
ディズニーワールドのパークは是非存分に楽しんでください。せっかくフロリダまで来た記念に、シルクドソレイユのショーを見るのはどうでしょうか?
今回は、La Nouba(ラヌーバ)を見るときに知っていると100倍楽しめるポイントをご紹介します。
1.座席選びは慎重に
日本のシルクドソレイユと違い、ディズニーワールドのショーは細かく分かれています。それは近い遠いの差だけでなく、座席によって損をしたりスペシャルな体験ができたりするんです。
La Noubaの座席表
Buy tickets for La Nouba show | La Nouba | Cirque du Soleil
(※)2015年現在
まず損をしてしまう座席は「207」の特に「Category4」です。なぜならこの席に座ると、あるクラウンのアクトが完全に見えません。ちょうど舞台装置の配置の関係で、ステージ右側にあるタワーの裏に隠れてしまうんです。
クラウンもショーの大切な要素の一つ。たとえ安くても「207」だけはオススメしません。
反対にお得な席は「103」の「Golden Circle」で金曜日の18時ショーがオススメです。このなぜショーの時間まで?というと、実はこのショーにGolden Circleに座った人だけ、スペシャルな体験が出来るんです。
■参考記事:ディズニーワールドに必見スポット誕生!!シルクドソレイユの『バックステージツアー』が2014年8月から開始
これ、案外知られていないんです。シルクドソレイユのバックステージに一般のお客さんは入れません。このチケットを買えば説明付きでバックステージを案内してくれて、しかも実際のステージの上に立つこともできちゃいます。
また出演者とツーショット撮影ができるサービスもあり、旅の記念にはぴったりです。他の席に比べて高いですが、それだけの価値はあるのではないでしょうか?
2.ティシュー(布)のアクトに注目!!
このショーにはAerial Ballet in Silkというアクトがあります。天井から吊るした赤い布を使って、自由に空中を飛びまわる演目です。
空中演目の迫力もさることながら、もう一つ注目すべき点があります。それはアクト出演者の男性が全員が美男美女!
このアクトでは一名の男性アーティストと、その周りに複数名の女性アーティストが囲む形で進みます。
そう、中央の男性がとにかくイケメン!!ときに黄色い歓声で音楽がかき消されるほどの大人気で、ギリシャ彫刻のごとく鍛え上げられた彼の上半身も必見です。
3.大晦日はスペシャル
もし滞在期間が年末年始の場合、ぜひ大晦日の21時ショーに行きましょう。なぜなら、このショーだけは年末にふさわしい特別な演出が盛り込まれるんです。
演目はいつも通りです。でも全ての演技終了後が特別。カーテンコールの途中に天井から無数の風船が投入され、客席とステージが一体になって「蛍の光」を大合唱します。
このイベントは年に一度、大晦日の21時ショーにしかやりません。風船の準備と掃除が大変ですからねww
ただ、年末年始はディズニーワールドが一番混雑する時期でもあります。このイベントを体験したい場合は、できるだけ早めにチケットの予約をしましょう。
まとめ
ディズニーワールドのシルクドソレイユは、しばしばラスベガスのショーと比較されます。常設のシアターゆえ、大掛かりな舞台装置が期待されるのです。
おそらくその点は、ラスベガスに比べると見劣りすることでしょう。ステージが消えて巨大なプールが登場したり、ステージが大回転しながら動く・・・こんな壮大な舞台装置を見た後だと、どこか物足りなさを感じるかもしません。
しかし、ディズニーワールドのシルクドソレイユで注目すべきは「生身の人間」です。舞台装置こそシンプルですが、「生身」だからこそ創り上げることのできるエネルギーがあります。
1998年のオープンから15年以上経つ今でも、しばしば客席は満席になります。これってスゴイことだと思うんです。きっと人間が作る弱さと強さが、世界中の観客を引き寄せているのだと思います。