子育て

朝の新幹線は、子連れにとって恐怖体験である。

ご無沙汰しております。
2週間のお休みをいただきまして、日本に一時帰国、
今週の月曜日の夜中にフロリダ州に帰ってきました。

本当は1週間休みだったんだけど、ディレクターに無理を言って1週間の休暇延長。
結局、nasaには1日のソロをお願いして、
たった2週間の為に、再度Adriennにバックアップに入ってもらうことに。

ワガママを聞いてくれた仲間たちと上司に感謝感謝。

滞在はめっちゃめちゃ盛り沢山だったので、
少しずつ記事にしますー。

さて、少し前にこんな記事を書いた。

4年離れてわかった、海外在住で日本が恋しくなる5つのこと – なわとび1本で何でもできるのだ

1年も帰ってないと、一時帰国が待ち遠しい。
んでもって、記事に書いてあることは全部やった!!

VISAの更新、免許の書き換え、橙真の行政関係…は嫁が頑張ってくれてて、
書店にも行ったし、美味しいご飯も食べた。
温泉(人口含む)だって追い込みで3回も行った。

とまぁ結構な勢いで日本を満喫したんだけど、
実はシンドイ体験もした。

早朝の恐怖

帰国した時の最優先事項は「VISAの更新」だ。
これがないと、アメリカに帰ることができない。
今回は日程の関係上、大阪のアメリカ領事館で更新をすることになり、
日本到着翌日、家族3人朝一で大阪へ向かった。

しかし、
この時間帯の新幹線が恐怖だとは思ってもいなかった。

朝一の新幹線といえば、多くの人が「仕事」で乗車している。
車内は「新幹線でひと眠りして現場に向かおう」という雰囲気。
と、そこに0歳の乳児を連れた家族連れが乗り込んでくる。

まぁ空気も一気に変わるわけで。。。

この時間帯の新幹線、しかも700系を選んだ自分達にも非があった。
だってどんな乗客がいるか、少し考えれば容易に想像できたのだから。

本当は乗りたくなかったけど、VISAの予約もあるし仕方なく乗車。
結局、大阪までの1時間、
橙真をずーーっと、嫁がデッキで抱っこしてくれた。

でもね、
橙真は一度も泣かなかったんだよ。
(※嫁が頑張って泣かせなかったという話もある)

それでも、赤ちゃんを乗せてるってだけで視線は常に冷たくて、
橙真は泣いてないのに、嫁は怖いからってデッキに立っててくれた。

橙真と嫁の荷物を持って座席にいるだけの自分も、
逃げ出したいレベルの痛い視線。
橙真と嫁の様子を見に行って戻ったら、舌打ちした人も居た。

あの空気はマジで恐怖。

まったく雰囲気の違う帰りの車内

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帰りの新幹線は、反対にものすごい居心地がよかった。
時間帯はお昼過ぎ、人気の700系を避けたこともあってか、
乗客にはほとんど「仕事」で乗っている人はいなかった。

ゆっくり3人で座席に座って名古屋まで。

橙真も赤ちゃんながらに空気を察したのか、
朝の新幹線ではほとんど笑わなかった。

でも帰りはよく笑って楽しそうに遊ぶ。
途中、隣に座っていたご婦人達に愛想を振りまいて、

「何か月ですか?」
「可愛いですねー」

みたいに場が和む時間も。

結局、嫁の頑張りもあり、
帰りの新幹線でも橙真は一度も泣かず、和んだままで名古屋に到着。

★★

朝の新幹線は、お仕事を必死に頑張ってる方々が多くて、お疲れで、眠たいのだろう。
彼らにとって、こんな時間の新幹線に赤ちゃんを連れて乗るなんて、非常識なのかな。

でも、
こんな非常識を許してくれる人が増えたら、
子ども連れがもう少し暮らしやすくなると思うな。