あなたの今いる業界で「専業」で生計を立てている人は何人いますか?
こんにちは、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
縄跳び業界、とくに単縄に限ればは片手で数えるほどしかいません。
1人の人間が専業で生計を立てるにはある程度の収入が必要です。でもこの専業で食べられてる人の数こそ、業界がどのぐらい発展してくか?の指標になると思うのです。
[toc]本業が別にある人と専業の違い
スポーツの場合はとくに指導や協会など、ボランティアの力で成り立っている業界がほとんどですよね。たしかにボランティアの力はどの段階でも必要です。
しかし、ある程度で専業の人が増えていかないと文化として一回り大きくなることはできないんですよ。
まず本業を別に持っている人は、確実に本業に生活時間の大半を割きます。生活のために仕方ないことです。つまりどんなに本人が望んだとしても、実務として関われる時間に限界があるんです。
専業であれば全ての時間を実務として割くことができる。これは紛れもない事実です。
ボランティアは必須だが限界もある
もちろんボランティアの力はどの段階においても必須です。大きな組織に慣ればなるほど、人の力はどんどん必要になりますから。
でもボランティアが増え続けるだけじゃダメなんです。
なぜなら、人間が増えればそれだけ仕事量も増えていきます。するとある地点で本業と両立ができないレベルの仕事量になる。このタイミングで数人は専業にしていかないと、機能不全を起こすんです。
本業を圧迫してボランティアをさせるのは本末転倒。生活の基盤があってこそのボランティアなのに、本業が疎かになってしまえば元も子もありません。
だからこそ、一定のラインまでしか仕事を任せてはいけない。さらに踏み込んだ仕事量や責任を任せるために「専業」を生み出す必要があるんです。
経済がまわる業界とは?
専業を作るといってもただ理想論に聞こえますよね。もちろん業界の中でお金を吸い上げるのでは効果が低いです。マイナーなジャンルであればあるほど、お互いに苦しいだけです。
そうではなく、どうやって業界としてお金を稼ぐか?外貨として外の社会や業界からお金を得る方法を考えるんです。
たとえば広告業は分かりやすいお金を稼ぐシステムですよね。自分の業界のTOP選手がテレビに出演して、スポンサー広告収入を得て業界を回します。
このような「業界として外貨を稼ぐ気迫」が経済を回すの根本になると思うのです。
専業が増えない限り文化としての拡がりは限定的
専業が増えればそれだけ業界内で多くの仕事量をこなせます。ボランティアの人を増やしても効率的にマネジメントができます。
さらにいえば、内輪盛り上がりだけでやっている業界には未来が暗いと思うのです。もっと外の社会と積極的に関わりを持ち、外貨を稼ぎ、自ら経済を回していく。
この気迫があるか?こそが専業を生み出せるカギであり、文化として一回り大きくなるための必須条件ではないでしょうか。
文化として一回り大きくするためには経済を回す必要があります。端的に言えば専業で食べていける人を増やすんです。無償で関わる人には、必ず別の本業があります。つまり本業に費やす時間がある以上、仕事量で限界値が低くならざるを得ません。本業とは費やせる時間と労力が桁違いなんです。
— 粕尾将一@クラファン実施中! (@macchan8130) 2018年5月7日