シルクドソレイユでの挑戦

ノリで動くに秘められた大切なこと:World Clown Convention 2018に参加

こんにちは。なわとびパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

思い返してみると、これまでもノリで動くことが多い人生でした。

  • なわとびの上手な人を見つけて、ノリでメールを送って連絡してみる
  • スポーツを深く学べそうな筑波大学の一芸入試をノリで受ける
  • 大学院を休学して、シルク・ドゥ・ソレイユにノリで行ってしまう

あとになって考えてみると「やってよかったなぁ」と思えるんですけど、どれもこれもノリでスタートしたことばかり。

ノリで始めるって軽い感じがしますが、じつは心の中で大切な動きが行われてる気がするんです。

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心の動きは言語化しにくい

ノリで動き始めるのってつまりは上手く言語化できない興奮状態なんです。

強烈な興味と関心あるけど、なぜ興味があるかを自分自身でも説明できない。でも心の中では直感的に「楽しそう!」とアンテナが反応してるので、どうしても始めたくなるんですよ。

言語化できないと、自分自身でも理由なくスタートするように勘違いしがちです。でもきちんと心の中では理由がある。ただ理由がうまく言葉で説明でいないだけなのかなぁと思うのです。

  • 言語化できる  ⇒ 理由があるように感じる
  • 言語化できない ⇒ ノリで始めたように感じる

ノリでWorld Clown Conventionに参加してきた

2018年3月上旬、アメリカのミネソタ州ミネアポリスで開催された「World Clown Convention」に参加してきました。

クラウンの衣装で

縄のまっちゃんはシルク・ドゥ・ソレイユにいた頃から「クラウン」をやりたいと言い続けてきて、帰国してからもクラウンの勉強を続けていました。

アメリカのミネソタ州でクラウンのコンベンションがあるよ!と仲間に誘ってもらったとき、もう2つ返事で一緒に行くことを決めました。そう、ノリで決めました。

クラウンの勉強をしたいと言っても、アメリカに行くわけです。交通費も滞在費もバカにならないし、3月といえばまだ縄跳びシーズン中ですからね。

あれこれ冷静に理由を考えたら、行くのを迷っていたかもしれない。でも友人に誘ってもらったとき「ノリ」で決めてしまった。もう決めたことなので、スケジュールや他の兼ね合いは何とかなる!と考えたんです。

頭を使い過ぎるとできない理由を挙げてしまう

縄のまっちゃんはじっくり考えると「できない理由」を思い浮かべてしまいがちです。

フリーランス的に動いているのでスケジュールの調整はしやすいです。かといっていつも暇なわけじゃないし、縄跳びシーズンは毎日のように小学校訪問やイベントに出演をしている。

「忙しさ」をタテにすれば、いくらでもやれない理由を挙げることはできるんです。これ、頭で考えすぎるデメリットだと思うんですよね。

冷静になって考えると、無理なくいつも通りに進める方向に落ち着きがちです。イレギュラーなことを排除すれば、普段どおりのリズムが保てますからね。

もちろん冷静な頭を失ってしまえば暴走します。スケジュール管理もタスク管理もままなりません。

しかし時として「直感的なワクワク」に従って動く(=ノリで動く)のを忘れちゃいけないなぁと思うのです。

コンベンションでの一幕

ノリで動くに秘められた真のパワー

ノリで動くときは言語化できていません。だから理由を挙げることができず、感覚的にやってるように感じます。

でも実際は違うんです。うまく説明できないだけで、心の中では「言語化できない理由」がしっかりとある。むしろ、言語化できないほど新しく、あなたを突き動かす魅力があるのではないでしょうか。

冷静な頭をどこかに持ちつつも、ときとして「ノリ」で動いてく。

縄のまっちゃんはWorld Clown Convention 2018にノリで参加しました。そのおかげでクラウンのことを沢山学び、世界中のクラウンと交流を持つことができました。

さらに考えれば、縄跳びパフォーマーとして本場でクラウンの勉強をしよう!としてるのは、縄のまっちゃんだけでしょう。

「ノリ」で生み出される行動が、新しい経験や価値をあなたに加えるキッカケになるのではないでしょうか。