縄跳びの技はどのぐらいあるのか?
縄跳びには数え切れないほどの技があります。
二重跳びや交差跳びをはじめ、後ろとび、はやぶさ、あや二重など、あげていけばキリがありません。では具体的に縄跳びの技は何種類ぐらいあるのでしょうか?
この記事では技の分類と定義から、学校で一般的に扱う跳び方が何種類あるかを解説します。
[toc]縄跳びの基本になる技は3種類のみ
学校で扱われる技は約20種類です。後ろ回しも入れたら約40種類ですね。
こんなに沢山ある縄跳びの技も、実はいくつかの動きの組み合わせです。小学校の縄跳びで扱う動きは大きく「オープン」「クロス」「サイド」の3種類になります。
- オープン:腕を開いた状態でまわす動き(前とび)
- クロス:腕を交差した状態でまわす動き(交差跳び)
- サイド:身体の側面でまわす動き(サイドスイング)
つぎに1回のジャンプで何回転させているか?で技の種類が増えていきます。具体的には前とびを2回転させれば二重跳びになる、という感じですね。
- 一重(1回のジャンプで1回転)
- 二重(1回のジャンプで2回転)
- 三重(1回のジャンプで3回転)
これらを組み合わせで技の種類が決まります。では具体的にどのような技があるかを見ていきましょう。
一重の技の一覧
1回のジャンプで1回しかまわさないため、技の数は純粋に3つになります。しかし組み合わせの跳び方でも技として認識されているものもあります。
- まえとび(オープン)
- 交差跳び(クロス)
- あやとび(オープン ⇒ クロス の繰り返し)
- サイドクロス(サイド ⇒ クロス の繰り返し)
他にも足の動かし方で跳び方の名前が異なる場合もあり、一般的なのは以下のとおりです。
- かけあしとび
- 片足とび
- グーパーとび
- グーチョキとび
- グーチョキパーとび
- ふりあしとび
- 足クロス
足の動かし方一つで技の名前が増えてしまうので、今回は一般的な跳び方のみを挙げました。
二重の技の一覧
二重跳びのになると技の組み合わせが一気に増えていきます。学校でよく使われる呼び方と一緒に紹介しますね。
- 二重跳び(二重のオープン)
- はやぶさ①(オープン ⇒ クロス)
- はやぶさ②(クロス ⇒ オープン)
- 交差二重(二重のクロス)
- サイドクロス(サイド ⇒ クロス)
この中で「はやぶさ」だけが二種類ありますよね?これは二重のどちらで交差をするかの違いで、厳密には違う技なんですよ。小学校であまり分類されていませんけどね。
またサイドクロスはサイドに回した瞬間にジャンプをするので、一重のサイドクロスよりもスピードが早くなります。
そして不思議なことに、なわとびの技は最後にサイドを入れないのです。サイドで終わるとなると、最後に跳んでいない感じになっちゃいますからね。
三重の技の一覧
小学校では扱うところが少ないですが、一部の学校では三重跳びまでやります。
「三重跳びはやぶさ」なんてウルトラCの技もありますが、ここでは小学校で扱う跳び方の絞って紹介しますね。
- 三重跳び(三重のオープン)
- 三重跳びはやぶさ(オープン ⇒ クロス ⇒ オープンの三重)
- サイドクロス三重(サイド ⇒ クロス ⇒ クロス)
これ以外にも三重跳び系の技はたくさんありますが、それは別の記事で紹介しますね。
三重跳びの技は高学年でも殆どできません。大人でも大変な技なので、学校で跳べたらヒーロー間違いなしです!
まとめ
いかがでしたか?
なわとびにもたくさんの跳び方や分類、技があります。お子さんの学校ではどんな縄跳びをしてるでしょうか?
ぜひ記事の分類を参考にしてくださいね。