こんにちは!なわとびパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
縄跳びの指導のとき、自分は必ず音楽を流しています。これは単なるBGMとしてだけじゃなく、きちんとし理由があります。
とくに子供に運動指導をする人には「集団をコントロールする手法」として使えてオススメなので、この記事で音楽を流す理由とメリットと紹介します。
[toc]音楽を使う3つの理由
音楽を準備してまで流すのにはキチンとした理由とメリットがあります。まずはメリットと理由を紹介しますね。
音楽のオンオフで集中力を操る
音楽が流れていると人は無意識に耳を傾けます。反対に音楽が急に止まると、無意識に音を探そうとするんですよ。
こうした人間の習性を利用して、
子供の集中力をコントロールすることができるんですよ。
最初から音楽を流しておいて、こちらの話を聞いてほしいときや集中力が低下したときに音楽を止める。すると、無意識に音を探すので声に集中力が向いてくるんです。
リズム感を養う
音楽にはリズムがあります。常に音楽に触れていると、無意識の中で音楽に身体を合わせる感覚を養うことができます。
縄跳びは音楽に合わせて演技をする競技です。
日本なわとびアカデミーのレッスンでも必ず音楽をかけているのは、日常的に音楽が流れてる状況で練習すれば、別で音楽に合わせる練習が必要なくなるからです。
選手クラス以外の子供でも、スーッと音楽に合わせられるようになるのはこれが理由だったりします。
音楽で場の雰囲気を創る
音楽は場の雰囲気を創ります。流す音楽を選ぶことで、場の雰囲気をコントロールして空気を操りやすくするんです。
よく使う手法として、しっとりした落ち着いたジャズ音楽を流し、過剰に興奮する子供を落ち着けることができます。
友達同士が集まると、どうしても過剰に興奮する状況が生まれやすい。すると興奮のあまり集中力が落ちてしまい、学習のレディネス(準備状態)が崩れてしまいます。
ヤバいな・・・と思うときは、準備しておいたシットリ系の音楽を流して場を鎮めてから指導を始めるようにしています。
- 音のオンオフで集中力をコントロール
- 無意識の中でリズム感を養う
- 場の雰囲気をつくり「興奮」と「リラックス」を操る
曲を流す機材と使っている道具
次に縄のまっちゃんが普段の指導で使っている機材とや道具を紹介します。
出張が多いため、すべて持ち運べてスーツケース1つで完結するようになっています!
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne PAスピーカー
音響はCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne PAスピーカーで完結しています。ミキサーもついている上に、コンパクトで持ち運びもしやすいのでオススメです。
出力も150wで体育館で使っても十分な音量です。また接続端子が3つあるので、このあと紹介するワイヤレスマイクを同時に接続することもできます。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MSST/BLACK ショートブームマイクスタンド
意外と重宝するのがCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) >MSST/BLACK ショートブームマイクスタンドです。上記の音響をこのマイクスタンドに立てることで、土グラウンドやコンクリート地面など屋外でやる場所でも対応できます。
とくに屋外では砂埃が気になりますからね。
音響は精密機械なのであまり砂に近い場所に置きたくないですし、故障の原因にもなりかねません。少しだけでも地面から離しておくことで、見た目もスマートになります。
Satechi サテチ Bluetooth ボタンシリーズ (メディアボタン)
一番重宝しているのが、このSatechi サテチ Bluetooth ボタンシリーズ (メディアボタン)です。
音楽を再生停止するのに、毎回スマホを触りに行くのは面倒くさいですよね。しかも音楽の操作のたびに指導が止まるので、せっかくの空気までも止めてしまいます。
このBluetoothリモコンをスマホに接続しておけば、ササッと手元で音楽の操作ができます。
- 音量の上げ下げ
- 再生
- 停止
- 曲送り、曲戻し
これだけの操作ができれば十分なので、縄のまっちゃんはイベント出演や指導のときに必ず常備しています。
SHURE ( シュアー ) / SVX14/PGA31 ワイヤレスマイクセット
もし屋外での指導や大人数への一斉指導が多い場合は、ヘッドセットマイクを持っておくと良いです。縄のまっちゃんは手軽に使えるSHURE ( シュアー ) / SVX14/PGA31 ワイヤレスマイクセット
上で紹介したCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne PAスピーカー
地声で通せる範囲は、多くて15人までです。
それ以上の大人数を教える場合、また屋外で指導をするときはマイクを使いましょう。無理して大きな声を出して長時間指導を続けると、喉を炒める原因にもなります。
あなた自身のノドを守る意味もありますし、継続的に指導のクオリティを維持するためにもマイクを使うことをおすすめします。
音楽を上手に使って指導のクオリティをあげよう!
縄のまっちゃんの指導では音楽は欠かせません。
最近ではもっぱらAmazonプライムの音楽とか、iTuneミュージックとかをよく使って適した音楽を探しながら流しています。
自分の練習のときにも音楽を流してテンションを上げたり、反対に気持ちをリラックスさせたりしています。
音楽の持つ力は運動指導に非常に効果的です。ぜひあなたも音楽を使った指導を実践してみてください。