こんにちは!

日本なわとびアカデミーの粕尾将一です。

なわとび教室を全国に100店舗に拡大する!というテーマを掲げて動き始めました。

でも、なんでこんなに粕尾将一がなわとび教室にこだわっているかについて。自分自身でも情熱の源泉と想いを整理してみました。

縄跳びで悩んでいる人が多すぎる

誰しもなわとびって小学校で必ずやりますよね。二重跳びとか、交差とびとか、長縄とか。でもあなたにも聞いてみたいんですけど、なわとびの練習方法って聞いたことありますか?

  • どうやって長さを決めるのか?
  • 二重跳びに効果的な練習方法は?
  • はやぶさや三重とびより難しい跳び方は?

そうなんです。

なわとびは名前こそ知られていても、実際にどうやって練習するかや、その先の道を示せる環境がほとんどないんですよ。

その結果何が起こるかというと、2つの悩みが大きく頭をもたげるんです。

苦手な子とその周囲の大人が悩む

小学校で絶対に練習するなわとび。でもいきなり学校に上がった瞬間に、なわとびを持たされ、すぐにできるでしょうか?

中には幼稚園や保育園でなわとびに取り組んでいる園もあります。1年生の段階で、すでに二重跳びを跳んでいる子も少なくありません。でも一方で、初めて練習する子にとっては前とびすら難しい・・・

こんな技能差がある状態で同じ授業を受けていたら、初めての子が「自分は運動が苦手なんだ」と思い込んでしまっても仕方ないと思うんです。

さらに周囲の大人もしんどい。

学校の先生はこの状態でも授業をしなければいけない。上手な子はある程度放っておいてもいいでしょうが、苦手な子にゼロイチでどうやって教えていいかがわからない。

先生なりに試行錯誤しても、一部では二重跳びをバシバシ跳ぶ子と、もう片方では前とびすらおぼつかない子が自身を失っていく。この状態の授業、これまで1000箇所以上の小学校に訪問した経験がある粕尾将一がやったとしても、かなり難しいです。

家でも似た状態が起こります。

小学校でなわとびをすると言って、蓋を開けたら我が子は全くなわとびが出来ない。気づけば授業が近づいてきて、なんとか練習させようとしてアドバイスをしても、親子で喧嘩になってしまう…気づくと子どもも泣き出して、言い争いになり険悪な状態で終わっていく。

これ、誰も悪くないんですよ。環境が無いこと、情報がないことが全ての元凶なんです。

上手な子は放置されてやる気を失う

もう一つの観点として、上手な子どもも密かに悩んでいる。悩んでいるというか、暇を持て余しているんです。

たとえばあなたが、小学校の3年生だったとしましょう。いきなり1年生の授業に放り込まれたら、やってることが簡単すぎて暇になると思いませんか?

なわとびの授業ではこのレベルのことが平気で起こっているんです!

全国を訪問した体感覚的に、二重跳びが跳べるようになる平均が小学校3年生。でも幼稚園や保育園でアドバンテージのある子たちは、1年生の段階で二重跳びをビシバシ跳んでいる。

かたや、前とびを初めて練習する子たちに先生がつきっきりで教えていて、自分たちにはカードを渡したままで、次の道筋もわからない。

二重跳びの回数はどんどん増えていっても、そっからどうするの?

次の道筋が見えていないままでは、人のモチベーションは長く続きません。結果として二重跳びはある程度跳べるけど、暇を持て余して次に繋がる意欲が失われてしまう。

上手だからこその悩みといえば贅沢かもしれませんが、本人達としては好きなことの先が見えないのは苦しいものなんですよ。

不足しているのは、環境とロードマップ

何も全員に全国大会に出場してほしいと思っているわけじゃありません。でも、本人が望むレベルに応じで、必要な環境と情報にアクセスできる仕組みがあっても良いのではと思うのです。

それが、なわとびが上手になっていくロードマップです。

誰しも最初は何も跳べない状態からスタートします。前とびが1回跳べるようになり、少しずつ連続が出来て、交差とびや二重跳びになり…この順序を示したのが「ロードマップ」です。

ロードマップがあれば、

苦手で悩んでいる人は、どこに戻れば今のとび方ができるかがわかり、無理に焦らなくて済む。さらに練習の段階がわかるので、今何をすればいいかが明確になる。

上手になって暇になった子たちは、次の道筋が見えて意欲が湧き、中には全国大会や世界大会といった大きな舞台へ羽ばたいていくキッカケを掴む。

こんな未来を実現できるのが、全国に100箇所ある「なわとび教室」なんですよね。

なわとび教室が子どもの未来をつくる場になる

粕尾将一が作りたいと思っているのは、単なる「運動ができる教室」ではありません。子どもの未来を創る場です。

なわとびを練習するって、頭を使うんですよ。なぜなら、失敗を成功が明白で本人にも理解できるからです。

  • 失敗すれば悔しい。成功すれば嬉しい。
  • 記録が伸びれば嬉しいし、ライバルに負ければ悔しい。
  • 新しいとび方が出来たら嬉しいし、なかなか成功しないとモドカシイ。

こうした「成功失敗」が明確な運動ってあんまり無いと思います。

子どもは失敗から学びます。成功の方法を探ります。その過程こそ「やり抜く力」や「粘り強さ」といった非認知能力を育む時間なんです。

数学成績や数学学習テストの改善を示した小規模な介入研究があります。また、縄跳び能力と将来の学業成績との関連、作業記憶・注意・抑制機能の改善を示す研究もあります。

小学生28名。実験14名・比較14名、12週間。比較14名、12週間縄跳び群の数学成績が有意に向上(p<.05)

学習プランナーを活用した縄跳び運動(2019)

13〜15歳の生徒26名。数学15分の後に3分間の縄跳びを3週間。変化をつけた縄跳び群は、反復的な縄跳び群より、保持テストの暗算・分数・総合数学得点が有意に高かった(群間 p≤.039)

縄跳び後の数学学習(2023)

小学5年生女子24名。40分・週3回・12週間。縄跳び群で、作業記憶と注意機能が改善

団体縄跳びと作業記憶・注意(2019)

こんな夢物語みたいな話。それでも粕尾将一は至って真剣に進めています。

もし一緒にやってみたいという方がいれば、ぜひ連絡くださいね!