なぜ縄跳びは冬にやるの?詳しい理由を解説



こんにちは!

日本なわとびアカデミー代表の粕尾将一(@macchan8130)です。

縄跳びと言えば冬場ですが、なぜ冬なの勝って不思議じゃないですか?

なにもロープがあったって痛い寒い時期にする必要ない気がしますよね。この風習は古くからある国の決めたルールが大きく関わっています。

冬の縄跳びは小学校の授業が起源

冬になわとびが定番なのは、小学校の授業が始まりです。

あなたも小学校で縄跳びの授業をやりましたよね?あなたの学校だけじゃなくて、全国の小学校で同じように縄跳びを一斉にやってるんですよ。全国の小学校で一斉に授業をするので、外遊びでも縄跳びをする子が多くなります。

冬になると子供達がみんな公園で縄跳びをする。子供がみんなやってるから、縄跳びは冬にやるものなんだ。こうして、なわとび=冬のイメージが定着していきました。

ではなぜ小学校の授業で冬にやるのでしょうか?これは文部科学省が決めている「学習指導要領」に理由があります。

授業を決める学習指導要領とは?

学校の授業はすべて、文部科学省の学習指導要領によって規定されています。

各先生が適当にやりたいことを教えたら、学校や地域によってバラつきが出てしまいますよね?教育内容を全国で統一するために、文部科学省が「この内容をこの学年で教えてね!」と細かく決めているんです。

学習指導要領での縄跳びの扱いは?

なわとびは学習指導要領で下記のように決められています。

大カテゴリー:体つくり運動
分類1:体力を高める運動
分類2:用具を操作する運動

参照:小学校学習指導要領:文部科学省

なわとびは「体力を高める運動」「用具を操作する運動」の2つに分類されています。体力を高める運動は持久走(マラソン)と同じですね。二重跳びをたくさん跳ぶのも、体力を高める目的なんです。

もう一つが用具を操作する運動で、フープ・ボール・縄跳びといった道具を上手に扱う技能を高めるのが目的です。縄跳びでは「交差跳び」や「2人跳び」がこれにあたります。

縄跳びが冬の定番になった理由

体力を高める運動の縄跳びが、なぜ冬にやるのでしょうか?これは学校を通年で考えると理解しやすいです。

4月~6月
新学期始まる
運動会(春)の準備と実施
7~9月
水泳の授業
夏休み
熱中症の対策
10月~12月
秋の運動会
学習発表会
遠足
1月~3月
冬休み
寒さで外遊びが減る
終業式

春と秋の時期は運動会シーズンです。授業を削ってプログラムの練習をしますし、体育でも運動会に関係する内容をしたほうが合理的です。よって、春・秋の体育には陸上運動や器械体操が入ります。

夏は熱中症のリスクが有るため運動自体が危険です。屋外だと脱水症状や熱射病、体育館内でも高温での熱中症の危険があります。すると、夏しかできない水泳指導が全面で入ることになります。

残ったのが冬ですね。寒いので縄跳びをやっても熱中症のリスクはありません。またイベントがない時期なので、縄跳び大会と称してイベントにもできます。

結果として熱中症のリスクも無く、学校運営的にも合理的なので、冬場に縄跳びをするようになったのです。

お子さんもきっと冬になると縄跳びを持って行きます。今回は意外と知られていない縄跳びが冬の風物詩になる理由でした。

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お子さんが使ってる縄跳び、上達を妨げていませんか?


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