パフォーマンスの哲学

トッププレイヤーと交流すると、ジャンルの特性を突き付けられる件

こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

 

縄跳びでパフォーマンスをしていると他ジャンルのパフォーマーと共演する機会も増えます。

 

大道芸、アスリート系、スタチュー(回遊芸)、サーカス、中国雑技…

 

そしてほとんどの場合、ジャンル内のトッププレイヤーの人が多いんですよ。最近ではBMXライダーチームの「Cyclentさん」と一緒に仕事をしましたが、彼らもまたBMX業界ではトッププレイヤーです。

 

こうしたトップの人達と交流すると、ジャンルの持つ特性について考えさせられるんですよね。

 

ジャンルのには超えられない弱みがある

ジャンルには特性があります。

 

例えば縄跳びは1人でも出来ます。しかし跳んでるとき両手両足が塞がてしまうので、手足の動きの自由度が低いです。

 

こうした自分のジャンルの弱点が、他ジャンルのトッププレイヤーの演技に触れるとよく分かるんですよ。大人数の演技には勢いで勝てないし、派手なアクロバットには華やかさで見劣りしてしまう。

 

ところが!これもまた捉え方ひとつで「ジャンルの強み」に転換することもできるんです。

 

超えられない弱点を認めてから始まる

弱点はあります。どのジャンルにもあります。他のジャンルを見て弱点に気づいたなら、一度潔く認めてしまうしか無いんですよね。ジャンルに根付く弱点なら一層認めざるを得ません。

 

でも弱点は「事実」でしかない。さらにいえばこういう特性のあるジャンルなんだ!と確認する装置です。発見した特性を「強み」に転換する工夫をすればOKだと思うのです。

 

たとえば縄跳びは移動がしやすい特性がある。ロープの操作さえできれば縦横無尽にステージを移動できるジャンルです。これを活かせば広いステージで勢いを生み出すヒントになりそうです。

 

このように「弱点」を知ることは事実を知る装置になり、引いては強みに転換するキッカケにできます。

 

事実をどう受け止め活かすか

 

トッププレイヤーの演技は共演者であっても見入ってしまいます。と同時に、うちにはこれはできないな…あれはうちのほうが有利かな…と事実を知る機会になるんです。

 

事実を突きつけられて悔しいときもあります。ズルいなぁ…と舌打ちをしたくなる時だってあります。

 

しかし、なにが強みで弱点かは事実でしかありません。特性なんて、活かすも取り憑かれるかも本人次第。

 

リクナビNEXTグットポイント診断も、同じように「強み」という事実を知る装置。事実を知ってはじめて、次にどう活かすかに進むことができるのではないでしょうか。

 

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