こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
ようやく各所が一段落し、明日から名古屋での親居に移ることになりました。日本でもアメリカでも、新生活を始めるというのは大変ですねぇ…。
さて2016年からの活動拠点を名古屋市にしたワケですが、いま具体的に何をやろうかなぁと作戦を立てています。
▶日本に帰ったら「名古屋」を拠点にします。東海地方からガンガン仕掛けていくのでお楽しみに! – なわとび1本で何でもできるのだ
つくば市では縄跳び教室を中心にして、縄跳びの街を展開しました。結果的に後輩が育ち、縄跳び競技のトップ選手が多数誕生しました。
では次なる街、名古屋ではどうするか。いくつか考えているプランがあるんですよ。
1.名古屋で縄跳びの大会をやりたい
まず第一にやりたいのはコレですね。なわとび大会。ただ実際には、結構早い段階で実現できるのでは?と思ってるんですよ。
なぜなら縄跳びは小学生が全員取り組んでます。それだけ認知度も高いし子どもや親御さんにとって馴染みの深い運動です。ゆえにキッカケさえ作ってしまえば、一気に流れが広がっていく傾向にあるんですよ。
名古屋市小学生なわとび大会を実施します!と銘打てば、結構な勢いで流れができる。同じような事例は他の市町村や都府県でも見てきました。
じゃなぜ大会をやるか。それは大会には人が集まるからなんです。
人が集まる場所は力を生みます。大会に集まった人達を対象にパフォーマンスを披露したり、体験縄跳び教室を実施したり。このように大会をただ記録を競い合うだけの場所にするのではなく、総合的に縄跳びに触れ合って体験できる場にするのが目的なんです。
それこそダブルダッチやチャイホの発表会、世界記録挑戦、小学校対抗記録会なんてのも面白いですよね。
いずれにしても、なわとびを発信するために第一優先なのが「人の集まる場」を創出することです。
2.名古屋の大学生を縄跳びに巻き込む
これは縄跳び界全体的な課題でもあるんです。いま、ジュニアと22歳以上が二極化してるんですよ。
つくばで縄跳び教室を始めたのは2006年。当時の小学生は中高生になりました。ただ、まだまだ中高生なんですよ。この世代はまだ競技の第一線として活躍して欲しいし、なんなら自身のために練習や時間を使って欲しい。
指導やパフォーマンス、普及をするメインは大学生以上の人材なんです。
ただしここも難しいところで、大学を卒業しちゃうと一気に就職してしまう。優秀なパフォーマーや指導者だった人も、軒並み仕事に時間を取られてしまうんです。第一線を退いたまま、フェイドアウトしてしまう人も多いですしね。
となると、中間点の大学生が一番有力な人材になるんです。彼らはエネルギーと時間があります。そして、なにより若さの勢いがある。大学生を巻き込めるかどうかが、名古屋を縄跳びの街に出来るか?の鍵を握っていると思うのです。
3.縄跳びを名古屋の文化にしたい
いまでも縄跳びは小学校の体育の授業でやっています。世代を超えて続けられているこの風習は、立派な文化です。
一方で、縄跳びが地域に根ざした形で残っている場所はほとんどありません。自分が知っているのは埼玉、群馬ぐらい。この二つの県は県内大会を長年実施していて、年齢を越えて縄跳びに取り組む文化が生まれています。
同じことを、名古屋でもやりたい。
小学校を卒業したら縄跳びはオシマイ、はもう終わりです。
中学生や高校生になっても縄跳びに親しむ場所や環境を創り、世代を超えて取り組む。そのために上記であげてきた「小中学生」「大学生」「小学生の保護者」の三世代に一斉にアピールする必要があるのです。
おわりに
新居の近くに公園があります。息子とたまに遊びに行くと、普通に子ども達が縄跳びをしてるんですよ。きっとこれは普通の光景なんでしょうけど、自分にとっては新鮮で嬉しい光景でした。
ロープさえあればいつでも、どこでも出来る、誰とでも出来る。
縄跳びを通じて世代間がふれあう文化を、名古屋に根付かせます。