なわとびを教えていると、質問が上手な人と苦手な人がいます。
こんにちは。縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。
え?質問なんて簡単じゃない!と思っていませんか?そんなことないんですよ。
的確に質問をするのって意外と難しい。しかも大人でも子供でも、上手に質問してくる人は成長が早いんですよね。
[toc]上手な質問が難しい理由
質問が上手な人は明確に応えられる形で問いかけてきます。すると、こちらも回答がしやすく的確なアドバイスを返すことが出来るんですよ。
質問をするには疑問が必要です。でも疑問を持つだけじゃ質問になりません。疑問から自力で「問い」を立てる必要があるんです。
- 具体的になにがわからないのか?
- なぜわからないのか?
- どこがわからないのか?
問いを立てるには「自己分析」が必須
質問をするには問いを立てる必要があります。問いを立てるには、いまの状況を分析して自分で考える力が必須なんです。
問を立てようとすると、2つの思考が行われています。
- 自分の状況を理解・把握する
- 理想との違いを分析して、問いにする
そう、まず必要なのは自分の状況を理解して把握する自己分析なんですよ。
質問が苦手な人は「どうやったらできますか?」や「どうしたらいいでしょうか?」といった抽象的な質問が多い。何を聞いたら良いか?すらわからない状態なんです。
この質問が求めているのは打開策です。今ある状況を打破するにはどうしたらいいか?のヒントがほしいだけなんです。
何もしないよりは良いでしょうが、残念ながらこうした抽象的な質問しかできない人は成長が遅れていきます。
目的がある質問が成長を早める
抽象的な質問は成長を促しません。疑問点がハッキリして目的がある質問は成長を早めます。
自己分析をして問いを立てた質問からは、どの段階であるか?がわかります。すると答える側にもより的確なアドバイスや回答ができる。ピンポイントで成長を促すアドバイスができるのです。
- 理想に対して不足しているものを探しているのか?
- 不足しているモノは認識してるが、どうやって不足を補えばいいか?
- 不足の補い方も理解してるのに、できないのか?
目的を認識した質問は、より的確な成長の手助けになります。本人も何が必要なのか?を自分の頭で考えて質問をしているからこそ、成長を早めるのです。
質問力を高める方法
質問力が高い人は成長が早い理由を説明してきました。最後に質問力を上げる方法を改めて紹介します。
質問をするにはかならず自己分析を経た問いを立てる作業が必須です。問いがなければ具体的な質問ができず、抽象的で意味のない質問になるからです。
問いを立てるための自己分析では、理想と現状のズレを認識して、どうすればいいか?を考えます。
つまり良い質問ができる人は「理想形の確認」と「自己分析」をきちんとしている人なのです。
抽象的であっても質問しないよりはマシでしょう。ただ、質問した相手もシッカリ答えたいモノ。目的がどこにあって何が疑問なのか?が分からないと、質問に回答できません。
ぜひあなたの質問力にこの記事が参考になれば嬉しいです。