世間ではよくフリーランスと会社員が対立的に語られています。
こんにちはなわとびパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です
フリーランスといえば自分の能力専門性を活かして収入を得ている個人事業主のこと。
会社員といえばどこかの組織に所属して給料をもらっている人のこと。
この両者って外見からすると対立して見えますが、実は本人のメンタリティーこそ重要なんではないかと考えています。
[toc]フリーランスでも会社員的に働く人々
フリーランス独立したものの、仕事を受ける相手が1カ所って人、案外多いんじゃないでしょうか。たしかの発注元がこれからも存続していけば、定期的かつ安定的に収入が得られると思います。
でもこれ、1つの受注元(=収入源)だけに頼ってしまっているのはちょっと問題です。
だって受注元が今後も存続していくかなんて、誰にも分かりません。突然不渡りを出したら、あなたも共倒れしてしまう。1つの会社から仕事をもらい続ける、新規開拓せずに既存の仕事だけをこなしている。
肩書はフリーランスかもしれませんが、実態は1つの組織に所属してる会社員の働き方と同じではないでしょうか。
フリーランス的に働く会社員
一方で会社に所属しながらも、自身の能力開発や仕事の新しい挑戦を続けている人もいます。新しい資格に挑戦したり、興味のあることでミニ事業を始めてみたり。
そう、彼らは肩書こそ会社員ではありますが、フリーランス的な思考を持っているんです。
彼らは会社に形式上所属をしています。が、仮に会社がなくなっても直で次の就職先や仕事を見つけることができきます。仮に企業に就職しなくても、自力で仕事が創ることができる人達です。
こう考えてみると、「会社員だから、フリーランスだから」と言う区切り方より、あなたのメンタリティーの方が何倍も重要だと思うのです。
まっちゃんも会社員だった
縄のまっちゃんも2010年から2015年まで、シルク・ドゥ・ソレイユという大企業の社員でした。安定した収入と仕事、そして保証がありました。
でもある日突然、縄跳びの演目がなくなってしまい事実上のリストラをされてしまいました。
いま思えば、あの頃にシルク・ドゥ・ソレイユに乗っかるだけの仕事をしていたらヤバかった。
ショーが終わってからも別のショーで契約を貰えた人はいいです。でも現実には大半の人が自力でオーディションを受け直したり、別の仕事を探さなければなからなかったんです。
シルク・ドゥ・ソレイユという会社に乗っかるだけで安心してた人と、フリーランス的な思考でアンテナを伸ばしていた人。どちらがリストラ後に苦労したかは説明に及びません。
新しい形の会社との関わり方
昭和的な日本人の会社との関わり方は、終身雇用で単一の組織に一生を捧げるものでした。でもこれからの時代、会社との関わり方は対等になっていくべきだと思うのです。
今はこの会社に身を置いているけれどももっと条件の良い会社ないしはクライアントが見つかれば独立転職をいとわない。会社側も優秀な人材を集められなければ倒産してしまうので、必死に好条件を出して人材確保に乗り出すはず。
今後もっと専門性を高める人の流動性が増えていくのではないでしょうか。
上記のような人に「会社員 or フリーランス」なんていうのは、どうでもいい話。いま自分が最も働きやすい形式が、たまたま会社員だった。またある時は、たまたまフリーランスだっただけの話です。
そのうち、「フリーランス」や「正社員」なんて言葉自体が死語になるのかもしれませんね。