なわとびパフォーマーの仕事論

フリーランスがテレビ等のメディア出演するのは本当にプラスか?

これだけインターネットが普及してもなお、テレビの影響力は大きいです。どれほどネット上で有名な人でもテレビ有名人の認知度に比べれば・・・悲しいほどの雲泥の差があります。

縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)も、シルク・ドゥ・ソレイユに入る間に「6重跳び」というネタで随分とテレビ出演をさせてもらいました。

あれから10年、いまになってフリーランスがテレビのようなマスメディアに出演する「本当の姿」を見えてきました。

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テレビで求められる「笑い」の功罪

一般の人がテレビに取り上げられるのには「面白さ」が必要です。

たとえばギネス世界記録だと、キャッチーな話題ですし世界記録を更新したとなれば興味を引きます。縄跳びのギネス記録なれば食い付きもあり、面白がってもらえます。

でもこの面白さには危険な一面もあるんですよ。

テレビには人を小馬鹿にして笑いを取るという手法が頻繁に用いられています。深夜の月曜日に夜更かしながらやっている人気番組や、世界中のイッテ、様々なQを解決してくる人気番組も、こうした手法が使われています。

プロの芸人さんや芸能人であれば問題ないんです。でもこれ、一般の人が手を出すと痛い目を見ることがあるんです。

真剣さを小バカにされるリスク

テレビに出たことで、マイナスのイメージが付くことがあります。

面白いこと=真剣な人を小バカにする手法のもと、あなたが真剣に取り組んでる様子が紹介されたらどうでしょうか?どれほど真剣にとりくんでいても、見た目の面白さや些細な部分を突っついて「テレビ的な笑い」を作ろうとするんです。

これを「イジる」とメディアでは表現するようですが、本当にフリーランスがテレビ出演してメリットになるか?は疑問です。

認知度は確実に上がる

それでもテレビの影響力は凄まじいです。わずか5分のコーナーであっても何万人、何十万人という人があなたを見るんです。これだけの人に一気に知ってもらえるのは、テレビなどのマスメディア以外にないでしょう。

◯◯の番組で紹介されました!と書けば人は興味を持ってくれますし、認知度を拡げる手段としては非常にコスパは良いでしょう。

ただし勘違いしてはいけないのが、たった1度だけテレビ出演した程度では一般人には覚えてもらえないということ。あなたも芸能人で名前を思い出せない人っていますよね。何回も見ている人ですらしばらく見かけないと忘れていいくモノ。

あなたがたった1回テレビ出演しただけで、人々が覚えてくれるほど世間は甘くありません。

有名になるのってホントに良いの?

テレビに出れば有名人になった気分を味わえます。知らない人に声を掛けられるかもしれませんし、ひょっとしたら仕事も増えるかも?と淡い期待を抱いてるフリーランスも多いのではないでしょうか?

残念ながら、テレビに出た所でそうそう簡単じゃありませんよ。

むしろ「小バカにされる」「出演の条件が悪い」などのデメリットもあります。

チャンスが有って経験としてテレビに出るのは良いかもしれません。でも、テレビに出て有名になれば全てがうまくいく!!と考えてるなら、もう一度考え直してください。