こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
高校生の頃はよく外で縄跳びをしていました。
でもいつの頃からか室内で練習する機会が増えました。シルクドソレイユに居た時なんて、室内以外で縄跳びをすることの方が少なかった。
でも気付きました。室内練習が増えたことで「閉じこもる感覚」が強くなっていた。これは縄跳びパフォーマーとして、さらに縄跳び普及の視点から見てもマイナスだったんです。
室内は限られた空間になる
ぶっちゃけ縄跳びは室内の方がやりやすいです。コンクリートの床は足への負担が大きく怪我の原因になります。また風の影響でロープが流されて、練習の効率があまり良くありません。
本気で競技選手としてトレーニングするなら、間違いなく室内の練習の方がいいでしょう。
ただ、室内は限られた空間になります。ほとんどの場所は有料か抽選ですからね。つまり限られた人しか参加できず時間も制約がある。するとどうしてもシッカリ時間とスケジュールを立てて「練習する空間」になるんです。
ここにはフラッと立ち寄る雰囲気を作りにくいデメリットがあります。
この点、屋外は外です。公園は誰でも出入りできますし時間も場所も原則自由。
すると多くの人の目に着くチャンスが増えるんですよ。たまたま立ち寄った公園で縄跳びをやってた!という偶然の出会いの可能性が広がります。室内だとこうはいきません。
外にはたくさんの「人」がいる
自分も本気で練習するときは集中力を高めるために室内を使います。ただ、いつもいつも室内にする必要ってないと思うんです。
むしろ仕事で演技をする場所は屋外が多い。室内の安定した環境より天候や環境に左右される屋外の方が実践練習に向くんです。
公共の場所には自然とギャラリーもいますしね。先日もフラッと近所の公園に遊びにいって、その場に居た子ども達と縄跳びを楽しんできました。
近所の公園でゲリラ縄跳び教室。親戚の子どもとはじめて、あれよあれよと増えて15人ほど。単なる縄跳びが上手なにーちゃんとして、こうやって地元の子どもと交流する機会を増やそうかな。 pic.twitter.com/3FgVvY00cT
— 粕尾将一 (@macchan8130) 2016年4月8日
こんな出会いは室内練習じゃありえません。こっちから必死の募集して集まってもらわない限り、子ども達に教える機会なんて生まれないんです。
おわりに
自分は縄跳びパフォーマーとして人に演技を観てもらい、縄跳びの楽しさを伝える仕事をしています。つまり人と触れ合い、繋がりあう仕事。
なのに室内にこもっていては、人と触れ合う機会が減っていく一方です。外に出れば子どもがいます。出会いがあります。
集中する練習も大切でしょう。しかし人との交流接点がないのは、指導者・パフォーマーとして大きなマイナスです。
これからは「近所の縄跳び上手なニーちゃん」的な立ち位置を目指して、もっと外に跳び出していきたいですね。