誰しも大切なTシャツの1枚はあると思う。
自分も古いものだと2004年から着続けている。
もうボロボロで、洗濯ダメージなんかもチラホラ。
でも捨てられない。
なぜならこれは海外の友達と交換した大切なTシャツだから。
縄跳びの大会では、各国の選手は本番用ユニホームと別に自国のTシャツを持っていて移動中とかで着ている。
いつから始まったのか大会期間中にこのTシャツを交換する伝統がある。
仲良くなったチームの人のTシャツを交換してサインしてプレゼント。
ま、自分は異様に「Hong Kong China」が多いんだけどww
大切なTシャツは捨てられない。
ボロボロでも残しておきたい。
そこでフト思いついたのがTシャツデザインの転写サービスだ。
傷んでくる生地
Tシャツは着る度に傷んでいく。洗濯する度に縮む。
いくら気をつけていても首元がヨレてきたり、場合によっては汚れが目立つように。
スポーツなどで汗をかく人は「ニオイ」も気になってくる。
ちゃんと洗濯をしても染みつく悪臭。
生地が古くなってどうにも落ちない。
思い入れのないTシャツだったらこの段階で寿命だ。
古着屋さんに持って行っても売れるようなシロモノじゃない。
リサイクルか古着回収に回す。
でも大切なTシャツは捨てるのが切ない。
何とかしようと思うけどどうすることも出来ず、結局タンスの肥やしになる。
デザインの転写サービスってどうよ?
そこで思いついたのはTシャツのデザイン転写サービスだ。
Tシャツそのものへの思い入れは確かにあるけど、せめてデザインだけでも残しておきたい。
古くなったTシャツのデザインを新しいまっさらな生地に転写して世代交代させるのだ。
普通の生地だけじゃなく、スポーツ用の化学繊維なんかも選べたら良い。
デザインの色合いとかTシャツの色合いも自由に選べるとなお良い。
求める人には元のTシャツそのままの色、デザイン。
要望によっては少し手を加えて色みを変えたり、サイズを変更したり。
これなら生地と一緒にデザインを捨てなくて済む。
★★
ただ気になるのは著作権の話。
Tシャツのデザインにもちゃんと著作権がある。
今回の提案みたいに転写サービスをすると、著作物の二次利用に当たるのだろうか。
Tシャツを購入した段階で著作物への使用料は払ってるけど、それを別にコピーするのってどうなんか。
個人利用の範囲だったらOKだけど手数料を取るとか作業代を貰うとなると…。
こっから先はちょっと知識がないのでわからない。
プリントの著作権と肖像権について | オリジナルTシャツの作成ならtmix
著作物などをTシャツにプリントする場合 | オリジナルTシャツプリントとユニフォームの専門店 イメージマジック
著作権: アパレル・キャラクター
原則的には著作権者に承諾が得られればいいらしい。
芸能人なら事務所とか。
えっと・・・大会記念Tシャツとか誰に著作権あるんだ?(笑)
どこかの企業さんお願いします
みなさんは何を基準にTシャツを買っているだろうか?
着心地、値段、そしてデザインも重要なはず。
いくら着心地のいい安いものでも、デザインや色が微妙だと買う気が起きない。
なんなら少しぐらい高くても欲しいデザインなら財布を開きたくなる。
記念Tシャツ、思い出のTシャツ、人ぞれぞれに大切なTシャツがある。
これらは単なる衣類ではなくデザインを通じ大切な記憶を共有する。
月日が経って生地が萎れて破けても、そこには思い出が詰まっている。
どこかの企業さん、ぜひTシャツの転写サービス始めてください。