こんにちはー。縄跳びパフォーマーのまっちゃん、もといクラウン「ロペ」(@macchan8130)です。
シルク・ドゥ・ソレイユに出演していた頃からクラウンになりたいという夢を抱いてきました。縄跳びのパフォーマーはもちろん、赤い鼻をつけてクラウンとして人前に立ちたいとトレーニングを積んできたんです。
この夢がついに実現しました。
2016年11月に開催されました「渋谷芸術祭2016」で、クラウン「ロペ」としてパフォーマンスをさせて貰う機会を頂きました。
[toc]なぜ、クラウンなのか
シルク・ドゥ・ソレイユに出演していた時代、クラウンBaltoに憧れて師匠と仰いできました。彼の一挙手一投足が面白くて、多々あるアクロバットの演目よりも彼の「クラウンアクト」が印象に残ってるんです。
下らないことを、いつでも下らなく表現する能力って本当スゴイですよ。
それからはクラウンとしてシルク・ドゥ・ソレイユのステージに経つことを夢見て、Baltoに沢山の事を学びました。
結果的にはステージに経つ夢に敗れたのですけど、クラウンとして人前に立ちたい想いは変わらずに持ち続けてきたのです。
夢を叶える一歩、クラウン「ロペ」の誕生
日本に帰国してからもクラウンの勉強を続けています。
いま頻繁に出入りしている名古屋のイベント会社「オフィスパフォーマンスラボ」は、プロのクラウンがたくさん出入りしていることからお邪魔するようになったんですよね。
たくさんの現場をお手伝いさせてもらいながら、プロのクラウンのショーを見ることもできたし、クラウンの師匠と慕いたい「BiNGOさん」と出会う事もできました。
シルク・ドゥ・ソレイユ時代も、そして帰国してからクラウンのことを吸収し続けました。そしてついに、自身がクラウンとして人前に経つ機会を「渋谷芸術祭2016」で頂くことができたんです。
なりたい自分は「いま」から地続き
クラウン「ロペ」の初陣は終わりましたが、これからも縄跳びのパフォーマー「まっちゃん」とクラウン「ロペ」として、沢山の場所でパフォーマンスをしていく予定です。
縄跳びとクラウンは一見すると全く違うものです。でも粕尾将一という人間の中では全てが地続きなんですよね。縄跳びを持って演じているときも、赤い鼻をつけているときも、実は同じ「粕尾将一」という人間の内面を使って演じてるにすぎません。
そう、なりたい自分は、いまの自分から地続きの場所にあると思うのです。
縄のまっちゃんとして、難しい技や演技をしてきました。でもどこか演技の中に「コメディ」の要素を入れるのが好きだったんですよね。だからこそ初期の頃からアニソンを使って子どもが楽しめる「笑い」を意識した演技を作っていたんです。
縄跳び競技の演技も引退の試合で「笑点のテーマ」を使いましたからね。
内面のどこかで「コメディ」と縄跳びが密接にリンクしていたんです。
夢に敗れても、叶え続けるためのコツ
シルク・ドゥ・ソレイユのステージでクラウンをする、という夢には敗れました。しかし今回、こうしてクラウンとして人前に立つ夢を叶えることができました。
赤い鼻をつけて渋谷駅に立った時のあの感覚は、これからも一生忘れることはないでしょう。
客観的に見れば「シルクのステージと意味が違うじゃん」と言われるかもしれません。でも自分にはクラウンとして人前に立つこと自体に意味があるので、人から見た価値や意味の違いはどうでも良いんですよね。
夢が全て叶うとは限りません。でも、叶えられたかどうか?を決めるのはあなた。
人の意見や価値観なんて、あなたの夢には関係ないんですから。