こんにちは!縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
自分はアメリカに来てから三回引っ越しを経験しました。最初は友人の持っている家に始まり、アパート、今住んでいるTownhouse*1などなど。
ただ、アメリカは物件探しのシステムが日本とは丸っきり違うんです。そこで今回は、アメリカ国内の引越しで知っておきたい情報をまとめておきます。
個人所有と管理会社の違い
まず知っておきたいのは、賃貸の二種類の方式。
一つ目は「管理会社」を通して借りるパターン。大抵のアパートには管理会社が入っていて、契約や家賃の支払いも管理事務所で行います。
管理会社が入っていると、不具合や修理に即座対応してくれます。アメリカでは「洗濯機」「乾燥機」「冷蔵庫」は備え付けが一般的。故障の場合もお願いすれば修理・交換してくれます。また害虫駆除やエアコンのフィルター交換など、わりと何でもやってくれるイメージです。
もう一つは個人からの賃貸するパターン。こちらは一般にコンドミニアムと呼ばる分譲アパートやマンションを、個人所有者から賃貸します。会社が入っていないため、やり取りは所有者個人と直接交わします。家賃の支払いも銀行振込や郵送など、やり方は物件によって千差万別。
管理会社が入っていないので家賃は安めに設定されていますが、対応が大家さん次第・・・というリスクも。契約の段階で、どんな大家さんかを忘れずに確認しましょう。
賃貸探しは飛び込みが常識
アメリカは不動産屋システムが少し違います。
日本だと、街中の不動産屋にアパートやらマンションの賃貸情報が掲載されていますよね。アメリカは基本「足」で探します。「Apartment hunt」という言葉があるぐらいです。
住みたいエリアがあれば、周辺の車で流してみる。そして気になる物件や良さそうな場所があれば、飛び込みで管理事務所に話を聞きに行く。これが一般的な探し方なんです。
自分も最初に住んでいたアパートは飛び込みで管理事務所に行きました。そのまま内見をさせてもらい、数日後には引越を決めて契約書にサインを。
わりと「飛び込み」⇒「内見」⇒「契約」という流れが一般的なので、フラッと立ち寄ったアパートでも予約無しで内見させてもらえます。
個人所有の場合は不動産屋を通す
ただし個人所有のコンドミニアムを借りる場合は飛び込みができません。この場合は不動産屋(Realtor)を使いましょう。
まずはネットで「Zillow」や「realtor.com」といった不動産情報ページにアクセスします。そこで住みたいエリアを選び、家賃、ベットルーム数、部屋のタイプなどで絞込んで条件に合う部屋を探していきます。
自分達は引越が決まってから毎日のこのページをチェックしていました。なぜなら部屋のは早い者勝ちだからです。一度、第一希望だった部屋を競合した先約に取られてしまった苦い記憶もあります。良い条件の部屋ほどスグに先約が付くので、こまめにチェックすることをオススメします。
物件が見つかったら記載された不動産屋に連絡をして内見の予約を取り、実際に見せてもらいます。そして無事に契約ができることになれば、不動産屋を通して大家さんの連絡先を教えてもらい、賃貸契約の話をすすめます。
まとめ
国が変われば、賃貸のシステムもまるっきり変わります。とくに「自力で足で探す」「飛び込みで内見させてもらう」というのは日本人には馴染みのないやり方かもしれません。
異国の地でやり取りが大変なのはよーーくわかります。とくに個人所有者から借りる場合、契約関連で何度も電話をする手間があります。
しかしそれもこれも落ち着ける我が家を見つけるため。アメリカで部屋を賃貸するときに、ぜひ参考にしてください。
*1:一つの建物で入り口が二つ以上ある物件。メゾネット