こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。
シルクドソレイユ時代の友人が「浜崎あゆみ」さんのコンサートに出演しているらしいので、気になって映像を見てみました。
正直最初はコンサートでサーカス?と半信半疑でした。ほら、何となく後ろにちょろっと映る歌手の引き立てるだけなイメージ。
でも映像を見て驚きました。
だって観客の期待が最高潮のコンサートの一発目がコレですよ!?
え?いきなりラートが出てくるの?
もうこの後、コンサートに釘付けです。ww
[toc]浜崎あゆみ「A Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~」は超本格的
※幕が上がった瞬間。もはやコンサートに見えないw
コンサートが始まってすぐ、いきなりラートだけが映し出される。
これを観た瞬間、浜崎あゆみさんのコンサートでパフォーマーは単なる引き立て役ではなく、ショーを構成する重要な役割として作り込まれてるんだ!と、いい意味で期待を裏切られました。
だって観客の期待が最高潮の瞬間、出てるのが歌手本人じゃないんですもん。
ここは浜崎あゆみさんのコンサート。だったら彼女を一発目に登場させて、ずーっと前面に押し出しても不思議はありません。
サーカスパフォーマンスだけの瞬間が多い
コンサートといえばひたすらにメインの歌手が歌ってるイメージでした。しかし、浜崎あゆみさんのコンサートでは随所にサーカスだけのシーンがあるんですよ。
これはエアリアルシルクのシーンです。とくに注目してほしいのはスポットライト。
もしバックダンサー的にパフォーマーを扱っているなら、スポットライトを当てることはありません。正面で歌ってる歌手に光を集めて、後ろで動いてる人は文字通り光を当てないんです。
こちらはラダーと新体操ロープ。もはや浜崎あゆみさんはステージ上に居ません。
一流を使っても、本気じゃなければ活かせない
浜崎あゆみさんのコンサートはどのシーンも本気なんですよ。
彼女が歌うのはもちろんですが、ショーを構成しているサーカスパフォーマーに対しても高いレベルを要求してる。なんとなく後ろで盛り上げる程度の意識では、ここまで本格的な雰囲気は出せません。
またシルクドソレイユ時代の友人が出ているぐらいなので、パフォーマーは世界レベルの一流の人ばかり。
ただ・・・いくら一流の人を集めたとしても、彼らを活かせるかどうかは別問題なんですよ。「なんかスゴイことやって」程度の演出意識じゃ、せっかくの素材を殺してしまいます。
ショーのコンセプトは何なのか、シーンの意味は何なのか、音楽との関係性は何なのか。
このように細部まで詰めて作り込むからこそ、彼ら一流のパフォーマーは輝くことができるのです。
おわりに
正直、浜崎あゆみさんのコンサートを見るまでは半信半疑でした。でもここまで本格的にサーカスと融合するのは簡単なことじゃありません。
今後浜崎さんのコンサートのように、もっと日本の音楽業界にサーカスやパフォーマンスの新しい風が入っていけたら嬉しいですね。優秀な人材は国内だけでゴロゴロしてますから。
ちなみに、自分は浜崎あゆみさんのコンサートA Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~は動画配信サービスの「dTV」で見ています。
DVDも売ってるんですけど、スグに見たかったのと「シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語」も配信されているので、でサクッと申し込んで視聴してみました。いまは30日間無料期間なんでオススメです。
浜崎あゆみさんのコンサート、マジで必見です。
これからどんな仕掛けをするかにも注目したいですね!
浜崎あゆみさんのコンサートを見るには動画配信サービス「dTV」から