なわとびパフォーマーの仕事論

好きを仕事にする本当の難しさは、お金じゃない。

こんにちは。好きを仕事にしています、縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

こんな生き方をしてるので、よく「好きを仕事にするにはどうすればいいですか?」と相談されます。自分はいつもこの質問にはこう返してます。

「あなたが好きなことはなんですか?」と。

このフレーズにどう回答したかで、すでに好きを仕事にできるかどうか?が決まってくるんですよね。

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「好き」の意味を履き違えてる

多くの場合、好きを仕事にしたいです!の中には「ラクして稼いでたいです」が含まれてるんですよ。先の質問だと、

「ネットとか好きなんで、ネットで稼ぎたいっすね。あ、わりと面白い動画とか撮れるんですよ?」

みたいな回答だったら、まず間違いなく無理です。それって好きを仕事にするんじゃなくて、ただラクしたいだけでしょって。

そもそも、好きを仕事にする人には「ラクをする」なんて発想は初めから無いんですよ。

仕事にできる「好き」との違い

仕事にできるレベルの好きは、中毒的な好きです。たとえば、

  • 気付くと何時間でもやってる
  • ともかく知ること、できること自体が楽しい
  • お金をかけることをいとわない

この3つは「好き」を仕事にした人達に共通してますね。

とくに3番目のお金が一番わかりやすい。本当に好きなことならお金を払っても気にしません。むしろコレクションや知識のために積極的にお金を払ってたりします。

でもラクしたいだけの人は、「好き」と思ってることに対してケチです。お金を払うのもイヤイヤ、なんなら払いたくないと思ってるんです。

なにも、お金を払ってれば好きが仕事にできるというわけじゃありません。仕事にできるレベルで「好き」というのは、このぐらい中毒的に好きじゃないと大変だよ!って話です。

思い込みの「好き」に裏切られる

「好きを仕事にしたい」と「ラクして稼ぎたい」を混同してる人は、ある日突然シンドくなるんですよ。

魂の中心から好きなことであれば、誰がなんと言おうとも好きなままです。お金が絡もうが何をしようが、好きな事は不変です。しかし「好き」と思い込んでるものだと、いずれメッキが剥がれた時にシンドい思いをします。

Youtubeに動画を上げるのが好きだと思ってたけど、思った以上に反応がない。しかも噂のユーチューバーほど稼げないときた。すこしずつヤル気がなくなっていき・・・・数ヶ月で挫折。

こうして、好きと勘違いしているモノは続かなくなるんです。

得意と好きが一致してるとは限らいない

周囲で好きを仕事にしてる人を見てる限り、中毒的に好きなことをやってる人ほど苦なく食べています。

しかし「憧れ」や「打算」でみずからを誤魔化してる人ほど苦労してるんですよね。こればっかりは向き不向きじゃない。だからこそ「好き」を見つけるのは容易じゃないし、見つかった人は何も言わずに突き進んでるんです。

もしあなたが好きで食っていこうと思うなら、中毒的な好きか?をもう一度確認してみてください。

無理に自分を誤魔化してあとから苦しいのは、あなた自身ですから。