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  • 全身の痙攣、会話すらできない恐怖…運転中の「過呼吸」で死にかけた話。

    全身の痙攣、会話すらできない恐怖…運転中の「過呼吸」で死にかけた話。

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    先日、体調を崩してショーを休みました。1回目は出れたんですけど、嘔吐と発熱が酷かったので2回目は休ませてもらったんです。

    シアターから自宅までは車で15分ぐらい。いつも自家用車で通勤しています。体調管理の不注意だなぁ…と考えながら、この日もいつも通り帰路へ。

    この時、事件は起こりました。

    突然、運転中に全身痙攣を起こし、ハンドルを握れなくなってしまったのです。慌てて車を停め、人生で初めて「HELP」と叫ぶ。偶然通りかかった警察が救急車を呼んでもらい大騒ぎです。

    駆けつけてくれた救急隊員の話では「過呼吸」を起こしたようです。自分も名前だけは知っていましたが、本当に恐怖でした。

    今回は人生初の「過呼吸」と「全身痙攣」の体験をまとめたいと思います。

    過呼吸は突然来る

    これまで自分は過呼吸になったことがありません。まさか自分がなるとは夢にも思っていなかったんです。でもこの時はいくつかの悪い条件が重なってしまった。それが「体調不良」と「ガム」でした。

    この日は体調不良で熱があったことから、普段より呼吸が荒かったんですよ。この状態でガムを噛むとさらに呼吸が不規則になり、息苦しき感じることがあります。すると無意識に呼吸が早まり、過呼吸へと拍車をかけてしまいました。

    救急隊員の方にも「今後も体調不良でガムはやめとけ」と言われました。

    また個人的に人生の転機というのも要因の一つだったのでしょう。心の何処かで「来年はどうしよう…」という不安が乗っかってます。頭の片隅では常に次の仕事を考えています。いわゆる「精神的ストレス」が続いてる状態だったのも、過呼吸を引き起こす原因だったのだと思います。

    過呼吸が運転中に起こる恐怖

    痙攣が始まった時も、はじめは軽く考えていました。でもいったん始まると止まりません。あっという間に痙攣が広がり、全身の自由が奪われていきます。

    最初は顔面。チクチクと違和感を覚えて引きつります。そして肩、両腕、腹部と、みるみる痺れが広がり痙攣を起こしていくのです。

    とくに恐怖だったのが両腕。痙攣を起こした瞬間、自分は車の運転をしていたんです。だって過呼吸になってるなんて気付いていませんから。本人が気付かないうちに、全身痙攣が始まるところまで進んでしまったのです。

    両腕が痙攣しハンドルが握れません。両手は内側に不自然に反り返ったまま、何も感覚が無い。もう死に物狂いでハンドルの隙間に腕を押し込み、どうにか近くのガソリンスタンドに車を停めました。

    車を停めた数分後には、両足にも痙攣が広がって立てなくなりました。もし運転中に両足が痙攣していたらブレーキも踏めず・・・アウトでした。

    会話ができない!という恐怖

    車が止まり事故は免れましたが、痙攣した状態では「会話」すらできないのです。

    助けを求めた警察官に「名前」や「状況」を説明しようにも、「かふふぉ、ふぉおいひぃ!(「かすおしょういち」って言いたい)」な状態。さらに頭はパニック寸前なので、英語もままならない。

    結局パニックでも動けず地面に這いつくばったまま、数分後に到着した救急隊員に助けてもらいました。

    会話が出来なくなるのは想像以上の恐怖です。何より説明できないコトがもどかしく、自分の名前すら言えない。もしや何か脳の病気!?という悪い想像ばかり頭に浮かんできます。

    過呼吸は誰でも発症しうる

    過呼吸の原因は大きく「運動後」と「精神的な要因」に分けられます。今回の自分のケースはこの両方が重なったのだと推測しています。

    マラソンやサッカーといった激しい運動の後に、たまたま、息が荒くなり、息苦しさや動悸を感じ、このまま死んでしまったらどうしようと「死の恐怖」を感じるようなショックな出来事があると、これが「キッカケ」になり過呼吸症候群の状態に陥ることが多いものです。

    出典:過呼吸症候群(過換気発作の原因と対処)

    過換気症候群は、几帳面・神経質・心配性といったストレスを受けやすい人に多く見られ、年代では10代や20代の若年層に多いと言われています。性別では女性の方が発症しやすく、男女比は1:2程度です。

    出典:過呼吸(過換気症候群) | 体の不調の原因・症状・解消法

    この日、1回目のショーは出演しました。激しい運動です。さらに「精神的な不安」がかさなり、ガムを噛んだことが引き金になりました。

    そして過呼吸を起こしている間は想像以上の死の恐怖を味わいます。アクロバットやバンジーなどの比ではありません。これほどの目の前に死を感じ恐怖を覚えたのは初めてです。

    発作中は非常に苦しく「このまま死んでしまうのではないか」という非常に強い恐怖に襲われます。結果としては予後は良い疾患ではありますが、発作の恐怖は軽視できるものではなく、過呼吸は軽く扱ってよいものではありません。

    出典:過呼吸・過換気症候群が生じたときの3つの対処法とあやまった対処法

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/7563364@N07/3478034453
    photo by steeleman204

    後日、この話をシアターで友人にしてみました。

    マジで死にそうになった!と力説しましたが、リアルな過呼吸を知らないと、あまり理解してもらえないんですよね。「あぁ、あの呼吸が苦しそうなのね」ぐらいの認識しかない人が、意外と多いのではないでしょうか。

    たしかに過呼吸そのものは死に至る病ではありません。でも自分のように運転中に全身が痙攣してコントロール不能になったらどうしますか?家族や友人が過呼吸でパニックを起こしたとき、対処できますか?

    マジで死ぬかも!?という恐怖で本人はパニックです。過呼吸は苦しいだけじゃなく、二次的な怪我や事故も引き起こしかねません。

    とくに運動に関わる人は、「過呼吸」のことをきちんと理解しておく必要があると思います。

  • 理論と知識だけじゃ「良い先生」にはなれない

    理論と知識だけじゃ「良い先生」にはなれない

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    子どもに運動を教えるのは、大人の100倍は難しいです。

    幼稚園生、小学生は説明してもなかなか理解が追いつかない。しかもスグに課題に飽きてしまう。いくら知識や理論をぶつけても、子どもに届かなければ意味がありません。

    子ども集団に教えるのに大切なのは「ノセること」と言われています。では子どもをノセるとはどういう状態なのでしょうか。またノッた状態を作るにはどうしたらいいのでしょうか?

    すべては雰囲気

    身も蓋もない話ですが、空間の雰囲気が全てです。雰囲気が良ければ子どもは上達します。悪ければ何も変わりません。

    この雰囲気を創るのは本当に難しくて、それこそステージ上で空気を操るのに似ています。よくテレビで「空気を読め」ってフレーズを耳にしますよね?

    あれと殆ど変わりません。子どもたちという出演者を、MCである先生がどうやって回すかで番組(=授業)が良くも悪くもなるのです。

    空気を創れば子どもはノッてくる

    自分は、子ども集団の空気を創るポイントは「疲労」「興味」「競争」の大きく三つの要素があると考えています。

    1.どのタイミングで疲れさせるか?

    子どもだって動けば疲れます。疲れたらその場に座り込み、課題に取り組む事を止めてしまう。

    反対に動きたい時は動きたい。アレコレ話をされても、動きたい衝動が勝ってしまい頭に入って行きません。

    そこで疲労を逆手に取ります。疲れた子どもが求めるのは休憩。つまりジックリ座らせて話をする時間にピッタリなんです。ここで知識や理論、ルールを伝える。よほど動きたくてソワソワしてる時より、スーッと入っていきます。

    2.やってみたい!の期待値

    子どもは残酷です。やってみたい!と思えば、黙っててもやります。反対に興味を失えばスグに課題を放り出してしまいます。

    教える側としては、順序を追って練習をさせたいんですよね。でもそれは大抵うまく行きません。興味が維持できないからです。

    子どもに課題を提供するときに考えたいのが「期待値」。子どもがノッていく課題と、そうでない課題をうまーく織り交ぜていきます。

    ずっと期待値が高い課題じゃダメです。あとが続きません。適度にノッてきたところで期待値の低い課題を放ってみる。すると前の課題の余力で取り組んでくれるんです。

    3.競争は手軽だけど要注意

    仲間と競わせるのは手軽に雰囲気を作れる方法です。徒競走やリレーなど、大抵どの場所でやっても盛り上がりますからね。

    しかし手軽な反面、競争には注意が必要。競争には勝ち負けが存在し、勝つ子どもが偏ると急激に雰囲気が壊れます。また負け続けた子どもはヤル気を削がれ、次回以降の授業でもノセるのが難しくなってしまう。

    一番良いのは、本人たちに気付かないように先生側が「勝ち負け」を操作すること。またジャンケンのように「偶然」に左右される競争もオススメです。

    ■関連記事:これはテッパン!!子どものやる気をガッツリ引き出す「縄跳びジャンケン」 – なわとび1本で何でもできるのだ

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/20996475@N06/4481649376
    photo by AwesomeSA

    大人は説明すれば理解できます。多少退屈でも、反復練習してくれます。

    でも子どもは通用しません。彼らの基準は「やってみたい(=楽しそう)」か「やりたくない(=つまらなそう)」というシンプルなものだからです。一方で「ノセられる」のは子どもを教える強力な武器です。これは大人を教える時よりも顕著に現れます。

    ノッている子ども集団に指導者はいりません。課題を提案すれば、勝手に取り組んでくれるのですから。

    いい先生とは知識や理論を振りかざす人ではなく、子どもを上手にノセられる「MC」のような存在ではないでしょうか。

  • シルクドソレイユの日常を外部発信するアーティストの動画がスゴイ。

    シルクドソレイユの日常を外部発信するアーティストの動画がスゴイ。

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    いま一部のシルクファンと内部の関係者で話題になっている動画があります。

    この動画を撮影しているのは2016年2月に日本に初上陸する「TOTEM(トーテム)」のアーティスト「Eric Hernandez」さん。シルクドソレイユでの日常を動画で紹介しています。

    ■動画:Cirque Life – YouTube

    トーテムは世界中を回るショー。なので自分のいるディズニーワールドのシルクドソレイユとは少し生活が異なりますが、同じアーティストとして「あるある!」と膝を叩くコメントがいくつもあるんです。

    またこの動画ではどうやってシルクドソレイユに抜擢されたか?も解説されていて、将来ステージを目指す人にはとても参考になるはず。

    ■動画:How I got into Cirque du Soleil – YouTube

    しっかり外部発信を意識している

    この動画のスゴイのは、非公式ページにもかかわらず公式のフェイスブックページ紹介されていること。これって今までありえなかったんです。

    シルクドソレイユも企業ですので、所々の事情が絡んできます。でもこうした部分をすっ飛ばしてでも紹介されるのは、過去に前例がありません。

    というか、これまで内部の人間でここまで本気で発信している人は居なかったんですよね。なんとなく日々のトレーニング映像をアップしたり、ちょっとだけ写真をインスタグラムに載せる程度の人ばかり。いわば身内や知り合い程度に見てもらうぐらいにしか考えてなかったんです。

    この動画はその点突き抜けていて、ガッツリ外部に目が行ってます。動画を通じてシルクドソレイユに興味を持った人も少なくないはず。こうした外部発信をきちんと意識したメディアとして、シルクドソレイユ内部のアーティストが発信をした人は前例がありません。

    気になった動画三選

    ではCirque Lifeで自分がオススメしたい動画を三つほど。

    1.Before Cirque – YouTube
    アーティストがシルクドソレイユに入る前のキャリアを紹介してます。日本人アーティストも最初に映ってますね。

    2.Q & A: Johnny Depp at Cirque du Soleil – YouTube
    ジョニー・デップがトーテムを訪問した時の様子だそうです。みんなはしゃいでますねw

    3.Cirque du Soleil Makeup Artists – YouTube
    アーティストのメイクを紹介しています。どのショーもアーティストは自力でメイクをします。

    おわりに

    f:id:shoichikasuo:20130410135758j:image:w500
    Ericさんご本人 (c)Cirque du Soleil IMAGES

    自分もシルクドソレイユの公式アカウントをフォローしてますが、ここまでリアリティある動画は見たことがありません。これは内部の人間で、しかも本人だからこそ発信できたのではないでしょうか。

    コマーシャルのようなプロの動画も素晴らしいです。

    一方テクニックは劣っても、こうした「生きた現場のリアリティ」を届けてくれる動画には、違った魅力と発見があると思うのです。

    Ericさんが出演する「トーテム」日本公演の情報

    ■トーテムの公式ページ
    ダイハツ トーテム 日本公演 <オフィシャルサイト>

    ■チケット予約はこちら
    フジテレビエンタメチケット

  • 日本の縄跳び起源は童歌。全国の「縄跳びわらべうた動画」に歴史を感じよう

    日本の縄跳び起源は童歌。全国の「縄跳びわらべうた動画」に歴史を感じよう

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    いきなりですが、縄跳びの起源を知っていますか?

    縄一本で出来る遊びなので、さぞかし昔からやってそうですよね。

    日本では「わらべうた」を通して同時多発的に始まったと言われています。みなさんも「郵便屋さん」や「お嬢さんお入んなさい」は聞いたことありますよね。今回は日本全国の「縄跳びわらべうた」を集めた動画を見つけたので紹介します。

    わらべうたは地域性が強い

    「わらべうた」でやる縄跳びには、地域によって様々な独自ルールがあります。たとえば下の動画にある「福岡県のわらべうた」では、郵便屋さんの最後にロープを足の間で止める、というルールがあります。

    さらに歌詞に方言や訛りも入ります。3’00あたりで紹介されてる「数え方」に至っては、もはや知らなければ理解不能レベルです。下のリンクから他の動画も見れるので、興味のある人は是非見てみてください。

    むかしのわらべうたたち – YouTube

    縄跳びの歴史はあまり研究されていない

    国内の縄跳びはこうした「わらべうた」を通じ子どもの遊びとして定着したようです。

    文献を失念してしまったのですが、古くは「室町時代」に「縄跳びわらべうた」で遊ぶ女の子を描いた絵があったといいます。

    また学校体育が始まった明治時代には既に「体練」として最初から「縄跳び」が種目に入っていました。当時の運動会では既に「長なわとび」をしていたというから驚きです。

    また世界に目を向けてみても起源には諸説あるんですが、はじめて学術的に登場したのはドイツの教育学者「ヨハン・クリストフ・グーツ・ムーツ」の著書である「青年のための体育」でした。

    ヨハン・クリストフ・グーツ・ムーツ
    (Johann Christoph Friedrich GutsMuths、1759年-1839年)

    ゲーテ時代の著名なドイツの教育学者で、体操の創始者の1人。グーツ・ムーツは、特に青少年の規律正しい身体教育という思想を導入し、広い運動場をつくり、また体操の最初の教科書ともなった『青少年のための体育』(Gymnastik für die Jugend 1793年、増補改訂版1804年)を執筆した。

    出典:ヨハン・クリストフ・グーツ・ムーツ – Wikipedia

    世界的にも子どもの遊びが発展し、体育の種目に取り入れられたというのは同じようですね。

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/12692384@N00/5826168709
    photo by adwriter

    誰しも一度は耳にする「わらべうた」ですが、調べてみると驚くほど種類が多いです。自分も知らない遊びばかりで興味深かった。

    わらべうたを創ったのは子ども。つまりこれらは、彼ら自身が純粋に楽しめるように考えられたゲームなのです。

    縄跳びを使った遊びやゲームを考える時、こうした「わらべうた」からヒントを貰うのもありではないでしょうか。

  • ネットと先生が競合する時代。あなたの指導はYoutubeに勝てますか?

    ネットと先生が競合する時代。あなたの指導はYoutubeに勝てますか?

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    先日、衝撃的な記事を見つけました。

    記事で提言されている通り、Youtubeで練習すれば子どもは上達しやすいと思います。しかもスロー再生やら繰り返しやら…説明の上手な人も多く、それこそ目の前にのコーチや先生がいなくても、十分上達するでしょう。

    これについて、スポーツ指導に携わる人間は真剣に考える必要があります。Youtubeと「先生」が競合する時代がきているのです。

    指導法はコピペできる

    どのスポーツにも基本はあります。縄跳びの場合は前とびや二重跳びがこれに当たります。

    基本を教える方法論は、どの分野でも熱心に研究されています。なぜなら競技人口を増やすのに、必然的に入門者を増やす必要がありますからね。メジャースポーツに至っては指導理論が体系化されており、どの順番で技術を身につけるのが好ましいかまで研究されているんです。

    スポーツ指導を行う人間は、最初にこれらの指導理論を学びます。このブログで紹介している「前とび」や「二重跳び」の練習法も、これら指導理論の集約です。

    ■関連記事
    縄跳びがとべない子供に贈る、前とびが跳べるようになる6つのステップ – なわとび1本で何でもできるのだ
    二重跳びのコツ決定版!小学生10万人へ指導した練習法を公開 – なわとび1本で何でもできるのだ

    たとえば縄跳びの握り方で、自分は親指を立てて握る「マウス持ち」という方法を提案しています。この方法は知ってれば誰にでも真似できるんですよ。それこそ専門のコーチや先生でなくとも、親御さんが自身の子どもに教える時にも使えます。

    つまり、指導法や理論は知識としてコピペが可能なのです。難易度の差こそあれ、理論になっている以上学ぶことが出来てしまうのです。

    Youtubeは無料で理論を学べる

    ここにYoutubeが入ってくると、指導理論を学ぶ必要すらなくなります。だって目の前でお手本の人が動画で説明してくれます。必要なら繰り返し見ることだってスロー再生だって可能です。

    またYoutubeは場所や時間を選びません。国内になわとび教室は数えるほどしかありませんが、Youtubeを通じて学べばどこでも練習できます。それが日本有数の先生であっても、動画ならいつでもどこでも無料で見てれしまう。

    事実、なわとび競技で上位に食い込む選手は、世界のトップ選手のYoutubeをみて練習し上達しています。上級者に限らず、スポーツ競技層全般においてこの傾向は今後もっと進むことでしょう。

    むしろ理論や知識で課題を押し付ける先生より、子どものペースで学べる動画が好まれても仕方ないのではないでしょうか。

    ■関連記事:はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜く – なわとび1本で何でもできるのだ

    コーチ、先生の生き残る道は?

    Youtubeにアップされる動画は年々増加するばかり。数年後には「スポーツを学ぶのはYoutubeからが常識」になっているかもしれません。

    では運動指導をする我々は、どうやってYoutubeとの競合に立ち向かえば良いのでしょうか。自分は「対人でしか出来ないコト」がポイントになると考えています。

    Youtubeの弱点は双方型コミュニケーションが取れないこと。動画で説明を受けて、一方的に学ぶしかありません。たとえばどうしても「二重跳び」ができないとき。説明通りに練習しているのに上達しない、なにが悪いのかがわからない、次どうすればいいか判断がつかない。

    これがYoutubeで運動を学ぶ限界です。

    運動を上手に教えらる人は「ズレ」に敏感に気付ける人です。この人は◯◯が原因でフォームが崩れている、道具をこう工夫すれば改善する、回数を重ねれば克服できる・・・このように目で見た運動を即座に分析し「上達へのカン」を働かせることができるのです。

    ほかにも「業界内ネットワーク」「大会出場の斡旋」「最新情報」など、対人でしか得られないメリットは幾つもあるはず。こうしたYoutubeにはないメリットを押し出せない人は、将来的に淘汰されていくと思います。

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/45569436@N00/14892573032
    photo by Jim Larrison

    どのジャンルにもIT化の波はやってきています。指導法や知識をぶつけるだけの「コピペ指導」は、今後少しずつ淘汰されることでしょう。

    しかし運動指導にYoutubeはメリットも多いはず。自身のフォームを確認したり、遠方で学ぶ生徒の動画を見て先生がコメントしたり。すでに質の高い動画を有料で提供する流れも少しずつ始まっています。

    今後の付き合い方次第で、Youtube動画は「スポーツ・運動学習」を発展させる強力な武器になるのではないでしょうか。

  • ギネス記録を11個保持した男。一風変わった縄跳び世界記録に挑戦する「Peter Nestler」氏

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳びほどギネス記録が豊富な種目はありません。仲間にも多くのギネス記録保持者がいます。

    生山ヒジキ:30秒間後ろ跳びスピード他…6つ
    三村大輔:30秒間その場宙返り縄跳び他…4つ
    森口明利:6重跳び連続2回

    日本人は縄跳び上手なんですよねー。生山ヒジキさんは、プロスポーツ選手としてあのイチロー選手と並ぶ6個の記録保持者だといいます。でも世界にも縄跳びギネス記録にチャレンジしている人が他にいるんですよ。

    今回はそんな世界で縄跳びギネス記録にチャレンジしている「Peter Nestler」氏を紹介したいと思います。

    11個のギネス記録を持った男

    Piter Nestlerさんは、これまで世界で最も縄跳びギネス記録を保有した人物です。

    Fused :: Jump Rope Masters :: Peter Nestler

    彼はこれまでに11個の記録保持者になったといいます。この内の何個かは既に記録更新されてしまったようですが、未だに新記録更新に意欲を燃やしていると言います。

    ちなみに彼が持っている記録はこんな感じです。

    Most Skips On A Unicycle In One Minute
    (1分間で一輪車で何回前とびが出来るか)
    →記録:237回

    Most Skips In 30 Seconds – One Foot
    (30秒間片足で何回前とびが跳べるか)
    →記録:132回

    Fastest 100 Meters While Hopping And Skipping
    (ケンケン跳び100m)
    →23.78秒

    (※)出典:Guinness World Records

    どれも不思議な緊張感と、記録達成への熱意が見えます。ちょっと日本人が挑戦している記録とは毛色が違いますが…。

    記録の作り方は様々

    こうして見ると、Piterさんの発案した種目が結構多いんですよね。ケンケン跳び100m走とか、よく思いついたなぁ…。

    もちろん競技種目で世界記録に挑戦し、世界新記録を生み出すのは素晴らしいことです。一方でiterさんのように、自ら課題を創造して記録に挑み続けるのも一つのやり方ではないでしょうか?

    誰がやるの!?というツッコミは承知のうえです。でもこれだけの記録を創造してチャレンジし、しかもギネス社に認めてもらった行動力と熱意は見習うところがあると思います。

  • アクロバットパフォーマンスの限界は何歳か?

    アクロバットパフォーマンスの限界は何歳か?

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    この仕事をしているとよく、引退について心配されます。

    やはり身体が資本の仕事ですからね。思うようなパフォーマンスができなくなれば、廃業する他にありません。

    たとえば、プロ野球選手は約 29 歳、プロサッカ ー選手は約 26 歳(上代ら,2013)と言われています。先日50歳で引退を発表した中日の山本昌選手は、もはやレジェントなんです。

    でも、シルクドソレイユで周囲を見渡すと少し感覚とズレているんですよ。うちのアーティストは35歳を超えている人が結構多くて、なかには50歳を超えている人もザラにいます。もちろんムーンサルトを平気で決めるレベルの現役バリバリです。

    そこで今回は、アクロバットの年齢による限界はどこにあるのか?と考えてみたいと思います。

    勝負の世界という辛さ

    まずプロスポーツとアクロバットの大きな違いは、勝敗があるかどうかです。

    試合で結果を出さなければ仕事が無くなります。どれほど若いころに活躍しても、年齢を重ねればいずれ競技力は衰えます。どれほど騒がれたスーパー高校球児でも、時の流れには勝てません。

    この点、アクロバットの場合は目に見える競争や勝敗が少ない。オーディションで選ばれる必要はありますが、ライバル同士で勝敗を付け続けることはないのです。

    また、一度習得した技術はスグには劣化しません。30代40代ならば世界トップレベルの技を維持できます。しかし勝負が避けられないプロスポーツでは、若手に体力や勢いで負けてしまう。この点、勝負ありきでないアクロバットは「技術の維持」ができれば仕事を得ることができるのです。

    原因は怪我、が圧倒的に多い

    一方で、アクロバットにとって怪我は死活問題です。他のスポーツ同様に怪我から復帰するこも可能ですが、アクロバットの怪我は一撃必殺が多いんですよ。中にはたった一度の怪我が原因で「再起不能」になる人もいます。つまり直接的に怪我が原因で引退を余儀なくされるケースが非常に多いのです。

    そして一歩間違えれば生死に関わる大怪我をすることも。5年間ステージに立っていて、ヒヤッとした瞬間は一度や二度ではありません。

    実は怪我そのものも厄介ですが、同じぐらい厄介なのが「メンタル」です。あれだけ宙返りやってるんだから、いつでもデキるってわけじゃないんですよ。

    一度でも失敗すれば恐怖心が生まれます。失敗で怪我したとばれば拍車をかけて怖くなります。この恐怖心を乗り越えるのが想像以上にシンドい。身体の怪我が治っているのに、メンタル的に克服できず引退を余儀なくされるケースも少なくありません。

    メンタル維持も課題

    失敗せずとも、アクロバットには緊張が付きまといます。むしろ適切に緊張しなければ失敗を招きます。また1000人を超える観客の前では、ただ立つだけでも手先が震え冷や汗が出てきます。

    こうした緊張を継続的に長期間続けるのは、結構なストレスになんですよね。いつも頭の片隅に「死ぬかもしれない」という恐怖を宿している。どれほど熟練のアーティストであろうと、この戦いから逃れることは出来ないのです。

    毎年、シルクドソレイユの契約更新には一定期間の猶予が与えられます。別にその場でサインをしても良いんですけど、継続の意志が固まっているアーティストでも、あえて猶予期間内はサインをしないんですよ。その理由は「踏ん切り」を付けるため。このサインをしてもう一年間、このステージで戦おう!という気持ちの整理をつける。それほどステージに立つ精神的な負担は大きいんです。

    まとめ

    http://www.flickr.com/photos/83394598@N00/264054626
    photo by dariuszka

    プロスポーツには「勝負」や「競争」がつきものです。ここで戦っているのは「ライバル」と「時間」。つまり外的要因によって引退を余儀なくされるのではないでしょうか。それは若手新星の登場だったり、ライバルとの競り負けだったり。

    アクロバットはむしろ「時間経過」が味方してくれます。舞台経験を積むほどに、表現力や演技力が磨かれていきますからね。体力や勢いで劣ったとしても、若手にはない強みを推すことができるようになるのです。

    一方、アクロバットが引退を余儀なくされるのは「メンタル枯渇」と「怪我」。つまり内的要因によって自ら引退へと進むケースが多いのです。

    ゆえに、アクロバットでステージに立てる時間は世間で思われているより長いのだと思います。50歳になっても縄跳びしてるつもりか!?が、メンタル維持と怪我の予防次第ではリアルに可能なのです。

    もしかすると「怪我との付き合い」「メンタル維持」が上手にできれば、アクロバットの限界年齢など存在しないのかもしれません。

  • 屋外で縄跳びをするとき、気を付けたい4つの注意点

    屋外で縄跳びをするとき、気を付けたい4つの注意点

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    縄跳びの特徴は「いつでも」「どこでも」「だれとでも」できること。公園などの屋外でも、ロープさえ持っていれば気軽にできるのは縄跳びの良いところです。

    小学校の体育でも、体育館でもグラウンドでもできるので重宝されています。突然ん土砂降りでグラウンドが使えない時など、縄跳びならちょっとしたスペースでもできますからね。

    ただ、屋外で縄跳びをする時はいくつか注意点があります。なかには怪我や命に関わるコトも。

    今回はそんな「屋外で縄跳びをする注意点」をまとめてみました。これからの季節、お子さんが屋外で縄跳びをするときの参考にしてください。

    1.小石がとぶ

    屋外には気付かない「小石」が落ちています。この小石を弾き飛ばすと、周囲の人の怪我の原因になるんです。

    縄跳びは想像以上にロープの速度が早いですよ。寒空の下でビシっとぶつけたことのある人なら、実感があると思います。この速度で小石を弾けば、結構な勢いて石が飛んでいきます。

    もしこれらの石が目に入ったら危険です。

    縄跳びをする時は、からなず周囲に人が居ないことを確認しましょう。またできれば、滑らかで小石の少ない地面で練習をするのをオススメします。

    2.ロープが摩耗して切れやすい

    屋外で練習するとすれば「コンクリート」「アスファルト」「土の地面」「芝生」のいずれかですよね。

    この中でも表面の粗い場所で練習を続けると、ロープの摩耗が早まってしまいます。とくにビニール製のロープは摩耗に弱い。これが悪化すると、一週間〜二週間でロープが切れてしまいます。

    「滑らかな地面」小石が飛ぶのを防ぐだけでなく、ロープの摩耗を防ぎ寿命を伸ばしてくれます。できるだけ練習の時は滑らかな場所を探しましょう。

    3.長時間は怪我の原因

    外で練習する場合、硬い床で練習する場合がほとんどですよね。

    こうしたアスファルトやコンクリートなどの硬い床は、足首・膝・腰への負担が大きいので注意が必要です。

    10分-20分程度の練習なら問題ありません。でもこれが、毎日3-4時間!!となると少し考えモノ。なかでも高いジャンプが必要な「二重跳び」や「三重跳び」をする人は要注意です。

    競技として本格的に縄跳びをする場合、平気で3-4時間の練習は必要ですよね。でもこうした負担の大きい技の練習は、できるだけ屋外では控えましょう。どうしても必要な場合は、体育館などの板張りの設備で練習してください。

    4.冬の隠れ脱水症状に注意!

    意外に思えますが、冬場こそ脱水症状が起こりやすいんです。

    冬の熱中症…?原因になる「かくれ脱水」の予防と対策 – エキサイトニュース(1/2)
    冬こそ気をつけて欲しい子供の脱水対策!|経口補水液OS-1(オーエスワン)|大塚製薬工場

    縄跳びは全身運動で体を温めるのに適した運動です。つまりその分汗をかきやすいんですよ。しかも始める前は寒いので上着を着て練習しますよね。この状態で縄跳びをすれば一気に体温が上がって汗をかきます。

    しかも寒さで水分補給を怠りがちになるため、身体の水分はドンドン失われていきます。

    冬場でも運動中の水分補給は大切です。とくに屋外で練習する時は、気付かないうちに脱水になる「かくれ脱水」が起こりやすい。体調管理には十分気をつけてください。

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/33828121@N00/3231557858
    photo by Anz-i

    いかがでしたか?

    自分も高校時代は毎日のように自宅裏の道で練習し、寒空の下半袖Tシャツで跳びまわっていました。どんなに寒くても、動いているうちは暖かいし楽しくて時間を忘れてしまうんです。

    冬休みから年末年始と、屋外で縄跳びの練習をする子どもたちを多く見かけます。

    もしあなたのお子様が屋外で縄跳びをする時は、ぜひ今回紹介したポイントを踏まえて「楽しく」練習を見守ってあげてください。

  • ディズニークルーズに乗船して感じた、過剰なディズニーファンと「モンスターピアレンツ」の共通点

    ディズニークルーズに乗船して感じた、過剰なディズニーファンと「モンスターピアレンツ」の共通点

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    オーランドに来てはじめて、ディズニークルーズに乗ってきました。




    ディズニーのキャラクターたちと一緒に夢と魔法のクルーズへ!

    バハマの海を3泊4日で回るクルーズの旅。「ディズニー」の演出とキャラクターとであふれた客船で過ごします。これだけ盛り沢山ディズニーなので、お客さんは殆どが家族連れやディズニーのファン。

    船の中ではパフォーマンスやキャラクター撮影会もやるんです。すると熱心なファンは一番前のいい場所を取るんですよね。さすがの気合の入りようで、大きなカメラを何個も構えて撮影したり、30分間の撮影会に何度も並んだり…。

    ふと「ディズニーって家族連れのため場所じゃないの?」という想いが頭をよぎりました。小さな子供連れが追いやられている印象を受けたからです。

    子どもをディズニーへ連れて行く親心

    ディズニーファンの人は熱心なので、ちょっと子どもと写真を取って欲しいぐらいの家族連れでは圧倒されてしまいます。時間管理や計画性では、熱心なファンには及びません。

    すると、子を持つ親としてはモドカシイ。自分がどうこうじゃなく、子どもがキャラクターと写真を取れない。またダンスパフォーマンスをしてる時も、最前列に大きなカメラを構えた大人が並んでしまうと、子供は見えないんです。

    もっと子どもに譲ってくれよ・・・と感じてしまうのが、親心なんですよね。

    ファンだって必死

    でも一方で、ファンの人達も真剣勝負なんだと思います。何十分も前からステージ前でスタンバって、撮影準備をしてます。

    順番を抜かしたワケでもルールを破ったわけでもありません。純粋に楽しみたい、熱心にディズニーに浸りたいという想いの行動なのだと思います。

    自分は、こうした考え方の背景は「子を持つ親心」と似ているのでは、と思うのです。

    子どもに熱心なのが親心

    親が熱心なのは「我が子」に対してなんですよね。だからこそディズニーファンに対して「子どもに譲ってほしい」という思いが生まれるんです。

    つまり上記は「ディズニーへの熱心さ」と「子どもへの熱心さ」の衝突と捉えることが出来ます。どちらも熱心なのはいいことですが、度を過ぎれば徐々に周囲が見えなくなります。

    せっかくの機会なんだから、お金を払っているんだから、子どもなんだから・・・。こうした理由で強引な行動へと加速すれば、周囲への迷惑にすら気付かなくなってしまう。

    こうした子どもへの過度な熱心さの行き着く先が「モンスターピアレンツ」ではないでしょうか。それは誰の心にも宿る「我が子を思う親心」が加速したモノなのです。

    おわりに

    f:id:shoichikasuo:20150925163317j:image:w400

    一つのことに熱中し、没頭できるのは素晴らしいコトです。しかしあなたが没頭する「大切」は、決してあなただけのモノじゃありません。

    ディズニーはみんなのディズニーです。我が子は社会から預かっている大切な次世代です。

    独占したい!という想いも理解できますが、たまには「熱心」から距離を置いてみましょう。握り締め過ぎて「大切なモノ」が潰れそうになっているかもしれません。

  • ハフィントンポスト「転載ブロガー」を1年続けて感じた、ブログ記事転載のメリットとデメリット

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    約1年前ハフィントンポストにブロガーとして参加させてもらっています。

    www.huffingtonpost.jp

    はてな界隈だと、いつもブログを読ませてもらっているid:Ichiroyaさん、知る人ぞ知るid:p_shirokumaさん、そしてメディアの輪郭で有名なd:kana-boonさんもブロガーとして参加されています。

    www.huffingtonpost.jp

    www.huffingtonpost.jp

    www.huffingtonpost.jp

    ハフィントンポストではブログを書いている以外も広く「ブロガー」として括っています。コラムニストやジャーナリスト的な立ち位置なんでしょうか。でも最近は「自前ブログ」を日々更新している人の記事が、あまり上がってこないなぁという印象です。

    そこで今回は、ハフィントンポストに1年間ブロガーとして参加した雑感をまとめてみました。

    測定装置になる

    ハフィントンポストは、各種スマホニュースアプリにも配信されています。それはもう圧倒的な流入なわけですよ。たとえばこのブログで「はてブ」が4しか付かなかったこの記事。

    あなたは大丈夫?何年やっても「基礎・基本」が身に付かない理由 – なわとび1本で何でもできるのだ

    でも、ハフィントンポストに転載された瞬間バズりました。123ブクマも付いてます。

    あなたは大丈夫? 何年やっても「基礎・基本」が身に付かない理由|粕尾将一

    元記事よりバズってるのは素直に喜べない部分もありますが、純粋に「記事の質」を測定する装置になるです。いい記事はちゃんと数字が付いてくる。逆にスベってる記事だと「50イイね」とかザラにあるんです。

    またソーシャルネットワーク上で拡散されれば、それだけ多くの意見をもらえるんです。もちろん中には厳しい意見もあります。でもこのブログだけでは届かない読者層まで記事が届くのは、素晴らしいと思うのです。

    転載されるか?自体も判断基準の一つ

    また、そもそもハフィントンポストに転載されるかも重要な判断基準です。一時期、ほとんど転載されない期間がありました。そこで「ハフィントンポスト向け」な記事を書く作戦を練ったのです。

    やはり編集者さんの目でキュレーションしているゆえに、独特のメディア色があります。これ分析して「どんな記事が求められてるのかな?」と攻略法を考える。

    好き勝手に書いているだけでは転載されません。たとえ表向きはそう見えたとして、実は相手が求める記事を書く。こうした記事でニーズに応えるトレーニングになるのです。

    収入目当てだとメリットは少ない?

    ハフィントンポストへの転載は無償です。また本家では、アマゾンアフィリエイトができるようですが日本の場合だとアフィリエイトは一切できません。

    このブログでも、意図せずAmazonアソシエイトURLの入った記事が転載されました。ただ転載された記事を見ると、ちゃんとURLを差替えしてます。たまーに見落としかな?というアフィリンクはありますが、原則的にハフィントンポストに転載しても現金の記事対価はもらえないのです。

    これは収益目的のブロガーだとメリットが薄いですよね。

    記事を無料で差出して、ハフィントンポストの記事としてアドセンス等の広告収入を全部持っていかれる。たとえばこの記事は転載先で1万イイねを超えてるので、結構なPVを稼いでるはず。ただどれだけ記事がバズっても、元記事のブログには一円入りません。

    ■参考記事:休憩時間は6分・・・もうこれ以上、学校と教師に「便利屋」を押付けてはいけない – なわとび1本で何でもできるのだ

    おわりに

    こんな感じで「ハフィントンポスト転載ブロガー」として雑感をまとめてみました。

    こう考えると、収益を目指すブロガーにとってはデメリットが多いかもしれません。記事別の検索順位も負けることがありますし。またBLOGOS転載をやめたら流入が一気に増えた!なんて情報もあります。

    ただこのブログは今後も末永くお付き合いさせて貰う予定です。記事の質の「測定装置」や「意見交換の場」として大手メディアの力を借りられるのは素晴らしいですからね。

    ちなみにハフィントンポストは自薦他薦でブロガーを募集してます。このページから応募できますので、興味のある人は門を叩いてみてください。

  • 【はてなブログカスタマイズ】トップページを「新着記事一覧」にする方法

    【はてなブログカスタマイズ】トップページを「新着記事一覧」にする方法

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    デスクトップのトップページデザインを変更しました。よく見る「最新記事」の一覧方式です。

    f:id:shoichikasuo:20151010105726j:plain

    これははてなブログに来てからずーっと悩んできました。いつも「続きを読む」を入れるのも良いんですが、記事数が増えてくると管理が大変。変えよう!と思った時に一括変換できないので躊躇していました。

    んでもって今回思いついたのが「記事にぶち込みCSS」「未来投稿」「忍者レコメンド」の三つを使った方法です。

    忍者レコメンドで最新記事表示

    最新記事一覧は、忍者レコメンドを使って表示しています。

    まずは忍者ツールズのページにアクセスして、「忍者レコメンド」を追加します。

    f:id:shoichikasuo:20151010111323j:plain

    次にブログのURLを入力して、データを取得。

    f:id:shoichikasuo:20151010111320j:plain

    データが習得されたら、一番上の「トップページ」を非表示にします。

    f:id:shoichikasuo:20151010111316j:plain

    あとは自由にデザインを変えて完成!!

    f:id:shoichikasuo:20151010111312j:plain

    ほかにWordPressでよくみる「横羅列」や、「はてブ数」「いいね数」「RT数」でのソートもできます。

    f:id:shoichikasuo:20151010113308j:plain

    「新着一覧」だけじゃなくオススメ記事も一緒にトップページ載せる、なんてカスタマイズも出来そうです。

    CSSでトップを整形

    次に、記事内に強引にスタイルシートを入れて不要な部分を削除しました。これで「記事タイトル周辺」を「ページャ」を消しています。また念のため個別記事に到達したユーザー向けに、「記事フッター」も同時に非表示にしています。

    あとページャを非表示にしたので、もっと過去記事を読むリンクとしてアーカイブページに飛ぶように設定しました。

    <<記事の一番上にコピペ>>
    <style type=text/css>
    .entry-header{display:none;}
    .pager{display:none;}
    .entry-footer-section{display:none;}
    .customized-footer{display:none;}
    .social-buttons{display:none;}
    </style>
    <<ページャを表示したい場所にコピペ>>
    <a herf="/archive" style="position:absolute;right:2em;">>>過去記事</a>

    またデフォルトのスマホ用表示を使っていると、はじめから最新記事が出てますよね。そこでブログトップの記事が表示されないように、「ヘッダー」→「タイトル下」にCSSを挿入します。

    f:id:shoichikasuo:20151011044906j:image:w300f:id:shoichikasuo:20151011044908j:image:w300
    f:id:shoichikasuo:20151011045505j:image:w300f:id:shoichikasuo:20151011045507j:image:w300

    <<以下挿入>>
    <style type="text/css">
    .entry-list-anchor-block:first-child{display:none;}
    </style>

    未来記事投稿に設定

    最後はトップにする記事を「未来投稿」で公開します。こうすると新しい記事を更新しても、常にブログのトップに出てくれます。

    「編集オプション」→「投稿日時」を選び、未来時間を設定します。

    f:id:shoichikasuo:20151010105612j:plainf:id:shoichikasuo:20151010105610j:plain

    おわりに

    いま購読しているブログは一日に複数の記事を上げるところが多いんですよ。

    トップページをブックマークして、適当に読みたい記事を開いていく。でも一日に複数の記事を公開しても、トップページで見えないとスルーしてしまうんです。RSSリーダーを使わず流入した人にとっては、同じ状況だと思うのです。

    本音を言えば、はてな側の公式設定でできたらベストなんですけどね。回り道でありますが、こんな方法を試してみました。

    みなさまの参考になれば幸いです。

    (※)1.SEO的にどうなんだ?というのは分からないので、自己判断でお願いします。
    (※)2.他のテンプレートでも利用できますが、表示が崩れる可能性があります。

  • 男子新体操は、縄跳び界にとって「黒船来航」である。

    男子新体操は、縄跳び界にとって「黒船来航」である。

    こんにちはー。
    縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

    先日アクロバットに関する注意喚起の記事を書きました。

    ■参考記事:世界的なダブルダッチ・縄跳びにおける、極端なアクロバット偏重を止めたい – なわとび1本で何でもできるのだ

    ここでは「1.危険性」「2.パフォーマンス性の低下」について触れました。硬い床でやる無茶なアクロバットは命を危険にさらし、また双方中途半端な演技を観客は見抜きます。

    さらにもう一つ。タイムリーにこんな動画を見つけました。

    この動画を見て、あなたはどのような印象を持ちますか?

    自分は近い将来、縄跳び界は男子新体操と競合する日が来ると思うのです。

    男子新体操のロープ種目

    男子新体操には個人種目に「ロープ」があります。

    「個人競技」・・・スティック、リング、ロープ、クラブの4手具を用いり演技を行う。
    手具の特性を生かした巧みな手具操作や転回形の組み合わせた構成。
    演技時間は1分15秒~1分30秒

    出典:男子新体操

    ちなみにロープの演技はこんな感じです。

    もはや縄跳び界のアクロバットと比べ物になりません。今後アクロバットへ傾斜していけば、ここと競合することになるんです。

    身体捌き、音感覚、ラインの美しさ…

    男子新体操の強みはハイレベルなアクロバットだけじゃありません。

    この他にも「身体裁き」や「ラインの美しさ」さらには「音への感覚」がケタ違い。日本選手は比較的音に敏感ですが、世界的に見て「音ハメ」で演技を創れる選手は数えるほど。

    加えて体操ベースの美しいラインとしなやかな身体捌き。これらは高いエナジーを発揮し観客の注目を集めます。ここに集団演技のシンクロが加わったら、もはや「多少アクロバットが出来る程度の縄跳び」に勝ち目はありません。

    ■参考記事:男子新体操はなぜシルクドソレイユから注目されたか? – なわとび1本で何でもできるのだ

    縄跳びxアクロバットは自縄自縛の伝統回帰

    縄跳びはサーカスで古くから行われている伝統演目です。回っているロープの中でアクロバットをする。シルクドソレイユでいえばドラリオンのSkipping Ropesがこのスタイルです。

    ■関連記事:シルクドソレイユの縄跳びアクト変遷を分析して、次に「求められる人材」を考えてみた – なわとび1本で何でもできるのだ

    こう考えると、今のアクロバット偏重の流れは大きな括りで「伝統回帰」してると言えます。

    では伝統的な縄跳びxアクロバットの演目を演じていたのは誰か。それはアクロバットがベースの人です。ここに縄跳びの専門家は必要ありません。

    つまり縄跳びのxアクロバットへ歩みを進めていけば、ある程度のところで縄跳びの専門家(=自分達自身)は締め出されてしまうのです。

    この点、男子新体操は揺るぎません。彼らのベースはあくまで体操です。アクロバットが求められる伝統的な縄跳び演目において、むしろ彼らは一層求められる人材になるのです。

    もっと縄跳びの強みを考える必要がある

    では縄跳びが「男子新体操」に立ち向かうには、どうすればいいでしょうか。

    たとえば縄跳びの強みといえば「いつでも」「どこでも」「だれとでも」です。硬い床でも屋外でもできます。一方の男子新体操は「跳ねる床」が必要です。体操競技の床で使われてるやつですね。

    ただ跳ねる床がなくても、身体捌き・ラインの美しさ・音への感覚は変わりません。しかも近年の技術の進歩により、持ち運びできる「跳ねる床」が誕生しました。すでにシルクドソレイユのMichael Jacksonのショーで使っています。こうなると「場所を選ばない」というだけでは、あまり差別化ができそうにありません。

    やはり、そこは「ロープ技術」だと思うのです。縄跳びはロープが上手でナンボ、ではないでしょうか。男子新体操のようなアクロバットは簡単に真似できません。でも、我々のような縄裁きだって簡単には真似できません。

    また縄跳び独特の盛り上がる「動きのフレーズ」があります。たとえば「トラベラー」なんかは圧倒的に観客ウケが良い。これらは縄跳びでなければ生み出せない盛り上がりなのです。

    おわりに

    http://www.flickr.com/photos/46861107@N00/283190407
    photo by flattop341

    今回は「男子新体操」「縄跳び」を二項対立的に取り上げました。しかし双方がお互いの強みを持ち寄れば、ここには新たな化学反応が生まれることでしょう。既に縄跳び会で鉄板ネタの「リリース」や「ロン宙跳び」も、元をたどると男子新体操の動きを参考にしています。

    ちなみに、今回はあえてダブルダッチを問題提起から外しました。なぜならJapanese Styleのダブルダッチは「ストリートダンスxダブルダッチ」」という別の流れに進んでいるからです。こちらが男子新体操と競合することは無いでしょう。

    問題なのはJapanese Style以外のダブルダッチ・縄跳びです。単縄です。

    縄跳びの競技内だけで競うなら良いです。しかし広くパフォーマンスの世界に目を向けるなら、今後どちらへ舵を切るかが重要になると思います。