なわとびパフォーマーの仕事論

天才と狂人は紙一重。だからこそ、才能を売ってくれる人が必要。

こんにちはー。縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

これまでも各ジャンルの突拍子もないトップの人と交流してきました。縄跳びはもちろん、ダブルダッチ、BMX、ブログ、そしてサーカス。

どの分野の人も、聞けば誰もが驚くような実績や成績を残しています。

こんな彼ら、正直世間とは感覚がズレています。クレイジーなんです。ときに彼らは世間と衝突することもあるでしょう。いい意味でクレイジーな人達には、一癖も二癖もあるあるんです。

しかしズレが有るからといって生み出す価値を見えないモノにするのは、社会として大きな損失。

そう、トップに君臨するクレイジーな彼らには、交通整理をしてくれる存在が必要なんです。

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才能がある人間=売り上手ではない

人には向き不向きがあります。各ジャンルでトップにいるクレイジーな人々は、そのジャンルで驚くほど才能を発揮したに違いありません。

ですが一つのジャンルで才能を発揮したからといって、他のジャンルで同じとは限らないんです。

才能を世間に上手に提案できるのも立派な才能です。そう、優れた才能を持っている人が、自身を世間一般に引っ張り出せるかは別問題なんです。

人に知られて、初めて存在する

悲しいことに、どれほど優れた才能も人に知られなければ人々の間に存在できません。ですがせっかく優れた才能があるのに、存在しないも同然になるのはモッタイないですよね。

いまはインターネットが発達したとはいえ、逆に膨大過ぎる情報に埋もれてしまうリスクがある。

上手に発信する能力や技術がなければ、たとえインターネットの力を持ってしても埋没は免れないのです。

世の中にはこの能力に長けている人がいます。例外的に突発的に注目されるケースもありますが、計画的かつ戦略的に売り出す事がデキる人がいるんです。

さらにこうした人々は、いい仕事をする人や新たな才能を探しているモノです。

才能があれば売れる!という幻想

才能があると自覚すると、不思議と何もせず誰かに注目される!という錯覚に陥ります。残念ながらそれは錯覚です。人に知ってもらって初めて注目されるのです。

世間に出たいと思うなら、あなたを売ってくれる人を見つけましょう。

才能を磨き続け、かつ世間に売り出すのは実は効率が悪い。磨くべきは与えられたモノ。縄跳びの才能があるなら縄跳びの才能を磨けばいい。より良いものを生み出し続ければ、あなたを売り出してくれる誰かもやりやすくなるんです。

おわりに

世間に出るのは容易なことじゃありません。手軽にネットで世に出れると思うのは大間違い。手軽ゆえにライバルが多いことを忘れてはいけません。

たしかに誰にでも見れる設定にはできます。ですが人が見に来るかは別問題。

クレイジーと思えるほどの才能がある人こそ、誰か他の人とタッグを組んでみる。そのほうが効率的に才能の価値を世の中に提案できると思うのです。