なわとびパフォーマーの仕事論

プロ意識とは押し付けるモノじゃない。個々が内側に秘めておくモノ。

こんにちは!縄跳びパフォーマーのまっちゃん(@macchan8130)です。

さまざまな職種にプロと呼ばれる人達がいますよね。たとえば自分はパフォーマーとして報酬をもらっているのでプロパフォーマーです。

このプロという言葉は責任と同時に信用を生み出すのですが・・・ちょっと気を付けたい事もあるのです。

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プロ意識の根源はどこか?

By: Janine

プロ意識には大きく二つの種類があると考えています。

一つ目は自身の仕事に責任を持つことの意識。当事者意識とも言い換えることが出来ますね。

仕事には成果が求められます。対価を貰うわけですからね。しっかりと成果を出して返す。もし成果が出せなければ逃げずに責任を持つ。ここまで含めて自身がこの仕事をやってる!という自覚が、プロ意識の根源だと思うのです。

もう一つは「相手に期待するプロ意識」です。

仕事をお願いするからには一定の成果を出して欲しい。対価を支払ってお仕事としてお願いしてるわけですからね。くわえて「納期を守る」「外部に秘密を漏らさない」といったあたりも期待されるプロ意識に含まれてきます。

「プロなんだから!」の押し付け

自身がプロとして意識を持つのはいいでしょう。プロとしての仕事を期待するのもOK。でも、「プロなんだから!」と押し付け始めるとマズイと思うのです。

  • プロなんだからこのぐらいやってよ、
  • プロなんだからもっとやってよ、
  • お金払ってるんだから、当然でしょ?

こうして要求が加速していくと、プロであれば無茶な要求でも答えるべき!という危険な発想になりかねないんです。

引き受ける側にも意地があるので「プロなんだから!」「仕事だから!!」と必死に応えてしまう。無理な要求にも応えてくれるのは素晴らしく聞こえますよね。

でも善意で頑張ってるつもりが、反対に相手の要求をエスカレートさせてしまう。すると、次からは無理な要求を飲まざるを得なくなってしまうんです。

対価をしっかりと交渉して良い

依頼する側はつい「仕事なんだから頑張ってくれよ」と考えてしまいます。

しかし誰しも限界はありますよね。できること、できないことが必ずある。だからこそ仕事を受ける側も「コレは出来ません」と跳ね返す勇気も必要だと思うのです。

サービスで頑張ってしまえば、次からはサービスが前提になってしまいます。だったら「この分(サービス)をご希望の場合、別途で対価を頂きます」と交渉しても良いのではないでしょうか?

反対に顧客としてプロに仕事をお願いするときに「プロなんだから!」を押し付けてはいけない。もし期待した成果が出なければ、次にお願いしなければ良いこと。

きちんと成果が出てるのにサービス要求をエスカレートさせるのは、ただの搾取です。

ピリッとした緊張感を持ち続けたい

自らがプロとして仕事をするだけじゃなく、周囲のプロに仕事をお願いする機会も増えてきました。

信頼してるからこそ仕事をお願いしていますが、そこは友人というフィルターを取っ払って考えたい。互いになぁなぁで妥協してしまえばクオリティが担保できません。引いては、縄のまっちゃん自身の仕事の結果に跳ね返ってくるんです。

だからこそピリッとした緊張感をお互いに持ち続けて仕事をしたい。

発注してるから「上」とかお金をもらってるから「下」とかじゃなく、お互いに対等の目線で一緒に仕事をしていきたいですね。