なわとびパフォーマーの仕事論

人は「人」を見て学ぶ。有名先生より「尊敬できる身近な師匠」を見つけるのが上達の近道。

こんにちはー。 縄跳びパフォーマーの粕尾将一(@macchan8130)です。

自分はずーっと「クラウン」のトレーニングと勉強をしていました。

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ラヌーバのオリジナルメンバーである「Balto」。彼にお願いし、素人ながらクラウンへの挑戦をしてきました。ところがBaltoが引退してから、メッキリとクラウンのトレーニングをしなくなってしまいました。

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今でもクラウンには興味あります。もっと学びたい。

ディレクターに相談したら「いまのクラウンに相談してみ」と言われました。なるほど、たしかに今のクラウンも素晴らしい才能だしノウハウもありそうだ。

でも、、、不思議と彼らから学びたいという気持ちが沸かないんです。

Baltoを見てクラウンに興味を持った

ラヌーバを初めて見たのはDVDでした。

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この時にBaltoのクラウンを見て衝撃を受けたんです。この人、おもしれーーー!!!って。実際のショーを観た時の感動は今でも忘れません。

クラウニングに興味が湧いたのはこの時だったんです。いつか自分もBaltoみたいな笑いを取れる人になりたいという憧れから入りました。

こうした想いを持っていたからこそ、Baltoに教えてもらうのが嬉しくて仕方なかった。もう何時間でも話をしていたい。未だにBaltoに貰ったコメントや映像は大切に保管してあるほどです。

Baltoに学ばないと意味が無かった

2年前にBaltoはラヌーバを引退していきました。引き継ぎで新しいクラウンがショーに来ました。

彼らの才能も技術も素晴らしいのは分かるんです。でも「師匠にしたい!」と思えるほどの衝撃はありませんでした。なのでディレクターからアドバイスを貰ったものの、結局新しいクラウンには教えを請えことはしませんでした。

おそらくBaltoに教えてもらいたかったのは、Baltoだったからなんですよね。「クラウニング」という名前のついた技術だけでなく、彼の持つ人間性やオーラ、その全てを吸収したかったんです。

なので、たとえ同じ「クラウニング」で素晴らしい技術を持った人が居ても、同じ感情を呼び起こすことが出来なかったのだと思います。

これは縄跳びも同じでした。

NAWA-NAWAの「SADAさん」「NORIさん」という師匠に出会っていなければ、ここまでのめり込む事もなかった。それは彼らの持つ「何か」に魅了されたからこそ。その表現の方法が偶然にも「縄跳び」だったに過ぎなかったのだと思います。

有名先生より尊敬できる師匠を見つける

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photo by Philippe Put

有名先生や著名なコーチ教えるのが、あなたにとっての上達の近道とは限りません。なぜなら「技術・知識」といった一部分だけで選んでるのですから。

実際に会ってみて、演技なり講義なりに触れてみましょう。世間の評価とあなたの評価が一致する必要はありません。あなたの中で「この人だ!!!」と尊敬できる人から学ぶのです。

人は人を見て学びます。表向きはその人が持っている技術や知識を得たいと感じ入るかもしれません。

でも実際には「人間性」「オーラ」など、言葉で表しきれない全てひっくるめて学ぶモノなんです。